今日は何もしなかった。本を読んでいた(『舟を編む』と『かがみの孤城』について)

今日はほとんど何もしなかった日。

雨降りだし、昨日の反動か、今日はゴロゴロ過ごしていた。
今週はモグがようやくハウスに行くようになり、昼は私一人。
Gサンは、どこかへふらりと出かけて行った。

読みかけの三浦しをん『舟を編む』を読む。
映画は見ていたけれど、原作は、なんか、読む機会がなかった。
読み始めると面白い。
昨日、読み始めて、今日読了。単行本で259ページ。

実は、もう一冊、読みかけのがあるんだ。
本屋大賞を受賞した辻村深月『かがみの孤城』を友達が貸してくれた。
だけど、これが読み進めない。読めない。
「ハリーポッターみたいに、読みやすいから」と友に言われたのだが。
文章が、私に合わない。赤ペンを持ちたくなる。脳内で推敲するから、前に進まない。

主人公は、中学一年生の女子。
不登校で家にいるうち、鏡の奥の城(異空間)へ行くようになる。
そこで、やはり不登校の6名と出会い、物語が進むのだろうけど
先日読み始め、90ページほど読んだところで頓挫してる。単行本で554ページ。

私は、絵本も児童文学もYAも読むし、ファンタジーも読む。
中学生が主人公だからって、話に入れないということはない。
不登校だって共感できるものは共感する。岩瀬成子の物などすごいと思う。
ナルニアだってアリスだって好きだから、タンスや鏡の奥に異空間があっても、
上手く描かれていたら違和感なく話に入り込める。

だが、この本は読みにくい。
主人公の学年やファンタジー設定で読めないのではなさそうだ。
物語が進まないのだ。
古の昔の武士の侍が馬から落ちて落馬して女の婦人に笑われて…みたいな文章。

後ろの作者紹介を読んで『ツナグ』を書いた人だったと知った。
(私って、人の名前や本の名前を覚えないやつ)
『ツナグ』も、樹木希林に惹かれて映画を見て(樹木希林の衣装はよかった)
設定に物足りなさ(安易?)を感じ、映画化されるときに変えられたのか、
原作ではどうなっているのだろうと
図書館から借りてみたけど、読めなくて、途中で返してしまっていたっけ。

『かがみの孤城』本屋大賞。
本屋が薦める本。売りたい本。広く大衆に売れるような本。
こういう冗漫なのが今時の文章なのかなあ。
私は、読んでいて、イメージが膨らまないのだ。

一方、三浦しをんは、すいすい読めた。イメージが膨らむ。文にユーモアもある
最近、三浦しをんを読んでいるきっかっけは、直木賞。
図書館で直木賞作家の作品のコーナーができていて、
たまたま手に取った『神去なあなあ日常』が面白かった。
続いて借りた『神去なあなあ夜話』も面白かった。
『まほろ駅前番外地』を読み、『まほろ駅前多田便利軒』を読んだ。
(読む順序が逆だったけどね)
そして『舟を編む』を読んだというわけ(これも本屋大賞だったね)。

『かがみの孤城』、どうしようかなあ。
もう少し読めば面白くなるかなあ。

そういえば……
三浦しをんの前に読んだ佐藤多佳子の『シロガラス』も一冊で読むのをやめた。
4巻まで出ていて、あら5巻も出たのかな。
ネットで見かけて、佐藤多佳子のなら面白いだろうと、
続刊が4巻も出てるのだから面白いのだろうと、
図書館にあった4冊をまとめて借りてきた。
こちらも、描写がとても丁寧だった。しつこいくらいに。
(さすが「いにしえの昔の武士の侍が…」はなかったけど)
こういう、不必要とも思えるくらい丁寧な描写が、今時の文体なのかなあ。
そこまで丁寧に書かなくては読者に伝わらない、読者が読めないのかなあ。

ちょっと、考えてしまっている。

もう一冊、読みかけで面白いのが
『雲を愛する技術』荒木健太郎。分類[451-あ]
雲の種類やでき方、雲の中で何が起きているかなど、
写真や図版も多くて、興味深く読んでる。
これも図書館で借りてきたけど、手元に置く本かな。

追記
もう一人、いま注目してるのが、戸森しるこ。
児童文学で、LGBTについて、取り上げている。さりげなく、自然に。
『ぼくたちのリアル』
『十一月のマーブル』
『理科準備室のヴィーナス』
『レインボールームのエマ』など。

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by hidaneko | 2018-05-03 23:18 | ほ ん | Trackback | Comments(0)
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