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真夏の夜に「キャンドルナイト」

夏至なんだって。
忘れていたけど、昨日、カーラジオのトークで知った。
今朝の、午前3時06分って、時間までいっていたけど。
(太陽黄経90℃の時間らしい:さっき調べたら)

昨夜から今朝にかけて
電気を消して、ロウソクの明かりをともす運動。
「キャンドルナイト」というとか。

世界的に各地の民族で行われてきた夏至を祝う行事と
今の世界で、自然破壊に反対する意味ももたせて、と。

例えば原発。
動かすためのウランを採掘するのに
大抵は、原住民の住んでいる地区で
あたりの土壌や水を汚染しながら発掘する、って。

わたしには、その視点が欠けていた。
原発のそばに住むものとして、
電気を消費するがわの都会にむけて、
その電気がどこからきたか考えて欲しい、と思っていたけど
原発事故や、廃炉や使い済みのウラン処理などについて、
聞いたり読んだりはしてきたけれど、


ウランが来る場所をも、汚染してきているんだ。
そうだよな〜。

わたしひとりが、電球ひとつ消してどうなることではないだろうけど、
気持ちとして、こまめに消すことを普段から心がけたいね。
一夜限りのイベントだけじゃなくて。

エアコン居間にはないし、パソ室のもほとんど使わないし
ほとんど20年前と同じような生活だけど、
全体として、昔より使うようになってきているもんな。

・・・と、早朝覚醒の朝に思ったのでした。

追記:
検索したら、ありました。100万人のキャンドルナイト
by hidaneko | 2007-06-22 05:10 | うきよ | Trackback | Comments(2)
Commented by ひろ@奈良 at 2007-06-22 08:52 x
採掘した鉱石から精製されるウランは、その量の1%なんですってね。
精製した後に不要になったものが、(アメリカなどで、ちゃちな容器に
入れて)野積みにされているそうです。
捨てるのが邪魔くさくて、処理するために、劣化ウラン弾が作られ、
アフガンやイラクにばらまかれています。
無差別に、低量の放射線が、そこの住民に降り注いでいるわけです。
子どもたちがその周りで遊んでいると思うと、ぞっとします。
愚かな人によって、多くの人たちの健康がむしばまれています。
そういう意味では、我々も加害者なんです。
Commented by hidaneko at 2007-06-22 08:59
>ひろ先生
>愚かな人によって、多くの人たちの健康がむしばまれています。
>そういう意味では、我々も加害者なんです。

はい。そう思いました。
映画「バベル」のラスト(だったと思うのだけれど、別のだったかも)
「悪者はいない、愚かな者がいただけだ」という意味の言葉があって
このところ、いろいろな場面で浮かんできます。

「無知は罪である」っていった哲学者、誰でしたっけ。
ひとは、すべてのことを知ることは出来ないけれど・・・・・


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