2007年 01月 19日 ( 1 )

感覚

カーラジオを聞きながら運転していて、
ふと、きのうの朝ドラマの一シーンを思い出した。

長女が反戦フォークを歌いたくて、
友人の兄からもらってきた古いギターで練習するシーン。
階下で花瓶に花をいけていた、いしだあゆみ扮する秘書さんが、
花瓶を取り落とし、耳を押させてうずくまっていた。
「もうしあげませんでしたが、わたくし、絶対音感が・・・」

そうか。
耳のいい人は、ひどい音楽を聴くと、のたうち回るのか。
わたしは、ほどほどの普通でよかった。
悪い音でひどく苦しむことが無い。
あれ? 
これって、良い音楽を楽しむ喜びも無いということ?

そうか。
これって、味や香りにもいえるよね。
味に敏感なだけ、おいしい物を食べる喜びも知っている。
でも、変なものにでっくわすと、箸を置いて、逃げ出したくなる。
香り、においに関してもそう。敏感すぎて時に顰蹙を買う。

でも、
やっぱり、喜びは深く楽しめた方がいいよね。
コーラスに参加して歌っている友や、指揮をしている友のことを
ふと、思い浮かべた。
きっと、彼女たち、わたしなんかより、ずっとふかく音楽を楽しんでいるんだろうな。
もうちょっと、よい耳を持って生まれたら良かったな。
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by hidaneko | 2007-01-19 23:13 | くらし | Trackback | Comments(0)