これ読んで、愕然、というか、やっぱり…というか。
精神障害者の81%が未就業 厚労省が就業実態調査 [ 01月18日 20時13分 ] 共同通信
厚労省が18日発表した障害者の就業実態調査で、15歳以上64歳以下の精神障害者35万1000人のうち、81%に当たる28万3000人は企業での労働や授産施設などでの訓練のいずれにも就いていないことが分かった。これらの未就業者のうち、62%は就業を希望しており、精神障害者の社会参加には依然、厚い壁があるといえそうだ。調査は5年に1回実施。今回は06年7月現在の状況を調べ、初めて精神障害者を加えた。
(下線は、ひだまりねこ)
これって、これまで障碍者の就業実態調査で、
精神障碍者は対象にされてなかったということでしょ。
これまで精神障碍者が勤めるということをニュースで目にしなかったはず。
だって、調べられていなかったんだもん、
積極的に対応されていなかった・・・というわけで。
たしかに、ニュースなどで障碍者の就業が話題に取り上げられる時は
身体障碍者、いわゆる車イスの方のための段差をなくしバリアフリーにしたとか
知的障碍者の方々が通う授産所がパン屋さんをひらいた・・・という類いので
目や耳の不自由な方々のニュースも、ほんの少しあったかな・・・
精神障碍者の就労の話は、ほとんど聞いた事なかった。
企業には障害者の雇用が義務づけられている。
例えば
これ、ググって出てきたんだけど。
身体障碍者と知的障碍者については、微々たる%だけど、書いて有る。
でも、精神障碍者に関する数字は無かった。
確かに、雇う方としては、同じ障碍者でも、心の不安定な精神障碍者より
頭のマトモな、身体障碍者のほうが雇いやすいと思うよ。
だけど、だけどねえ、調査対象にもなってなかったなんて・・・・・
病気の症状で苦しみ、本人も家族も、世間の偏見に辛い目に遭って
そのうえ、政府にも相手にされていなかったとは・・・・・
たしかに、モグは、このところ、ずっと仕事できないで、家にいる。
偏見で見られることの多い統合失調症(旧・精神分裂病)も、
実は100人に1人は一生の間にかかりうるといわれるポピュラーな病気なのです。