教科書の、沖縄集団自決に関する記載について、
見直しの方向がみえてきたという。
ちょっと、ほっとした。
でもさ、「教科書検定に政治は介入しない」だなんて、よくもまあ。
「有識者の判断によるので(政府は関知していない)…」という意味のことを
前の総理が言っていたけど、審議会のメンバーとして
どの立場の有識者を入れるかで、結果は真逆になるんだもんね。
歴史事実は動かない、なんていうけれど、
どの面にスポットライトを当てるかで、見え方は違ってくるもの。
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追記
▼琉球日報のサイトに動画があったので。これでリンクできるのかな。
教科書検定意見撤回を求める県民大会
▼琉球日報から、もうひとつ
PDF版
【速報】「検定意見撤回を 県民大会で総意訴え」
沖縄新報の記事より
審議会で再検討も 渡海文科相、訂正申請「丁重に対応」
【東京】高校歴史教科書の「集団自決」検定問題で政府が記述復活の検討に乗り出したことについて、渡海紀三朗文部科学相は2日午前の閣議後会見で、教科書会社から訂正申請が出された場合に、教科用図書検定調査審議会の委員の意見を聞いて再検討する考えを示した。
教科書会社から訂正申請が出された場合の対応について、渡海氏は「中身を見ないといけないが、丁重に、真摯(しんし)に対応したい。今の段階で承認するしないのコメントは控えるが、きっちりと対応する」と強調した。
教科書会社の訂正申請は文科相が承認するが、渡海氏は「わたしが判断すると政治的介入になる」と慎重姿勢を示した上で「今回の検定結果に対していろんな意見があるので、その中身をもう一度審議会で検討しなければいけないと思う。審議会を開くかどうかは別にして、少なくとも意見は聞くつもりだ」と述べ、審議会での検討結果を踏まえるとの考えを示した。
文科省内での現在の作業について「どんなケースがあり得るかを検討し、政治介入にならない中で、いくつかの選択肢についてより詳しい検討をするよう担当局に指示した」とし、過去の事例などを参考にしながら検討していることを明らかにした。(10/2 16:00)