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昨日のタナ猫@グルメ

昨日は、絵本の読み聞かせボランティアのTグループで
来年度の活動方法などについて話し合いがあった。
その折に、Hさんの提案で、「みんなで食事をしない?」
Hさんが幹事を引き受けて予約などを全部やってくれた。

中華のお店で女性ばかり7名。
この会で会食をするのは、何年ぶりだろう。とにかく久しぶり。
たっぷり話し、たっぷり食べて、店を出たところに、スーパーがあった。

ん? 前置きが長い? はいはい。
自分だけたっぷりと美味しいものを食べて気が引けて
タナ猫にもご馳走したくなったのですよ。

このスーパーは前にも入ったことがあり、アジなど安かった。
昨日は、ハタハタが安かった。小ぶりだけど、トレイに山盛りで¥150
これを、ぶつ切りにして水煮にしてやろう。

猫は本来、肉食である。雑食じゃない。
消化器官もそのようにできている。
猫餌のカリカリは、かなり炭水化物が入ってる。
炭水化物で固めて香りをつけ、たんぱく質の肉類魚類は少々、というのもある。
「猫に必要な栄養素なども入れてあるというから、カリカリだけで十分」
と、前に聞いたことがある。だからうちでもカリカリを主にやってたんだけど。
炭水化物を多く与えると肥満や糖尿病にもなるという。
人間並みね。

「本来は、魚肉類を原料に手作りがいい」という説もあるけど、なかなか、ね。
でも、初代の猫、ラミは、アジなどを食べていた。ご飯と混ぜてだけど。
バーサンが元気な頃で(わたしが中〜高校生の頃だからね)
馴染みの魚屋さんが「猫ちゃんに」と、おまけしてくれる魚の中から
大きめのをとって人間用に回してたりした。
「猫の上前をはねる」とか言って・・・・

そんなことを、あれこれ思いながら、
夕ご飯の支度のついでに、タナにハタハタを煮てやった。
バーサンの真似をして、「タナ猫の上前をはねて」
大きめのハタハタの頭をとった身の方は、人間用に煮て
小ぶりのをぶつ切りにしたのと、頭を水煮にした。

タナは、例によって、わたしが台所に立つと、食料棚の上から
ガーゴイルになって見張ってる。
ハタハタの切り身(頭も含む)を猫皿に移して与えると
猛烈ダッシュで階段を降り、突進してきた!

・・・が、食べない。
小首を傾げて、「にゃー」と小さく鳴いてる。
あの、餌に貪欲な、ガッつきのタナ猫にしては珍しい。
猫舌には熱かったか、と触ってみても、ちゃんと冷めている。
「どうぞ」といっても、食べない。

なんで食べないのよ〜!
これまで、蒸し鶏をやったときも、煮干のダシガラをやったときも
即、ガツガツと食べてたのに・・・・

ふと、思い立って、ぶつ切りの身をほぐしてやった。
そしたら、ちょっと変な顔をして匂いを嗅いで、ちょろっとなめた。
それから、おもむろに食べ始めた。

食べ始めると、夢中になって食べていた。
ドライフード(カリカリ)だと、2、3分で食べ終わるタナだけれど、
ハタハタは、なめたり、かじったり、丁寧に食べていた。
もともとハタハタは中骨が柔らかい魚で、人間でも骨ごと食べられる。
顎の強い、カジリ虫のタナには、嬉しい食材だったらしい。
15〜20分くらい、じっくり楽しんで食べた。

あとで、ちょっと吐いた形跡があったので心配したけど、
といっても小さじ半分くらい。
粘液に混じって、魚のカマのところの固い骨を出したのだった。
胃の丈夫な子だこと。
吐くにしても食べたもの全部を吐くのではなく
いらない骨だけ吐き出すなんて感心感心。(フクロウのペリットみたい)

もちろん、魚の分だけ、カリカリは少なめに与えました。
by hidaneko | 2016-02-28 12:34 | ね こ | Trackback | Comments(0)


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