人気ブログランキング | 話題のタグを見る

わからんちん

なんで、助け合わなくちゃいけないときに
批難し攻撃しあうんだ。

わたしだって、ショックうけているんだ。哀しいんだ。
現実を受け入れなくちゃいけないと、わかってるのに。

いさかいの後、家にいたくなくて、夜の道、泣きながら歩いた。
コンビニで、いいちこと、発泡酒買って、児童公園によった。
帰りたくなかった。「でていきますっ!」と言いたくても
「帰らせてもらいます」って言いたくても、実家に住む身では
ほかに行くところないから、路地裏をあるいて、帰ってきた。
箱植えのラベンダーが香っていた。

「あいつは、疲れたから寝るっていってたのに、起きているのか」
「眠ろうとしても、眠れないからおきてきたんですよ」
「朝おそくまで寝ているから、夜眠れないんだ」
「眠れないから、朝起きられないんです」
「なんて、おまえは、あいつをかばうんだ」

「あのこ、また手を切ったから、手当てしていたんです」
「なんで、あいつは、手を切るのが悪い事だってわからないのか」
「わたしだって何度も言っているし、あのこだってわかっているはずです」
「悪いとわかっていて、なんでやめない。おかしいじゃないか」
  ( あんただって、タバコも、悪いと知っていてやめないじゃない、
   と言いたかったけど言わないでおいた。火に油を注ぐ事ない)

「はい、おかしいです、それが病気だから。精神を病んでいるのだから」
「病気じゃなくて、性格の問題じゃないか」
   (もな〜、と言いたかったけど言わなかった、火に・・・以下同文)

「境界性人格障害と、統合失調症の両方の症状がでているって、前に先生が言ってました。
 ストレスが重なると、幻聴が聞こえてきたりして、
 それを紛らすために大きな音で音楽を聴いていたりしてるんですって」
「なんて、おまえは、わかったような口をきくんだ」
  (なんで、あんたは、わからないの、と言いたいけど・・・以下同文)

「あのこから、きいているから。
 一度寝ても、夜中に眠れなくて起きて、 1,2時間眠れなかったりしてるの。
 その気配でわたしもおきて、寝息を立てるのをたしかめて寝たりしているから」
「なんで、おまえは、あいつをかばうんだ」
「近くにいて見ているから、事実をいったまでです。
 でも、近ごろは昼にはおきているんですよ」
「それがどうした。朝起きられなくちゃなんにもならないだろう」
「あのこ、寝た時間とか、何をしていたとか、表につけて、先生にみてもらっているんですよ。
 近ごろは、夕方まで寝てなくて、昼には起きているんですよ」
「なんでそうおれの言うことを否定して、あいつをかばうんだ。おまえは変だ」

そうですか、わたしは変ですか。
たぶん、変なんでしょう。

「朝寝ていて、夜おそくまで起きている」事実。
「朝遅くまでねているから、夜ねむれないんだ」と、とるか
「夜遅くまで眠れないから、朝起きられない」と、とるか。
おなじことをいっているんだ、とあいつは言うけど、ぜんぜん見方が違うと思うんだけど。

「朝、7時とか8時にたたき起こしたら、夜ちゃんと眠れるんですか。
 それなら、わたし、目覚ましいっぱい掛けて、力ずくでも毎日起こしますけど?」
「だれが、そういった?」

こういうことを言い合っても不毛なんだよね。
だから、地元の大学の公開講座で、「境界性人格障害の介護」という講座があるから
受講しようと思っているのだけれど、一緒にどうですか、と提案したのだけれど
「おまえばかり分かっているように、偉そうな」と言われてしまった。
分からないから、知らないから、受講しようと思っているんですけどね。
すこしでも、あのこのことを、理解したいから。

いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっぱい、愚痴かいた。
かなり、発泡酒のんだ。

気が晴れた? わからない。

あの子がね、障害年金を受けようかと思っている、って言うのよ。
わたし、それがショックだったの。
障害者年金なんて、すっごい障害者が受けるものと思っていて
まさか、我が子が、そんな重い障害者とは思っていなかったから。

でも。調べると、たいへんみたい。
クリニックの先生が言っていたって。
「国は制度は作るけれど、利用させないような仕組みになっている」って。
ほんとだわ。調べてみて、すっごくたいへんなのがわかった。

お財布なくして、そのあとの手続きとか、
今回の、障害者年金の手続きとか、
あのこは、がんばって、自分で、やろうとしているのだから
評価してあげていいとおもうんだけど。


こうやって、書いていたら、あいつが、別宅から戻ってきたみたい。
「ああ、くらい」って、あいつの声。
  (わたし、家中の電気消していたから。常夜灯もね)

今夜、暗いのは、わたしのこころ。


でもね、コンビニの帰りに、児童公園で見上げた空
ほとんど、雲に覆われていたけど
雲の、切れ間から、星が、見えていたの。

どんな厚い雲の上でも、お日さまは輝いているって。
教えてくれたのは、だれだっけ。
(あいつではない)

あはは、書きかけたの、2007.5.11.23;59
今は?
足掛け2日がかりの愚痴でした。

おそまつっ! 寝ます。
by hidaneko | 2007-05-12 01:30 | かぞく | Trackback | Comments(8)
Commented by ひろ@奈良 at 2007-05-12 08:22 x
人は何でこんなに弱いのだろう、脆いのだろうと思いますね。
頑固はその裏返しです。
理解しない、しようとしないのじゃなくて、一種の責任感というか。
儒教的精神をたたき込まれた世代は、「怠ける」という言葉に異常に反応するのです。
どうして、朝起きれないのか、「たるんでいるんだ、怠けているんだ」、「世間のみんなはそれでも頑張っているじゃないか」と。だから、「頑張れ」という短いフレーズしか言えない。
理解の範囲を超えると、自分の立場が、解らなくなる。
そういうふうに教えられてきたから、否定されるとムキになってしまう。

人って、弱いのです。
理解できない自分がもどかしいと思ってしまう処が、果てしなく弱いの
です。
自分がそうなったら、自分を鼓舞するしか、出来なかったのです。
そういう場合、たしなめる事は不可能です。
諦めじゃないのですよ。そういうふうに、相手を理解しないと、自分が悲しくなる。そんな事で滅入ると、自分がかわいそうです。
Commented by ぐ〜 at 2007-05-12 11:12 x
『小鳥さん 私の枝に留まりなさい
私は老木だけれど
疲れたあなたの羽を休ませてあげる事はできる』

私が結婚して、ちょっと頑張り過ぎちゃっていた時
母が何かの本から引用してくれた言葉です。
(文章違うかもしれないけれど、意味はこんな感じ)

もぐちゃんにとって、hidanekoさんも
(私にとって、母がそうであるように)
ゆっくり休める大きな樹なんだと思います。

なんて。
久しぶりに、上の文章を思い出しました。
(コメント欄の場所 違ってる気も。。。ごめんなさい)
Commented by hidaneko at 2007-05-12 14:11
>ひろ先生

男性心理、わからないです。
分かろうとして、分かろうとして会話しようとおもうのですが、
どうも、日本語が通じなくて。

眠たいのに眠れない体験、あのひともしているはずなのに。
「寝たら」といっても
「そう簡単に寝られたら困らない」なんて、自分のときは言うのに、
なぜ、娘のことを理解してあげられないのか…
Commented by hidaneko at 2007-05-12 14:16
>ぐ〜
コメントありがとう。
お母様の言葉、すてきですね。
心のノートにメモしておきます。
大きな樹になりたけど、中が虫食いだったりして、
あまり当てにはならないかも、ですけど。(笑)

(じつは…
 ぐ〜に、ぶざまなところを見つかった感じで、すこし恥ずかしいです。
 でも、それより、コメントもらえたことが、すっっごく嬉しい!)
Commented by ぼやっきー at 2007-05-12 20:46 x
コメントのしようがないけど
メールしたきり会社にもどれず今帰宅
明日から3日留守 うむ

そうそう メールのまんまの きもちで
わが身に思います はい

あえて もうしあげるなら
私の場合 言葉がだせない 大馬鹿野郎ですよ ほんと
裏腹いったり ね  どこかでわかっていても
素直じゃない部分  私 かなりあります はい 
擁護も弁護もするきさらさらないですが わたしはそんなとこありますよ

さぞ おつらいこととお察しいたします かえってきたらゆっくり手紙かきますね
Commented by hidaneko at 2007-05-12 21:44
>ぼやっきーさん
男族には、わたしの知る限り、2種類あるように思えます。
日本語が通じるやつと、通じないヤツ。
歳を経ると、なおさらに、傾向が如実になりますね。
言葉が出なくても、意志の疎通をしようと努力しているヤツには、きびしくないですよ、わたし。(笑)
ただ、意志の交流を面倒がって逃げるというか、
何でも自分への攻撃と見なして、過剰反応されると、とほほですけど。
お互い、ハリネズミ症候群かな、とも思ったりしてますが…
Commented at 2007-05-13 20:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hidaneko at 2007-05-13 20:22
>鍵さま
うちも、まったく、そのとおりで、笑っちゃいます。
ほんとに、まったく、そのとおりの状況で、同じことを言われた事がありますよ。


<< 絵本を楽しむ ロバの荷 >>