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大阪、雑感(3月6〜8日)

大阪に行った事はこれまでも何度かあるのだけれど
いつも用事をからめていくので、
のんびりと物見遊山的なのは今回がはじめて、だと思う。

カルチャーショックと言うほどではないけれど、
「あれ?」や「へえ〜!」と思ったことぼちぼちと書きます。

まずはエスカレーター。
右に立って、歩いて登る追い越し車線は左。
これはよく言われてることだけどね。
東京、関東圏では右が追い越し車線。
ついつい左側に立って、その度モグに袖を引かれてた。

あべのハルカスのこと。
いやあ、高いですな、そしてきれい。
展望台へ上がる料金が1500円! これも高いな。
モグが手帳を持っていたので半額、介助者も半額。

天空のトイレはに書いたけど、
「屋内最高の高さで食べるパイン飴アイス」も試したかったもの。
パイナップル味のソフトクリームに、砕いたパイン飴をトッピング。
夕暮れの戸外で食べたから、寒かった(笑)

通天閣のこと。
展望室に上るのに、一度地下におりるの。そこでチケットを買って、
エレベータで2階に上がる。その時点で「30分待ち」の表示。
……軽く考えてた。他に高いもの(ハルカス)があるし
通天閣なんて流行遅れだろうから混まないだろう、と勝手に思ってた。

建物に添って作られている通路には、人がぎっしり。
(私たちの前は、若い男性の5人グループだった)
そして、驚いたことに、通路の壁にガチャの器械がぎっしり!
壁を覆うように、ずらりと並んでる。
「飽きさせない配慮かな」と思ったら
「なんとかして金を落とさせる工夫」だって。

列が進むと、賑やかな声が聞えてきた。
通路の曲がり角に、通天閣の絵のホリゾントをしつらえて
その前で記念写真を撮っている。
男性カメラマンと、整理の若い女性が大きな声をあげている。
前の男性グループもその通天閣の絵の前に立たされてた。

「は〜い、こちらに笑顔をくださ〜い」
と、テンションの高い声で、男性カメラマン。
「ツー、テン」と言いつつシャッターを切り、
「確認しま〜す」と言うと、若い女性も声を合わせて
「よくとれタワー!」
独特のイントネーションで、歌うように叫んでいる。

「つう、てん、かくにんしま〜す」
「よく撮れタワ〜!」
この声が、度々通路に響く。
撮る人も、撮られる人も楽しんでいるのかも知れない。
だけど、私たちはこっぱずかしくて、パスしてしまった。
カメラマン、さすが商売人、不機嫌にもならず
「魂を採られると悪いですからね〜」と、明るく受けてくれた。

写真を取られたグループが数歩あるくうちに、
別の女性がすぐに紙焼きを持ってきて
「よければお買い求め下さい〜!」
あまりの早さにびっくりしてたら、モグが
「カメラにWi-Fi機能がついてて、すぐに画像を送れるのよ」
なんというか、逞しい商魂!

通天閣に登るときは、至れり尽くせりのサービスがあり、
登って、見物しておりるときは、部分的に階段を使ったり
セルフのエレベーターだったり(笑)
さらに、売店を通らなくては出られない仕組み。
それも、一難去ってまた一難、と言う具合に3店はあったな。

街は、とにかく賑やか。
河豚やカニ、提灯などの大きな張りぼての看板があったり
お店の前で(串カツやさんでも)客引きをしてたり、
まあ、情報としては知っていても、現物にあうと疲れる(笑)

あ、そうそう……
住吉大社と、通天閣のビリケンさんと、梅田のお初天神、
そこでそれぞれおみくじを引いたの。(好きなんです)
そしたら、住吉大社で、生まれて初めて「凶」が出た!
すごくレア! 
落ち込みはしなかった。「これからは上がるばかり」だから。
で、ビリケンさんでは「ベリーグッド」で、★5つ。
で、お初天神では「大吉」
みんな大事に持って帰ってきました。

たっぷりと、大阪を堪能した旅でした。

街の人達のファッションも、ビミョウーに面白かった。
東京とはセンスが、少し違う感じ。
よく大阪というと、ジョークとして上げられるけど
豹柄のバッグを持った人をけっこう目にした。
コートのフードの縁にフェイクファーを付けてる人が多い。
あと、不思議な組み合せの色合いや、柄に柄を組み合せたり…

面白かったのは、街をあるく人のスピード。
東京よりかなりゆっくりしてる。
東京へ行くと、せっせと歩かないと、人の流れに乗れないけど
大阪だと、駅構内も、繁華街も、住宅街も、かなりゆっくり目。
わたしがゆっくりあるいてても、睨まれなくてよかった。

ま、こんなとこかな。雑感でした。
by hidaneko | 2015-03-09 22:47 | くらし | Trackback | Comments(0)


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