夕方、バーサンがショートステイから帰ってきた。
「ここんちに 泊まっていっていいがんだかね」
バーサンがきく。
ちゃんと、日本語を話すのが、わたしは嬉しい。
「いいんだよ。いっぱい泊まっていいんだよ。
ここ、おばあちゃんのうちだからね」
明るく笑顔で答える。
・・・・でも、あまり沢山泊めてあげられなくて、ごめん。
来週はまた、ショートステイの予定。
ごめん。体力がもたないの、わたしの。
自分でもバテていると思っていたけれど、こんなに、とは思わなかった。
精神科へかかって投薬うけて十日。
家事も手抜きで、シゴトも目をつぶって、ようやく日常の生活。
バーサンが帰ってきて、お世話しながら夕ご飯を作って・・・
・・・でき上がったところで、ほとんど、へたばりそう。
でも、モグも不調で手伝ってもらえず
がんばって、ご飯をあげていたけれど・・・
すごく変で、もしや、と血圧測ったら
あらら・・・155/121 脈拍は85
ちと、休んだ方がいいわい、と、食事介助を無理やりモグに代わってもらって
床にダウン。カロナール200を一粒モグから恵んでもらう。
うーん、Gサンは出かけたし、モグは寝ちゃったし
ま、各自の食器は洗ってくれたけど、バーサンのはそのままテーブルの上。
夜のオムツ変えもしなくちゃいけないんだ、このまま寝るわけにはいかない。
なんとか頭痛は少し治まったけど、まだ血圧は高くて
心細くなって、遠方の友だちに電話。
久しぶりに、久しぶりに声を聞いた。
「まあ、ぼちぼちと・・・・・」
「うん、ぼちぼちと、ね・・・」
元気もらって、ちょっとサボってパソコンなんて向って
さて、もう一頑張りしましょうか。
飯もまだ食ってなかったよ。