秋の読書週間がらみで、わたしの所属する絵本を楽しむ会へ
市内の小学校から、絵本とお話の出前の依頼。
全校クラス(各学年3〜4クラス)に絵本とお話をとどけるというもの。
前日程は、わたしは参加しなかったけれど10月31日に1年、3年、6年へ。
今日は総勢8名で、2名ずつ組んで、それぞれ3クラスを担当。
約30分のプログラムは、それぞれのコンビで相談して決めたもの。
Mさんとわたしの行った教室と、絵本のプログラム・メモ
(*=ひだまりねこ。他はMさん)
1)四年生の教室
・導入の手遊び「てはふたつ」(まどみちお)
・(お話)「なら梨とり」(『おはなしのろうそくー6』より)
・『ウラパンオコサ』*
・『ひぐまのあき』*
・『ロージーのおさんぽ』
・『じごくのそうべい』
2)2年生の教室
・導入の手遊び「てはふたつ」(まどみちお)
・『ティッチ』*
・(お話)「なら梨とり」(『おはなしのろうそくー6』より)
・『だってだってのおばあさん』*
・『かおみえるかな』
・『ひぐまのあき』
3)五年生の教室
・導入の手遊び「てはふたつ」(まどみちお)
・(お話)「なら梨とり」(『おはなしのろうそくー6』より)
・『これはおひさま』*
・『子リスのアール』
・『なにのあしあとかな』
・『鳥の島』*
4年生は、のりがいい。お話でもしっかり聞いてて反応抜群。
『ウラパンオコサ』は大合唱になった。
『ひぐまのあき』の夕焼けのシーンには「きれい〜」とか、ラストにもため息。
『じごくのそうべい』には、それぞれのシーンで笑いころげてた。
2年生はかわいい。反応が素直。
とくにノリのいい子が一人いて、話の先を読んでおしゃべりするの。
担任の先生(中年女性)が、「しーっ」といちいち注意するので
「可笑しい時には笑ってください。絵本のことならおしゃべりもかまいません。
でも、絵本に関係ないおしゃべりは、別の時にしてくださいね」と、
これは、子どもたちへ、というより、先生へのメッセージ。(笑)
『ティッチ』は、チカのコメントをいただいたのがよかった。
おおきくなるところ、力を入れて読んだら、ちゃんと受け止めて、
最後の感想の時、そこがよかった、と言ってもらえた。
(先生が「感想係」を決めていたらしい、うーん)
5年生は身体も大きく、座り方も雑だし、ちょっと聞いてないそぶり、
(これは、担任の性格にもよるのかな、とも思った。自然体という感じ)
でも、おはなし会がはじまると、目がきらきら。まだまだかわいい盛り。
お話(素語り)を聞く機会はあまりないというけれど、しっかり聞いてて
脇で見ていても、「お話」が、すーっと、すいこまれて行く感じ。
中には、後ろの方に片づけた机によりかかってた女の子もいたけど
あれって、ちゃんと聞いているんだよね。可笑しいところでは、クスッと笑ってた。
『これはおひさま』は、特に男子が、ことばの繰り返しの妙にはまってくれて、笑う、笑う。
ブレスなしで一気に読んだのにびっくりしてた。(つっかえなくて、ホッ)
息抜きに、手遊び代わりに入れた『なにのあしあとかな』にも反応がいい。
『鳥の島』は、県内の絵本作家、川端誠のもの。
むずかしいかな、と思ったけれど、しっかり聞いてくれた。
久々の出前で、子どもたちのエネルギーを堪能。
秋晴れの良い一日でした。