昨夜、25時すぎまでシゴトをしていて、
トイレに行こうと、バーサンの寝室の前を通ったら灯がついていた。
その夜はGサンが隣のベッドに寝てくれる日で、
Gサンがまだ起きているのかとのぞいてみたら、
スタンドをつけて本を読んでいたのはバーサンだった。
Gサンは、天井の常夜灯も消して、背中をむけて寝ていた。
今朝、そのことを伝え、Gサンに、
「バーサンが夜遅くまで本を読んでいたら「もう夜中だから寝ようね」と
バーサンに声をかけて、本をとりあげ、明かりを消して欲しいの。
バーサンは、もう、時間の感覚もボケているから」
そういったら、
「お前が気が付いてしたなら、それでいいじゃないか」
といわれた。
「それでいい? あなたが寝るときに、声をかけて寝せてほしいんだけど」
「おれは、早く寝てしまったんだ。お前がしたからいいじゃないか」
「早く寝るときは、バーサンも早く寝かせてかまわないから」
「そうやって、逆ギレしないでくれ。非ばかりをあげつらって…」
べつに、わたし、声を荒げてもいませんけど?
Gサンが、バーサンの隣のベッドで寝てくれるのは、大助かりです。
でも、どうせなら、寝かしつけるのも、やってくれると助かるんだけど。
一声かけるだけでいいんだから。望むのは、無理?
任せられると、その分、わたしは気を抜くことができるんだけど。
すぐに「俺の非をあげつらって」などといわれると、
日常的な注意や希望も言えなくなる。
言い返しては、不毛地帯の迷路のスパイラルにはまり込むから、黙ってた。
黙って・・・・・・・・・・・、
用意していたバーサンとGサンの朝食の仕度の、Gサンの分を黙って片付けた。
黙って・・・・・・・・・・・・
一日中、Gサンとは口を利きたくなかった。何か言ったら、また“逆ギレ”されそうで。
そして、ついさっき。シゴトの合間にのぞいたら・・・・・・・・
やはり、バーサンの部屋の灯がついて、バーサンは読書、
Gサンは隣のベッドで、服のまま熟睡。
そっとバーサンに声をかけて本を片づけ、夜用の厚いオムツパッドにかえて
スタンドの明かりを消して、寝かしつけてきました。