人気ブログランキング | 話題のタグを見る

イタイ

準備しているのに、いざとなると、体が言うことをきかない。
怠けているんじゃなくて「できる」とおもって
計画立てて段取り立てているのに…。
ただ、その見解が甘いのはじじつ。

脇から言っても、本人がそう思っているのは変えられなくて
同じことのくり返し。
見守るしかないのだろうけど。みてて痛いよ。

前回は携帯電話関係の仕事だった。
「仕事内容は部外秘だから、ニュアルは持ち出せないの。
どんな機能があるのか触ってみなくては分からないから」と言って、
わざわざその会社の携帯電話を買っていた。
仕事先も近く、バス1本でいけて、シフトもあって週に3回だから大丈夫、
と言っていたけれど、夏の研修の間はよくても、
秋口、本仕事がはじまったらすぐに行けなくなっていた。

今回は、「朝は9時半からだから大丈夫」といって面接受けたら合格。
ちょっと遠くて大丈夫かなあ、と持ったけれど、本人は
バスの乗り換え時間など調べて、実際乗って行ってみて
「定期券、買ってきた」って。
「お弁当持っていくけど母さんはしなくていいよ。ごはんと鱈の子でいから」と、
仕事初日の前の日には、深夜のスーパーへ好物の鱈の子を買いに行ったり、
「お米も多めにといだからね」って。準備万端整えて。
でも、朝起きられなくて、昨日、仕事の初日は車で送っていった。
そして、今日は早めに起き、お弁当も詰めたと思ったら、
朝食後、吐いていた。

銭金稼げる仕事をしたいのはわかるけれど、そうじゃなくていい。
遠いところへ行ってフルタイムで無理して頑張るか、
家に閉じこもり昼夜逆転ふとんに潜り込むかの両極端じゃなくて、
まずは昼おきて、なにかすることを目指して欲しい。
起きても目的がないというなら、たとえば家事を手伝うでもいい、
それがいやなら、ボランティアでもいい、社会にでていくことを考えて
…と、伝えたけれど。

頑張る、頑張れる、と頭で思っていても、体が正直に反応して
吐いたり、頭やお腹が痛くなったりが現実でしょ。
あなたは仕事ができるから、先方もあてにする、で頑張りすぎてすぐへたばる、
それは無理していることだから、無理の内程度にぼちぼちと…
…と、しずかに話したけれど。
「今日は休むけど、やっぱり、明日は行く」と言うモグ。

何かあったら、手助けはする。全面的にサポートはする。
でも、見ていて痛いのよ。
by hidaneko | 2006-10-04 13:24 | かぞく | Trackback | Comments(0)


<< なんとか行けた 大地をいただけ!(?) >>