久々の人前シゴト。車で30分ほど離れた公民館の主催で、
子育て教室の一コマで、新米ママにおはなし。
「赤ちゃんと一緒に絵本を楽しみましょう」
「絵本は心のミルクです」・・・一部のひとはというけれど
ひだまりねこは
「絵本はおやつみたいなもの」だとおもうな。
そのココロは?
絵本もおやつも・・・・・
・無くても死なないけど、あった方が人生が豊かになる。
(赤ちゃんにミルクや母乳がなかったら死んじゃうもんね)
・一人で楽しむより、好きな人と一緒の方がなおさら楽しめる。
・子ども向けみたいだけれど、大人にも楽しめるもの。
・そして、パティシエがお菓子に命を懸けるように
絵本つくりは絵本に命をかけていたりもする。(笑)
で、どんな絵本(おやつ)を選んだらいいのか?
去年は「赤ちゃんの成長にあったもの、そしてあなた(母親)が好きなもの」と
お話したのだけれど、
今年は、赤木かん子さんの分類を参考にさてもらいました。
a:子どもだけしかおもしろくないもの。
b:子どももあなた(大人)もおもしろいもの。
c:あなた(大人)だけしかおもしろくないもの。
d:子どももあなたもおもしろくないもの。
(d)は論外だけど、最近のボランティアブームで、学校での読み聞かせなどのとき
(c)を持っていくお母さんもままあると、当市の学校の先生からも聞いた事あるけど。
かん子さんは、
「大人は読むマシンに徹して、子どもが読んで欲しがるものを読んであげて」
とおっしゃるけれど。
わたしは、我が強いから、読むからにはやっぱり自分も楽しみたくて
(a)より(b)を選んじゃうかも(笑)。
でも、子どもだけが喜ぶ(駄菓子みたいなの)も、確かにあるわけで
それはその時季にしか楽しめないんだから、大切にしてあげてね、と。
「読むなら、aとbにしましょうね。
大人が嫌いでも、子どもの好きなもの、たまには読んであげて」と。
大人が嫌いでも自分のために読んでくれている、って子どもは分かっているのよね。
自分の要求が通る喜び、大人が自分のためにしてくれている、とわかる安心感。
な〜んって、七面倒くさいことは抜きにして
やっぱり、子どもも大人も楽しめるのがいいな、と。