4月28日、突然発症した右手首の小指側の痛み(
こちら)、
「尺骨突き上げ症候群(しゃっこつつきあげしょうこうぐん)」
と診断がくだされました。
観念して本日、手の外科へ行ってきたのです。
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4月28日の日記の追記に書いたように、最初は近くの
モグの手術をしてくれた整形にかかろうか、と考えてたけど
どうせなら、手の外科専門に掛かった方がいいだろう、と。
隣町に昨年できた病院までエンヤコラ出掛けていってきました。
前に手根骨症候群の手術をしてくださったM先生を追っかけて。
月、火曜が先生の外来の曜日というので、
今日、2013年5月14日(火)受診してきたのです。
予約無しの初診で、問診表に希望医師としてM先生のお名前を書き
8:40の受け付けから待つこと2時間(待つのは、覚悟の上)。
先生は、あいかわらず、必要なことだけを話される。(
*)
受付け時に書いた問診表を見ながら、手首を持って曲げたりひねったり。
肩についてはどこまで腕が上がるか、どうすると痛いか実践。
そのあとレントゲン。手首2方向、肩2方向撮影。
そのあと、またまた小一時間待ちまして、M先生の診断。
なんでも橈骨より尺骨のほうが長くて(これは生まれつきらしい)、
三角線維軟骨が圧迫され、手根骨の月状骨、三角骨にさわるんだって。
肩については肩関節を覆っている関節胞が縮小してる可能性もある、と。
でも現状では動く範囲もそう狭まってないので、動かすように、と。
ロキソニンと胃薬イサロンを処方されてきました。
まだ重症じゃないから、しばらく様子を見ましょうって。
ま、人間も歳を経るといろいろ不具合がでてきますなぁ。
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それにしても、いろんな病気があるんだな、と
ネットで調べて面白がってます。
「enterキーが押しにくいでしょ」と、モグに笑われました。
気がついたらわたし、enterキーは小指ではなく薬指で押してたわ(笑)
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【手首の痛みの現状】
わたしの場合(2013年5月14日(火))
・右手首のぐりぐりの骨の上、小指側が痛む。
・どうも朝の方が調子が悪い。朝の着替えの時ギクッと痛む。
手を小指側に倒すとき痛む。
・包丁で固いもの(人参、大根など)を切るとき痛い。
・トイレのとき、ズボンの上げ下ろしをすると痛い。
・歯を磨くのにブラシを持つと痛む。
・ペットボトルのフタがあけにくい。
・マグカップは持てるようになっている。
手を手の甲側に倒すと痛む。
・手のひらを上に向け、お盆を片手で持つようにすると痛む。
・手のひらをついて、立ち上がるのは痛むときと痛まないときがある。
・炊き上がったご飯を混ぜるとき痛む。
長く手を使うと、手首が全体にだるい感じに痛む。
(画像は
こちらより拝借しました)
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【ネットで調べたこと】
*尺骨突き上げ症候群
簡単に言うと・・・(
こちらより)
「症状・位置」
・尺骨(手首の小指側の骨)が、橈骨(親指側)より長くなり、痛みを生じる
・長年の使いすぎにより、骨の変形が起こり生じる
・仕事などで小指側への動きが多い人になりやすい
「なぜ痛くなるの?」
仕事や生活上で、手関節を小指側へ動かすことが多い人に、多く発生します。通常、橈骨(手首の親指側の骨)と尺骨(小指側の骨)は、手首において同じくらいの高さですが、生まれつき尺骨の方が高い。または橈骨の骨折後の変形により橈骨が低いなどの素因がある方に生じやすい疾患です。
手首を小指側に動かす動作を繰り返すと、尺骨と手根骨(手の甲の骨)がぶつかり合い、骨の表面を覆う軟骨を痛めたり、関節が炎症を起こし痛みを生じます。
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もっと詳しく・・・(
こちらより)
手首の関節は、親指側の橈骨(とう)、小指側の尺骨という2本の「前腕骨」と、手の甲の辺りに8個ある小さな骨「手根(しゅこん)骨」で構成されています。
通常、尺骨と橈骨は同じぐらいの長さです。しかし、重労働や加齢、骨折などにより、尺骨が橈骨よりも長くなってしまうことがあります。これが、尺骨突き上げ症候群です。
橈骨よりも尺骨が長くなると、小指側にある手根骨に当たってしまい、手を強く握ったり、重いものを持ったりすると、手首の小指側に痛みが生じます。
手首の関節の小指側を押したり手首を外側に曲げたりして痛みがあれば、診断がつきます。また、エックス線撮影で橈骨と尺骨の長さの差を計測したり、磁気共鳴画像(MRI)や内視鏡で、尺骨が当たる骨や靭(じん)帯の状態を確認したりして診断することもあります。
「尺骨突き上げ症候群」とは、尺骨がplus varianceを呈することにより、尺骨頭が尺側手根骨(月状骨と三角骨)や三角線維軟骨に衝突し、手関節尺側部痛を来す疾患です。
まさに、わたしの場合がそれですね。
>エックス線撮影で橈骨と尺骨の長さの差を計測
わたしの場合、3.2ミリの差があるようです。(あれ?3.8ミリだったかな?)
別のサイトで5ミリ以上の差があるときは尺骨を短くする手術になるとか。
症状としては、手関節尺側部痛が主症状となっています。手関節の運動は橈骨遠位端変形治癒による掌背屈方向の制限以外、前腕の回内外運動の制限が主要症状であり、それ以外の症状としては握力低下など一般的な手関節疾患と共通です。
わたしは発症した4月28日の翌日、29日は手の指も腫れて、握りにくかったけれど、そのあと自前のロキソニンを飲んだりしてたためか、手の指の腫れもひき、握力もそう弱っている感じはしません。
治療は、消炎鎮痛剤を服用したり湿布や軟こうなどの薬を使ったりします。また、サポーターや手首の関節を固定する装具を付け、手首を安静に保つことも大切です。
それでも症状が良くならない場合は手術をします。長くなった尺骨を短く切って橈骨とほぼ同じ長さにし、金具で固定します。
骨の形が変形している場合は、飛び出している尺骨を部分的に切除したり、橈骨と尺骨の間の関節を固定したりし、骨が飛び出ないようにする手術をします。
手関節固定用装具装用、鎮痛剤投与などの保存療法を少なくとも2〜3カ月行い、症状の改善が得られなければ手術的療法に移行します。
いま、鎮痛消炎剤の内服、というところです。
まだ装具をつけるところまではいってない。
>飛び出している尺骨を部分的に切除
って、なんとなく手のひらの方を削るのかな、と思って検索したら
腕の半ばを切って縮めるらしい・・・・ひぇ〜〜〜〜!
検索で
こちらの、尺骨短縮手術のレントゲン写真を見てびっくり!
やだよ〜、手術したくないよ〜(泣 ←いまここ