朝、連ドラの「ごちそうさん」を見終えて、
朝イチの、ぬかづけの漬け方を見てたら、ピンポ〜ン!
宅配さんだった。荷物が2個。
姉と娘アリさんからの荷物だった。
忘れてた。わたしの誕生日でした。
いえ、昨日が六日ってことは覚えていたのですよ。
でも、その次の日が誕生日だ、ということと結びつかなかった。
朝、顔を合わせた家族は(モグもGサンも)
「おめでとう」なんて言わなかったし(笑)
姉からは素敵な、高価そうなチョコレートの詰め合わせと
娘から明るい模様の厚地のタオルとバスタオルのセット。
どっちも、自分ではまず買わない、洒落たもの。
うれしい。
で、急遽、日帰り温泉に行きたくなった。
昨日仕事始めしたはずなのに、もう休日かい?(笑)
アリさんにお礼のメールして、行こうかな?と書いたら
「行けば〜?」とのレス。背中を押してもらった。
いくつかある日帰り温泉のうち、小洒落た、郊外のVスパは
小学生以下はお断りの大人のための空間。
連れがないから、時間に捕らわれず、のびのび〜。
間に1時間の岩盤浴もして、いい汗かいて、お肌すべすべ。
何も高価なクリームなどつけてないのに、つやつやすべすべ。
アリさんには、タオルだけでなく、
優雅な1日をプレゼントされたかんじ。
帰宅したら、モグちゃんがハウスから帰っていて
炬燵の上に、赤とピンクの花のブーケが。
姉から届いた素敵なチョコをつまんで
美味しい珈琲もいれて
ほっと一息の、すてきな誕生日でした。
温泉につかりながら、バーサンのことを思い出していた。
お風呂がすきだったバーサン、1度日帰り温泉に連れてきてあげたかった。
バーサンがまだ歩ける頃は、日帰り温泉もまだ多くなく、あっても「オムツの人お断り」。
(オムツの人お断りなら、赤ちゃんも入れないことになるのだけれど、赤ちゃんはOKなのよね)
もっと以前、要介護になるまえは、バーサンは自分の妹と一緒に、年に何回か、隣県の温泉に行っていたけれど。
岩盤浴の1時間、考える時間にするつもりが、ぼうっとして、何も考えられなかったわ。
熱い岩盤に、大判のバスタオルを敷いて、岩盤浴の専用着を着て、横たわる。ペットボトルの水を飲みながら。汗がぼたぼたでてくる。体中、頭の地肌からも…。
薄暗がりの部屋にはわたしひとりだった。ヒーリングミュージックと、海の潮騒の音が静かに流れる。室温は40度。蒸し暑いというほどじゃないけれど、かなり湿度もある。サウナの乾燥した熱さとは違う。10〜15分岩盤に寝転んでいて、少し室外に出て涼む。これを繰り返す。
わたしが岩盤浴するのは、これで2度目だけど、要領が分かってきた感じ。体中の汗腺がひらいて、悪いものがすっかり出て、すっきりする感じ。
以前、モグに聞いたら、好きじゃないっていってたから、彼女が一緒だと入れないのよね。
岩盤浴から出たあとは、お風呂場にいって、汗を洗い流し、露天風呂にもはいった。
まさに、気ままな、癒しのひと時だった。