カテゴリ:ほ ん( 91 )

『カサンドラ症候群ー身近な人がアスペルガーだったら』を読み始める

友人が紹介してくれた本
『カサンドラ症候群ー身近な人がアスペルガーだったら』が届いた。
さっそく、お風呂に入る時持って入って読んでみた。
まだ40ページほどだけど「それはないでしょ」という感じはしない。

以前読んだ
『アスペルガーのパートナーがいる女性が知っておくべき22の心得』は酷かった。
何でもかんでも女性が我慢して対応しろみたいな感じで、
読んでいて腹が立って仕方なかった。
ちぎって捨てようかと思ったけど、ちぎれなかったのでまだ本棚にある。
今見たらアマゾンの納品書が挟んであった。2014年11月15日とあった。
4年前か。
もうそんなになるのか。
GサンのことをASDらしいと知って一番混乱していた時だな。

あれからだいぶ腹もくくったし覚悟して対応して来たので私の心持ちも違って来てる。

今、『アスペルガーのパートナーがいる女性が知っておくべき22の心得』の
裏表紙に書いてある紹介文を読んで、また腹が立った(笑)、
読んで腹が立つなら読むなよ、だよね。曰く……
アスペルガーの男性は、私たちが社会性という名のもとに犠牲にしてきた自由な精神を無垢なままもっています。本書は、その魅力と特質に気づいた女性への応援歌です。淑徳大学総合福祉学部心理学科准教授 黒田美保
そうか、アスピー(という言い方を本書ではしていた)の男性によって傷つけられた女性に向けて書かれているわけじゃないんだ。
どうすれば傷つけられすに済むか、ということでもなかったんだ。

さて、『カサンドラ症候群ー身近な人がアスペルガーだったら』は、
女性についてどうせよと書いてあるのかな。
これから読む。


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by hidaneko | 2018-11-13 18:47 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

かこさとしさんの訃報に接し「だるまちゃん」や「からだの本」など

大型連休が終わって、平日運転が始動。
朝からホームセンターへ行ったり図書館へ行ったり、カルチャーへ行ったり、
帰りにスーパーへ寄ったり、疲れて帰ってきて、パソコンの前へ。
メールチェックして、ツイッターをのぞいたら、
トレンドで「絵本作家」「だるまちゃん」「てんぐちゃん」などの文字。
加古里子(かこさとし)さんの訃報だった。
92歳とか。つい最近も新刊が出たばかり、と思っていたけれど。

ご冥福をお祈りします。

うちは、かこさとしさんとのご縁は、「だるまちゃん」シリーズより、
童心社の「からだの本」シリーズだった。
「むしばミュータンスのぼうけん」や「あかしろあおいち」
「ほねはおれます くだけます」「すってはいてよいくうき」など
子供達の知育絵本として活用したものだ。
あと「からすのパンやさん」なんかも、はまってたな。

読み聞かせをするようになって、「だるまちゃん」シリーズに出会い
なんとなく、古臭いけど、温かみのある絵とストーリーが
子どもたちに喜ばれるのを知ったけれど、
うちのサークルの中で、このシリーズをとてもうまく読む人がいるので、
わたし自身、読み聞かせで取り上げたことは、あまりない、かな。


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by hidaneko | 2018-05-07 18:20 | ほ ん | Trackback | Comments(2)

今日は何もしなかった。本を読んでいた(『舟を編む』と『かがみの孤城』について)

今日はほとんど何もしなかった日。

雨降りだし、昨日の反動か、今日はゴロゴロ過ごしていた。
今週はモグがようやくハウスに行くようになり、昼は私一人。
Gサンは、どこかへふらりと出かけて行った。

読みかけの三浦しをん『舟を編む』を読む。
映画は見ていたけれど、原作は、なんか、読む機会がなかった。
読み始めると面白い。
昨日、読み始めて、今日読了。単行本で259ページ。

実は、もう一冊、読みかけのがあるんだ。
本屋大賞を受賞した辻村深月『かがみの孤城』を友達が貸してくれた。
だけど、これが読み進めない。読めない。
「ハリーポッターみたいに、読みやすいから」と友に言われたのだが。
文章が、私に合わない。赤ペンを持ちたくなる。脳内で推敲するから、前に進まない。

主人公は、中学一年生の女子。
不登校で家にいるうち、鏡の奥の城(異空間)へ行くようになる。
そこで、やはり不登校の6名と出会い、物語が進むのだろうけど
先日読み始め、90ページほど読んだところで頓挫してる。単行本で554ページ。

私は、絵本も児童文学もYAも読むし、ファンタジーも読む。
中学生が主人公だからって、話に入れないということはない。
不登校だって共感できるものは共感する。岩瀬成子の物などすごいと思う。
ナルニアだってアリスだって好きだから、タンスや鏡の奥に異空間があっても、
上手く描かれていたら違和感なく話に入り込める。

だが、この本は読みにくい。
主人公の学年やファンタジー設定で読めないのではなさそうだ。
物語が進まないのだ。
古の昔の武士の侍が馬から落ちて落馬して女の婦人に笑われて…みたいな文章。

後ろの作者紹介を読んで『ツナグ』を書いた人だったと知った。
(私って、人の名前や本の名前を覚えないやつ)
『ツナグ』も、樹木希林に惹かれて映画を見て(樹木希林の衣装はよかった)
設定に物足りなさ(安易?)を感じ、映画化されるときに変えられたのか、
原作ではどうなっているのだろうと
図書館から借りてみたけど、読めなくて、途中で返してしまっていたっけ。

『かがみの孤城』本屋大賞。
本屋が薦める本。売りたい本。広く大衆に売れるような本。
こういう冗漫なのが今時の文章なのかなあ。
私は、読んでいて、イメージが膨らまないのだ。

一方、三浦しをんは、すいすい読めた。イメージが膨らむ。文にユーモアもある
最近、三浦しをんを読んでいるきっかっけは、直木賞。
図書館で直木賞作家の作品のコーナーができていて、
たまたま手に取った『神去なあなあ日常』が面白かった。
続いて借りた『神去なあなあ夜話』も面白かった。
『まほろ駅前番外地』を読み、『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ。
(読む順序が逆だったけどね)
そして『舟を編む』を読んだというわけ(これも本屋大賞だったね)。

『かがみの孤城』、どうしようかなあ。
もう少し読めば面白くなるかなあ。

そういえば……
三浦しをんの前に読んだ佐藤多佳子の『シロガラス』も一冊で読むのをやめた。
4巻まで出ていて、あら5巻も出たのかな。
ネットで見かけて、佐藤多佳子のなら面白いだろうと、
続刊が4巻も出てるのだから面白いのだろうと、
図書館にあった4冊をまとめて借りてきた。
こちらも、描写がとても丁寧だった。しつこいくらいに。
(さすが「いにしえの昔の武士の侍が…」はなかったけど)
こういう、不必要とも思えるくらい丁寧な描写が、今時の文体なのかなあ。
そこまで丁寧に書かなくては読者に伝わらない、読者が読めないのかなあ。

ちょっと、考えてしまっている。

もう一冊、読みかけで面白いのが
『雲を愛する技術』荒木健太郎。分類[451-あ]
雲の種類やでき方、雲の中で何が起きているかなど、
写真や図版も多くて、興味深く読んでる。
これも図書館で借りてきたけど、手元に置く本かな。

追記
もう一人、いま注目してるのが、戸森しるこ。
児童文学で、LGBTについて、取り上げている。さりげなく、自然に。
『ぼくたちのリアル』
『十一月のマーブル』
『理科準備室のヴィーナス』
『レインボールームのエマ』など。

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by hidaneko | 2018-05-03 23:18 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

読書週間も一山超えて

秋の読書週間も今日までらしい。
この期間、10月〜11月にかけて、
わたしが所属してるボランティアグループには
小学校や保育園から絵本の読み聞かせ出前の依頼が来る。
どこも「全クラスに入って欲しい」という依頼。

保育園なら、
2歳児(未満児)、3歳児(年少)、4歳児(年中)、5歳児(年長)の、4クラスへ。
各クラス1名か2名で、読み聞かせや手遊び、ストーリーテリング。

小学校なら、各学年と、特別支援学級へも。
小規模校だと、1学年2クラス、全校で12コマ、
マンモス校になると、1学年6クラス、それが6年生まであるから、36コマ。
1クラス2名のボラで3コマずつ、数名が何日間かお伺いする。
いつ、誰が、どこへ行くのか、組割のスケジュールを立てる係りの方のご苦労!

この秋、
わたしは、保育園2つ(どちらも4歳児クラス)と
小学校2校へ2日ずつお伺いした。
1年生、2年生、3年生、4年生、5年生、特別支援学級。
お客様の年齢に合わせて、それぞれプログラムを立てる。
また過去にその学校でどんな絵本が読まれたかも考慮しなくては。
1年生なら問題ないけれど、2年生だと、去年は1年生でどんな絵本だったか、
3年生なら、去年、一昨年、1年生、2年生でどんな絵本を読んでもらってたか、
しらべて、その年齢にふさわしい絵本を選んで持って行く。

会のメンバーに現役の小学校の司書もいるので、チェックが入る。
私たちが立ててプログラムを見て、
「この学年にこの絵本は幼すぎる。もっと聞き応えのある絵本を」とか、
「この絵本はどれも同じボリュームだから聞いてて疲れる。順番も変えたほうが良いのでは?」
など言われたら、別の絵本に差し替えるよう考え直したり。

もう、脳内ごちゃごちゃになる。
それも、図書館から絵本を借りて行くから、貸出期間に返却できるかとか
結構忙しいことになる(笑)

楽しいけどね。
子供達の反応が素直で、引き込まれて聞いてくれるのは嬉しい。

その学校2校が終わって、ホッとしてる。
あとは、月末の特別支援学校の1コマと、保育園の1コマ(これは来月)。

うちの会の評判はいいんだ。
選書にも力も入れてるし、読み方も練習していく。
前に、ある年、忙しくてお断りした学校が、別の会に頼んで、
次の年には「やっぱり、こちらの会でお願いします」という依頼もあった。

秋の読書週間の怒涛の季節が終わると、静かに冬がやってくる。




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by hidaneko | 2017-11-17 10:59 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

「つばさものがたり」を読んだ。

珍しく、本当に珍しく、Gサンが図書館から借りていた本を
「これ、ギリギリ面白い。参考になるかも……」
と、手渡して(じゃない、机の上に置いておいて)くれた。
彼は図書館に日参してるけど、本を紹介してくれたのは、初めてじゃないかな?

つばさものがたり

雫井 脩介/小学館

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ふつうに面白かったけど、大事な部分で設定ミスがあって、嘘っぽくなってしまった。
ネタバレになるので、あとは「 More 」で。

Gサンには「設定にミスがあって乗れなかった」とは言わないで
「面白かったです」と伝えて、ありがとうと言って返したけど。

代わりに、友達に借りて読んで面白かった「黒幕のゲルニカ」原田マハを貸してあげた。


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by hidaneko | 2017-05-15 20:07 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

絵本の出前

絵本の読み聞かせボラ。今日は学童保育へ。
お客さまは、新入学の1年生30名あまり。

鼻炎の薬を飲んで行ったのに、読んでいるうち鼻水がたらり。
子供に指摘されて、はずかしぃ~。
洟は止まらず代わりに喉がひりついて読みにくいったらなかったわ。
鼻炎薬のばかばか!

だけど・・・
去年度、3回ほど絵本の出前に行った保育園に通っていた子もいて
「あ、前に、⚪︎⚪︎保育園に来たよね」などと言われると嬉しい。

 読んだ絵本は・・・
1、ふしぎなナイフ
2、こすずめのぼうけん
3、だいどころにもはるがきた
4、とん、ことり
5、くんちゃんのはじめてのがっこう




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by hidaneko | 2017-04-11 21:29 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

読書三昧

一昨日から本を読んでて、2冊読み上げた。

昨日は『桜風堂ものがたり』村山早紀(PHP研究所) 読了。
>万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。
>しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが...。
>田舎町の書店の心温まる奇跡。
…と、ネットの紹介にあったけど。
村山早紀って、児童文学から出た人で、文体がたるいというか、
全体の作りも甘めでイマイチ、わたしのお口にあわない。
でも、本の流通の話など内輪のことが書いてあって、その辺は面白いかな?

口直しみたいに読んだのが、こちら。
『暗幕のゲルニカ』原田マハ(新潮社) これが面白かった。
友達から借りた本で、帯がケバい。
>2017年本屋大賞ノミネート!
>「ダ・ヴィンチ」プラチナ本
>第9回R・40本屋さん大賞……などなど、黄色い地に黒と赤で。

「本屋大賞」は知ってるけど「R・40本屋さん大賞」って知らないから
ググったら「「中高年向けの歯ごたえのある良書」だとさ。
なるほど、作品が厚い感じで面白かった。

初出が、小説新潮2013年7月号〜2015年8月号 ということで
月刊誌の連載だから、ストーリーの繰り返しの部分もあるけれど、そう気にならなかった。

ゲルニカの空爆に対し怒ったピカソが描いた「ゲルニカ」。
作者が繰り返し言っているのが(登場人物に言わせてるのが)
「ピカソが、私たちが戦っている敵は……「戦争」そのものなんだ。
 私たちの戦いは、この世界から戦争という名の暴力が、悪の連鎖がなくなる日まで続くんだよ」



More:なぜそんなに本が読めたのか
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by hidaneko | 2017-04-09 21:18 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

本について語りだしたら止まらない会

表題、正しいかどうか、ちとおぼつかないが。
友達の家に異世代異業種の本好きが10人ほど集まって
飲む人は飲み、飲まない人や車の人はノンアルコールで
夕方の4時過ぎから、延々、夜の10時半過ぎまで。
本について、語り合う会。
もう十数年つづいていると聞いたけれど、わたしは去年につづいて2回目の参加。

はじめ、この会のことを聞いた時、
「本について、そんなに話すことあるの?(キモい)」と思ったけど、あるんですね。
時の経つのを忘れていました。

楽しかった〜!
自分、最近はあまり本を読んでないから気後れしてたんだけど
行って良かった。


普段、本についてやその他もろもろのこと、自分の意見や考えをいう機会がない。
もちろん、話題は本が中心だけど、その周辺のこと
本に書かれていることのほかにも話題が広がり、
社会のことや、介護や、終末や、絵について、ジェンダーやマイノリティなどについて
聞いた。聞いた。聞いた。話した。聞いた。

初めてあう方もいた、というか半数は初対面の方。
ほんとに、年代も40歳代から70歳代まで。
職業もさまざま。
それぞれが、この1年で読んだ本の中から印象的だった本3冊について
ブックトークのように話す。
それについての、質疑応答(笑)

飲むほどに、酔うほどに、また素面のままで(自分も車で行ったので素面)
4時に来て7時に帰る人、
7時過ぎに来る人、
8時過ぎに来る人、
9時過ぎに帰る人、
まだまだ居残って話す人・・・

自由な空気、おいしいご馳走、豊かな話題。
ある人が言っていたけど、まさに「夢のようなひと時」でした。

ちなみに・・・わたしが持って行った本は
・髙田郁の本。
・深谷かほるの「夜廻り猫」。
・文鳥文庫の本。

「かおる」つながりをマクラに
同じ時代小説でも昭和と平成では視点が違う、ということ
ツイッターで始まった漫画が単行本になったこと、重版決定のこと
電子書籍ではない「紙の本」の形(装丁など)について話してきました。

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by hidaneko | 2017-04-02 00:11 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

「走れメロス」を音読してみる。文鳥文庫。

少し前に、知人から「文鳥文庫」なるものを頂戴した。
「閉じてないんですよ、この本」という言葉とともに。

外側は、厚紙の文庫本サイズの函のよう。
開いていくと、薄い袋が8枚入っていた。
作品のタイトルと著者名を記してある。

袋から中身を取り出すと……
蛇腹折りの紙に印刷された作品がでてくる。
蛇腹折りってお経の本みたいなの。屏風だたみとも言うけど。

ん? 説明がわかりにくい? どんなのか見たい方は
こちら 「文鳥文庫」 のサイトを見てね。写真が出てます。

函に入っていた8冊は
「走れメロス」……太宰治
「注文の多い料理店」……宮沢賢治
「白」……芥川龍之介
「変な音」……夏目漱石
「堕落論」……坂口安吾
「檸檬」……梶井基次郎
「手袋を買いに」……新美南吉
「高瀬舟」……森鴎外

どれも有名な作品。文学史で習うようなの。
だけど、恥ずかしながら、わたし、読んだことのない作品がある。
坂口安吾の「堕落論」。
はい「お噂はかねがね…」なんだけど読んだことがない。安吾にがて。
あと、芥川の「白」と、漱石の「変な音」も記憶がない。
どっちも好きで、短編もかなり読んだはずなのに思い出せない。
(いま面白かったのは、片方が苗字で、片方が名前で略したこと。
龍之介、夏目、とは言いにくいなあ)

まあ、それはあとで読もう。

今日は「走れメロス」を読んだ。それも声に出して朗読してみた。
な〜に、パソコンのバックアップを待つ時間に、なんですけどね。

この作品は教科書にも載っていて、
「神々も照覧あれ!」とかギャグとして使うくらいだけど、
声に出して改めて読んでみて、文体の癖に気がつく。
「、」が多いのだ。だから音読しやすい。
ふつう、大人のための読み物にはこんなに「、」は打たないね、
童話には、分かち書きの代わりに「、」を多用することもあるけど。

それと、繰り返しの強調。
文の緩急の妙。

そして、読みながら思ったのが
太宰は「人を信じること」をどう捉えていたのだろうか、と。
自分自身が人を信じることができなくて、信じたいと思いながら書いてたのだろうか。
ああ、太宰について、高校生の頃はハマっていたけど、
そう深くも知らないうちに「卒業の魅力」とか言っちゃって離れてた。
それ以来だもんな。もう少し知りたくなった。

それにしても……
声に出して読むって、面白い。
童話や絵本の読み聞かせはしてるけど、朗読はしないから。
今日は、バックアップを待ちながら、
思いがけず、深いところまでスッと入った…というか
落ちこんだ? 嵌まった? 気がした。気持ち良かった。

残りの作品も、おいおい音読してみよう。


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by hidaneko | 2017-03-28 21:51 | ほ ん | Trackback | Comments(0)

遠藤周作『沈黙』から考えたこと

友達が「用事で長崎に行くから遠藤周作の『沈黙』を読み直してる」と言った。
一方、私は中島みゆきの劇場版を見に行ったとき
映画の『沈黙』の予告編を見て興味を持ってた。

友達に触発され、図書館で予約した。
順番が来て、借りて小説を読み始めたけど
拷問のシーンとか辛くて、読むのがしんどい。
半分、読んだ所で……昨日、映画を観てきた。
ほんとに私が読んだのは半分くらいだったけど
映画では丁寧に描かれている感じがした。
だから、「やっぱり小説を読み通そう。重いけど」と思った。

じつは、以前も『沈黙』を読みかけて挫折した。
今回はちゃんと読み通そう。
私は特に信仰を持ってないけど家には仏壇もあるし神棚もある。
宗教というより、行事として、お盆や正月の初詣などを行ってる。
常日頃は「神も仏もあるものか」と思うけど、
人為を超えた力があるのは感じてる。自然の力とか。
本を読みながら、気がつくと信仰について考えている。機会

映画を見ながら、ぼうっと考えていたこと…。
『沈黙』に出てくる信者たちは神を信じ、支えられてる。
私は何に支えられているか…? 
ぽっと「平和」とか「自由」という単語が浮かんだ。
…それがなくなるのは辛いな、と思った。

「生まれたときから、平和と自由はあったな」と、
戦争をしらない子供だったわたしは思う。
あるのが当たり前だから、なくなるのは嫌だ、と思う。
近頃「平和」を希求したり「自由」を謳おうとすると
偏っている、と言われたりする。「パヨク」などと言われたりする。
(「パヨク=左翼=日本共産党支持者」の意。ネットでの差別用語)

「平和」って単語は、たしか、明治時代にできたと聞いた覚えがある。
「Peace」の訳語として、漢語の「和平」から作られた…と。
それまで、日本には「平安」とか「安寧(あんねい)」という単語はあったけど
「平和」はなかったのだ。

映画『沈黙ーサイレンス』を観たとき、予告編で
『未来を花束にして』の予告編が流れた。
100年前のロンドンで、女性の参政権のために戦った女たちの話。
この映画も観てみたい。
(邦題だと恋愛映画みたい。原題は「Suffragette」婦人参政権運動家)

今日の書き込みは、話があっちこっちへ飛んでるけど……まとめると
信仰をもたない私を支えてくれているのは、平和と自由。
でも、それらは、天然自然にあったものではなく、
私たちの先輩たちが苦労して手に入れてきたもの。
いま、それらが脅かされようとしてるように見える時代。
守っていかなくてはならない、と思うの。





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by hidaneko | 2017-01-28 18:42 | ほ ん | Trackback | Comments(0)