絵本の読み聞かせをやっているグループの
来月のプログラム係にあたっている。
26日の例会に、選書して順番を決めて持っていかなくちゃ。
毎月1回、公民館を会場におこなう、絵本を楽しむ会。
どなたがお客様においでになるか分からない。
最近は、小さな、一〜二歳の方がママと来ることが多いから
小さな子どもにも楽しめる絵本を選ぶようにしているのだけれど。
今回は、三人のメンバーで約30分の予定。
お話を語る人から
「グリムの『こびととくつや』こぐま社のを語ります」
別な、絵本を読む人から
「『くんちゃんのだいりょこう』か『100まんびきのねこ』、『はらぺこあおむし』のうち二冊」
と、連絡をもらっている。
そこへ、わたしが二冊くらい選んでプログラムをつくるのだけれど・・・・
・他が外国のお話ばかりなので、日本のを入れたい。
・同じ会場で12月20日にクリスマス特集をするので、
わたしが当番の12月13日の会はクリスマス抜きで初冬のイメージで。
・小さな子にも楽しめる、あまり長くないもの。
以上の条件を頭に、あれこれ本棚を眺めたり、図書館で調べたり・・・
むずかしなあ〜。冬っぽいところでお風呂をいれてみるかな。
「わにわにのおふろ(山口マオ)」か「そらはだかんぼう(五味太郎)」?
ことばあそびや、詩もいいなあ・・・・
で、仮に組んでみたのが以下。
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A案
1/めのまどあけろ・・・・・・約5分
2/(話)こびととくつや・・・約7分
3/はらぺこあおむし・・・・・約5分
4/ガオ(田島征三)・・・・・約5分
5/くんちゃんのだいりょこう・・・約7分
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さきほど、一緒にやるメンバー(御局さま)に電話で相談したら
これが、蹴られた。うーん。
御局さま「『めのまどあけろ』は、小さい子にはむりよ」
ひだねこ「でも、〇歳児のブックスタートにもはいっている絵本ですけど?」
局「でも入れるとしても、はじめはだめ。長いお話の間に息抜きに入れたらいいわ。
『はらぺこあおむし』の後にいれたら?
それでも長いから、この絵本は、いつもとばして数ヶ所しか読まないわ」
ひ「全部読んでも、5分くらいですけど?」
局「それでも小さい子には長い。
だいたい冒頭に詩が来るのは変。わたしはいつも中ほどに息抜きにいれるわ」
ひ「それって、小さい子相手の場合ですか。大きな子でも、そうですか?」
局「大きな子でもそうよ。詩がはじめに来るのは変。『ガオ』はわたし知らないし」
うーん。「はらぺこあおむし」と「くんちゃん…」の間ではなんか座りが悪いなあ。
「めのまどあけろ」は、一日の流れになっているから、できたら省略しないで全部読みたい。
「ガオ」にこだわるつもりはないけれど、割に短いし、小さい子にも楽しめるのでは?
でも、御局さまと言い合うほど、いまのわたしは元気の余力がない。
できたら、トラブルはさけたい。
(読みたい本は、別のメンバーと組のときにしよう)と内心、おもいつつ
「じゃあ、もういちど、本を選んで考え直してみますね」と、電話を切ったのだが。
今日、図書館で別な本を借りてきてもいた。
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B案
1/いるいる だあれ
2/(話)こびととくつや
3/はらぺこあおむし
4/ガオ
5/くんちゃんのだいりょこう
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1は、岩合光昭の動物の写真絵本(福音館書店)
シルエットで「だあれ」と問いかけ、次の見開きで順光の写真で実物がわかるしくみ。
4は、季節的に「てぶくろ」でもいいけど、外国の昔話で2と重複するので、やめにした。
でも、4も木の実をならべて絵にしているので、写真と重複するかなあ。物語だからいいかな。
お知恵拝借。おちえはいしゃく。
絵本にくわしいひと、なんかいい本ないですか。
季節的で、でもクリスマスじゃなく
できたら科学絵本みたいなので、小さい子にもわかるもの。
あるいは、日本の作家・画家さんの絵本で、5,6分のもの。
ないですか〜。
いるいるだあれ
岩合 日出子 / / 福音館書店
ISBN : 4834023036
ガオ (こどものとも傑作集)
田島 征三 / / 福音館書店
ISBN : 4834020347