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3.11 あれから7年

昨日は東日本大震災からまる7年目だった。
テレビでも特集が組まれ、ニュースでも過去の映像が流されていた。
朝、少し見たけど、津浪の被害の映像など、見てて辛く
ほぼ1日、テレビは見なかった。

原発さえなければ、と強く思った。
確かに地震やそれに伴う津浪や火災などで大きな被害が出たけれど
原発さえなければ、故郷を捨てなればならないとか、なかったはず。
まだ仮設住宅にいる方々が大勢いらっしゃるという。
新潟にも福島から避難してきている方々がいらっしゃる。
まえに、新聞で、7年経ち住宅の補助が切られる、という記事を見た。
まだ、ぜんぜん復興していないのに。

「被ばく牛と生きる」という映画が、市民映画館に来てる。
原発事故で飼い主が避難した後、牛たちは餓死した。
あるいは原発で被ばくした牛はほとんどが殺処分にされた。
売り物にもできず経済動物としての意味がないから、とか。
命あるものを殺すに忍びない、牛飼いが飼い続けている。
「牛を殺さないとくことは、故郷をまもるということ…」

被ばく牛と生きる」見に行きたいと思う。

福島の原発で「死んだ人は一人もいない」といった政治家は誰だったか。
「原発さえなければ」といって自死した方がいらっしゃった。
故郷を奪われ、仕事も奪われ、家族バラバラになったり……
伝統も心もめちゃめちゃにされて……
ほんとに、原発さえなければ、と思う。原発さえなければ。

そして、東京オリンピック。
「フクシマはアンダーコントロール」だなんて
安倍晋三が世界に向けて大ウソついて、賄賂使って誘致した五輪。
そのために復興がどれだけ遅れたか。
あそこで、五輪誘致が決まったところで世間の関心が切り替わった。
ニュースは前ほどフクシマを報道しなくなった。
「震災からの復興のために五輪を」何て嘘。
東京オリンピックのために、人も建築資材も集まり、高騰し、
復興の足取りはぐっと遅くなった。
浮かれているのは東京だけ。地方は恩恵に浴さない。

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by hidaneko | 2018-03-12 06:22 | うきよ | Trackback | Comments(0)

家の前を黄色いランプが回転しながら通って行った。除雪車だった。ありがとう。

『トビー・ロルネス』全4巻読了。
訳者/伏見操氏のあとがきに
「木を地球に置きかえたら、トビーの世界はわたしたちの世界とぴったり重なる」
とあったけど、私はこの世界を今の日本と重ね合わせて読んでいた。
木を破壊する破壊行為、地球の破壊、日本の破壊、同じこと。
木の皮を削る、破壊する。
土壌を削る、原爆を持つ、破壊に導く、
(放射性元素を持つものは、その持っている性格のため、
埋もれているそれを採掘す時に労働者を殺す、
運ぶ途中で、原爆を作る過程で、原発を作る過程で実験をして、人を殺す、
さらに完成された原爆によって多くの市井の人々を殺傷し、
平和利用と言われた、というか言いたぶらかした発電分野でも、毒を垂れ流し、
さては、地球の小さな身震いで現発は破壊され、さらに何年も
何年も多くの毒を流し、人を苦しめヒトを病いに犯しつつ、
それでいて、まだ収集もつかない。つかないどころか、収集のめども立っていない。

まじっすか?

が「木」は生きる力を宿してた、希望持っていい?

友達に「茶色の朝」を紹介してもらってからもう15年も経つのか。
あの頃だって、軍靴の音が聞こえてきてると危機感を持っていた。
最近はさらに、すぐ背後に軍靴の音が迫ってきてる。
子供の頃「なぜ大人は先の大戦を止めようとしなかったの?」と思ってた。
今、私に何ができるのか。何をすべきか。

だれが報道を牛耳っているのだろう。
視聴者の好奇心? まさか。相撲界に興味のある人ばかりじゃないでしょ。
NHK一社だけならまだわかる(分かりたくもないけど)、
だけどこうも軒を並べて、報道管制か報道規制か。
放送局だけでなく新聞社も信用ならんし、広告代理店D社の影にだれがいるんですか〜?
新聞社も放送局も、所詮はCMで運営されているのだからね。
一企業が大金の札バラで頬をひっぱたいてきたら、所詮、左を右に向くやつら。
(内のバーサン、そういう奴を嫌っていたわ。「内股膏薬(うちまたこうやく)』と言ってね。
内股に貼った膏薬は、歩くたびに右にふっついたり、左にふっついたり。信用ならん。


澤田愛子 @aiko33151709
報ステ。最近見ないが他の方のツイートで後藤氏がいいことを言っていたので、若干の期待で見た。が、最初は貴乃花親方のインタビュー。今日テレ朝は夜の7時からずっと貴乃花。唖然を通リこし絶望。台湾で大きな地震があったり、国会の改憲論議や株価等、真っ先に報じねばならぬものが多数…

D社の後ろにアレがいるとも思えない。アレの後ろにD社がいるんじゃないの? その後ろにいるのは、だれ? Nナンタラ会議? その後ろにいるのは?その辺のことは、ただの一介の市井のおばさんには分からないけど、この国このまま行ってはヤバイことだけはわかる。歴史に疎い私だけど、わかる。

友達に「茶色の朝」を紹介してもらってからもう15年も経つのか。あの頃だって、軍靴の音が聞こえてきてると危機感を持っていた。最近はさらに、すぐ背後に軍靴の音が迫ってきてる。子供の頃「なぜ大人は先の大戦を止めようとしなかったの?」と思ってた。今、私に何ができるのか。何をすべきか。
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楽しいことを考えよう。せめて眠りにつく前に。世の中、ひどいことばかりだから、せめて、穏やかな眠りのあるように。はるか愛しい人々に 悩みのない寝息がありますように。

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by hidaneko | 2018-02-08 00:26 | うきよ | Trackback | Comments(0)

大阪寝屋川の事件:あれこれ、まとまりなく思うこと

去年の暮れに報道された、寝屋川の事件。精神疾患のある娘を自宅に幽閉し、結果、衰弱死させた事件について。
同じ障害を持つ子の親として、人ごとではない、つらい事件だった。

詳細が報道されるにつれ、なお悔しさが湧いてくる。
書けば長くなりそうで、他ではつぶやいたりしてたけど、ここでは書けなかった。

今日、女友達と初プールに行って、その後ランチした時、仕事先での「困ったちゃん」の愚痴を聞いたり、お正月の家族の様子を話し合ったりしていて、この事件の話題も出た。彼女もお身内に障害者がおられた。

・・・・・・・以下引用・・・・・・・
朝日新聞 DIGITAL (2017年12月28日04時04分)より
「警察に行かなあかん」次女が両親説得 長女遺棄事件
大阪府寝屋川市の自宅で衰弱死した柿元愛里さん(33)の遺体が遺棄された事件で、会社員の父親泰孝容疑者(55)=死体遺棄容疑で逮捕=と母親の由加里容疑者(53)=同=が「次女に相談し、説得されて自首した」と話していることが、捜査関係者への取材でわかった。
2畳に簡易トイレ、会話はスピーカー越し 寝屋川監禁死
「周囲に知られたくなかった」プレハブ監禁死で両親供述
 府警によると、両容疑者は18日朝、自宅内に造ったプレハブの部屋の中で、監禁していた長女の愛里さんが死亡しているのを発見したが、そのまま遺体を放置した疑いがもたれている。両容疑者は、家を離れて現在は別の場所に住む次女に愛里さんが死亡した状況について説明。「警察に行かなあかん」と説得されたことから、23日に寝屋川署に自首したという。
 捜査関係者らによると、一家は1995年、次女を含む4人でこの家に引っ越してきた。愛里さんは地元の小学校に通っていたが、6年の頃に精神疾患の診断を受けた。中学校にはほとんど通っていなかった。両容疑者は府警に対し、愛里さんが暴れるため、16、17歳の頃からプレハブに閉じ込めるようになったと説明。次女はこの後に転居しているという。
 府警は27日、両容疑者の自宅の現場検証をした。
・・・・・・・引用ここまで・・・・・・・
リンクを辿っていくと、小学6年生頃から発症したらしい。
プレハブに閉じ込めた時期、16〜7 年前って、モグが病名を告げられた時期と重なる。
その頃の精神医療は、いまとかなり違っていたと思う。ってか、違っていてよ。今は進んでいてよと思う。
うちの場合、病名だけを投げつけるように言われた。だからどうなのか、家族としてとう対応していったらいいのか、何もなかった。治療方針についても、疑問を投げかけると「僕の治療法が嫌ならどこへでも行ってください、紹介状を書きますから」これ、大学付属病院でも言われたし、精神科の専門病院でも、まったく同じことを言われた。男医と女医の違いはあったが、まったく同じことを言われた。今から10年ほど前のこと。

もし、寝屋川のご両親も同じような対応を受けたとして、そして世間の目を恐れて隠すしかなかったり、陽性症状が強く出て、手に負えなかったとしたら……。
陽性症状って、幻覚、幻聴や幻視などが強く出て本人も混乱するんだ。暴力的になることもある)

医者からのフォローもなく、どこへ相談したらいいかもわからず、夫婦で抱え込んでしまったら。隠すしかないと思うのも仕方ないかも。
「あの気持ちわかるわ。わたしだってしていたかもしれない」と友が言った。

わたしの場合は、病気のことが分からないから調べまくった。何かことがあった時、ジッとしていられないタチなんだ。心が落ち着かず、深く静かに騒ぎまくってしまう。(自分が手根管症候群になったときもそうだったし、Gサンが発達障害でないか、と言われたときもそうだった、調べまくった)
ネットで調べ、引用されていたり紹介されている本があれば図書館で借りて読んだ。テレビでそれ関係の番組があれば録画して、Gサンにも見てと言ったけれど、彼は見なかった。本を進めても読まなかった。そして「俺はわからん」と言った。わたしだって分からない。分からないなりに手探りで調べていたのに……。

世間の目、これには私もつらい思いをした。世間の目、だけでなく家庭内でもGサンになかなか理解されなくて。
今日の友達ではない別の友達、子供が小さい頃から知っている人に、ぽろりと漏らしたら「そんな(精神科の)病院に行ってたら嫁の貰い手がなくなるわよ」と言われた。こっちは嫁入り先どころでなく、今の娘の辛さを軽減することに心を痛めていたのだが。信頼していた友だけに、ようやく立っているところを、後ろから膝カックンされた気分だった。

それにしても……と、やっぱり思ってしまう。
なぜ、ちゃんと治療を受けさせてあげなかったのだろう、と。陽性症状も薬である程度抑えていくことができる。
家で看られなかったら、入院という手もあるじゃないか。費用が心配というなら申請すれば自立支援立もうけられ、医療費の上限もある。(色々と問題のある自立支援法ではなるけどね)
それらを使えば、こんな悲劇も起こらなかったと思う。せめて、もう少し、ましになっていたと思う。

夫婦で抱え込んでしまって、誰にも相談せずに、世間に知られるのを恐れ、暴れる娘を押さえつけようとして……憶測だけれど……そのうちご両親も精神を病んでいったのでは、と思う。

なぜそう思うのか? 親が全て子を愛すると言うわけでもないのは知っている。昨今の子殺しなどを見ても(いや、昨今でなくても古くからあったことだけど)。もし今回の事件の親に、障害を持つ子に対しての愛がなければ、十数年も面倒は見なかったと思う。あの親たちのやり方は、まったく間違っているし、子の人権なども考えてもいないのも腹立たしいが…。

たまたま、我が家は、あれから良い開業医に巡り会うことができ、陽性時期を乗り越え、陰性症状もありながら、いまは小康状態。勤めは無理。以前は派遣に行ったりしていたが、2ヶ月もすると体調を崩し挫折。体調を崩し苦しむことになる……それを何度も繰り返し、わかってからは、もう無理はさせていない。生きているだけで丸儲け。

下のMore に引用したけど、発症前は、この事件の女性も、うちの子も、普通の子だったのよ。明るくて、思いやりのある、よく周囲に気のつく子だった。(モグは小学校5、6年のときは、早めに登校して教室の先生の机を拭いたり、花の水を取り替えたりしてた。誰に言われたのでもなくても、自分からすすんで)
誰が悪かったわけでもない。。空から降ってきたように、障害が落っこちてきたのだ。本人だってなりたくてなっているわけじゃない。原因は、脆弱性とかストレスとか性格とか色々(こちら)。よく遺伝すると言われるけれど、なりやすさ(脆弱性)が遺伝するだけで、病気自体が遺伝するわけじゃない。

ほんとに、もっと理解され、今回のような悲劇が二度とないようにと祈ります。
愛里さんの無念さを思うと、胸が痛い。ご冥福をお祈りします。


More:朝日新聞 DIGITAL より
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by hidaneko | 2018-01-05 20:01 | うきよ | Trackback | Comments(2)

世界一のクリスマスツリーはどうなったのだろう・その後

前に書いた拙ブログの「世界一のクリスマスツリーはどうなったのだろう
あの、色々と意見が分かれた、というか、企画に否定的な意見が多かったツリー
f0016892_19285222.jpg
(↑イベントのイメージ画像 
↓実際の写真、運搬時に下枝を切られ無残な姿)
f0016892_19300924.jpg
イベントが終わったら、枝を切り取られ、棒杭のような姿に……
ツイッターに写真がアップされていました。

・・・・・ここから引用・・・・・・・・
「植樹」された「半殺しの生木」の最後。勝手に「落ちこぼれの木」にされたヒノキアスナロは「世界一」になることもなく、イベント終了当日の深夜に、オーナメントが取られ、枝や幹を切られ、材木になって運ばれていきました。この木が残して行ったものは、何だろう。
#世界一のクリスマスツリー

・・・・・引用ここまで・・・・・・・・

ただ単に「世界一のクリスマスツリーを目指します」といえば
問題がなかったものを、鎮魂だの、「輝け命の木」だのと装飾をくっつけるから。

嘘に嘘を重ね、自分たちを正当化しようとしてたけど……
送り出した氷見の方々の、セレモニーの様子、今日見つけた。
「動く巨木に歓声あがる!感動の「あすなろの木」旅立ちセレモニー
〜めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト〜 ( こちら

このセレモニーでは歌が歌われた。

・・・・・ここから引用・・・・・・・・

そらゆめ応援団
「めざせ!世界一のクリスマスツリー」オリジナル応援歌

「夢をのせて」
作詞:澤武幸栄
作曲:澤武幸栄・砂山弘之

ぼくらの町から お船に乗って
神戸の町へと お嫁にいっちゃうよ
青い空 白い雲 そよぐ風 きらきら太陽が
お話してる 元気でね また会う日まで

神戸の町では お船が着くのを
ワクワクしながら 港がまっている
大きな 大きな あすなろの木 氷見のみんなの
夢と希望を のせてさあ行こう

青い空 白い雲 そよぐ風 きらきら太陽が
お話してる 元気でね あすなろの木

・・・・・引用ここまで・・・・・・・・

わたしが見たセレモニーの様子では、幼稚園児が歌ってた。
「元気でね また会う日まで」と。
イベントの説明で「植樹」という語句も使われていたように、
氷見では、神戸で生き続けると思われていたのだ、
企画したひとたちは、思わせていたのだ。嘘ついて。



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by hidaneko | 2017-12-29 17:49 | うきよ | Trackback | Comments(0)

世界一のクリスマスツリーはどうなったのだろう

今日はクリスマスイブ。
曹洞宗の檀家としては特に何もしない。(ちょっとしたかな)

先月から話題になっていた、神戸の世界一のクリスマスツリー。
もう話題的にも沈静化した感じもするけれど、やっぱり気になって。
書き出したら、とても長くなったので、More にした。


More:時間と興味のある方は、こちらからどうぞ
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by hidaneko | 2017-12-24 16:47 | うきよ | Trackback | Comments(0)

はじめてのJアラート

Jアラートについて、書いたけど、
送ろうとしたらエラーで消えた。
突っ込みどころ万点の今回の警報。

また書くの面倒だなあ。

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by hidaneko | 2017-08-29 23:03 | うきよ | Trackback | Comments(0)

ありえんだろ、暴挙だ

共謀罪成立。
ろくに審議も深まらないまま、強硬すぎる。
国民を無視して・・・と思うけど、
それでもまだ支持する人がいるのが理解できない。

こんな田舎のおばあさんが やきもきしてても仕方ないんだけど、
ああ、腹が立つ。

安倍になってから特に、日本という国、変な方へ曲がってきてる。
ガラガラと崩壊の音が聞こえるようだ。

あたしゃ、市井の一般市民、政治には無関係で、のほほんと暮らしていたい、
けど、政治って、日常生活に密接にかかわっているんだな、と。
ごまめの歯ぎしり、蟷螂の斧、ミミズの地団駄。

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by hidaneko | 2017-06-15 08:09 | うきよ | Trackback | Comments(0)

「共謀罪」強行採決?

たまたま時間が空いたので、
NHKテレビつけたら、油の使い分けとかいって
試食して「おいしい〜」とか言ってたけど、
国会中継はしないのか。

今日明日、6月14、15日あたりに強行採決というニュースも。
委員会採決を省略って・・・絶句。

これまでも、文化人やクリエーター、弁護士会なども反対を表明していたけれど、
宗教者も「「共謀罪」に反対する関西宗教者」として声明文を揚げていた。
仏教、キリスト教の別なく、宗派も関係なく、多くの団体が賛同してた。


・・・・・・・・・

 私たちは、今国会で審議されている「組織犯罪処罰法改正案」(以下、「「共謀罪」法案」)に対して深い憂慮を抱き、その成立に反対します。
 この法案は、具体的な犯罪行為の前段階で取り締まる法案となっており、日本の刑法が拠って立っている原理である「行為原理」に反する法案であるとの指摘がなされています。また、「共謀罪」を取り締まるためには市民の日常的な会話や行動が監視対象となり、それによって市民生活が萎縮し、自由、ことに集会や思想信条の自由が制限されることが危惧されています。さらに、告発による罪の軽減も含まれているために、市民同士がお互いを監視し、告発し合う、「警察社会」の出現やえん罪の増加すら、引き起こしかねないと思われます。
 「共謀罪」法案の持つ問題については、国連人権委員会の任命した特別報告者も懸念を表明し、日本政府に対して説明を求めています。
 「共謀罪」法案が成立すれば、すべての宗教団体がその監視対象となることが危惧されます。政府の当初の説明では、対象は「組織的犯罪集団」のみが適用の対象となるとしてきましたが、その定義は曖昧であり、「普通の団体」も「その性格が一変すれば」対象となる事がありうると国会答弁で答えています。
 また、犯罪の構成要件も非常にあいまいであり、各宗教団体が行う、祈り、礼拝などの、日常的な宗教行為まで、「共謀罪」、準備行為とみなされる可能性があります。政府は、犯罪の構成要件は犯罪の具体的計画を立て、合意をし、その「準備行為」を行うことであると説明しています。しかし、その合意は集会に参加したり、SNS・メーリングリスト等でその合意が行われたグループに参加したりしているだけでも成立することがありうると指摘できます。つまり、日常的に行われる各宗教団体の集会における法話や説教で語られたことも、信者の集まりで話合われたことも、果ては、信者同士の何気ない会話も「共謀」とみなされる可能性があることは否定できません。
 歴史を振り返れば、「治安維持法」も「言論文章の自由」を最大限尊重すると答弁されていたにもかかわらず、多くの宗教団体が国家権力によって、監視され、自由な宗教活動は制限されました。私たちは、自らの宗教者としての信条に基づき、戦争や「国体」に反対し、それゆえ、「治安維持法」により逮捕され、拷問すら受けた宗教者のあったことを想い起こします。その一方、宗教団体が組織として、国家による弾圧を恐れて、自らの教説を曲げてまで「聖戦完遂」のために協力した歴史もあったことを認識しています。私たちが「共謀罪」法案に反対するのは、このような歴史に対する反省の上に立っています。

 国会審議の過程では、オウム真理教による事件が、テロ組織に変貌した宗教団体による事件の例として言及されました。彼らのような犯罪を企てることは決してありませんが、私たちが所属するそれぞれの宗教の教説には、理想的な社会の実現を信じ、そのために力を尽くすことが含まれています。「治安維持法」下では、これが「国体」を否定し、転覆させようとしたと見なされました。今回の「共謀罪」法案でも、今現在の社会を、民主的な手段で、あるいは、教育や福祉という方法で、よりよいものに変革しようとするグループすら「組織的犯罪集団」と見なされかねない危険があることが指摘されています。社会をよりよくしようとするすべての人々と手をたずさえて協力し合うことは、自らの教説に基づいており、また、これまで宗教が担ってきた社会における役割の一つであることを、私たちは認識し、これからもその役割を果たすものでありたいとの願いも、「共謀罪」法案反対の理由です。
 以上のようなことに鑑み、私たちは、良心の自由、思想信条の自由、集会の自由、表現の自由を守っていくため、この「共謀罪」法案に強く反対します。
​2017年 6月 9日  



More:<共謀罪>今夜成立図る 委員会採決省略、与党が提案
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by hidaneko | 2017-06-14 15:20 | うきよ | Trackback | Comments(0)

自分メモ「共謀罪ってなに?」

共謀罪
衆議院を通過しちゃいましたが、まだ諦めてはダメ。
ということで、再度、共謀罪について、説明してるサイト。
こちら、「April.10.2017」の記事ですがわかりやすい。



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by hidaneko | 2017-05-29 05:45 | うきよ | Trackback | Comments(0)

NHKニュース:「テロ等準備罪」新設法案 衆院通過めぐる攻防山場に

もう、NHKは公共放送じゃなくて、御用放送(大本営発表)だと思うけど。
昨夜、国会前には、共謀罪反対のひとが1万人が押し寄せたという。こういうことは報道しないのね。

「テロ等準備罪」新設法案 衆院通過めぐる攻防山場に
5月20日 4時25分
「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案は、19日、衆議院法務委員会で、野党側が抗議する中採決が行われ、与党と日本維新の会の賛成多数で修正のうえ、可決されました。与党側は、来週23日に衆議院を通過させたいとしているのに対し、野党側は、「採決は無効だ」と反発を強めていて、法案の衆議院通過をめぐる与野党の攻防は山場を迎えます。
「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する法案は19日、衆議院法務委員会で、民進党や共産党などが委員長を取り囲んで抗議する中、採決が行われ、自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で、「テロ等準備罪」の取り調べの際の録音や録画の在り方を検討することなどを盛り込む修正を行ったうえで可決されました。
自民党の竹下国会対策委員長は、「国民の安心安全を高めるために必要な法案なので、参議院でも粛々と審議して、今の国会で可決・成立させてもらわなければならない」と述べ、今の国会で成立を図る考えを重ねて示しました。
自民・公明両党は、来週23日に衆議院本会議を開いて採決を行い、衆議院を通過させたうえで、参議院での審議を急ぎたい考えです。
これに対し、民進党や共産党など野党4党は、「法務委員会での採決は無効だ」として、大島衆議院議長に、法案を衆議院本会議で採決せず、委員会に差し戻すよう申し入れるなど、反発を強めています。
民進党の山井国会対策委員長は、「自由な民主主義社会を根底から崩しかねないような法案が、審議が不十分なまま、採決されたことは断じて認めることはできない」と述べるなど、野党側は、法案を廃案に追い込みたい考えで、法案の衆議院通過をめぐる与野党の攻防は山場を迎えます。
賛成の弁護士「テロなど確実に防ぐことできる」
元検事の高井康行弁護士は、組織犯罪の捜査に携わった経験などから、今回の法案に賛成しています。高井弁護士は、今の法律では人を殺そうとして凶器を持って待ち伏せするような直前の段階でなければ取り締まれないと指摘し、新たな法律が必要だとしています。高井弁護士は、「被害が発生するよりもかなり前の段階で取り締まることができるようになれば、テロなどの発生を確実に防ぐことができる。捜査の対象は限定されているので、一般人が勘違いされて知らないうちに巻き込まれることは考える必要がない」と話しています。
反対の弁護士「歴史は繰り返す」
太平洋戦争中の言論弾圧事件、「横浜事件」の遺族の弁護団長を務めている森川文人弁護士は、今回の法案に反対しています。森川弁護士は、弾圧に使われた治安維持法は、当時の帝国議会の審議で「罪のない人まで処罰しない」と説明されていたことを挙げ、今回も同じような危険性があるとしています。森川弁護士は、「かつての治安維持法のように拡大して解釈され、政府の政策に反対する思想や運動を取締まるための道具になることを非常に懸念している。私たちに関わる問題として『歴史は繰り返す』と声を上げ、廃案にしなければならない」と話しています。


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by hidaneko | 2017-05-20 04:42 | うきよ | Trackback | Comments(0)