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近況報告&読書

下書き保存ばかりで
ここんとこ、日記をアップしてませんでした。
気がつけば、もう8月。
ん? 気がつくのが遅すぎ?(笑)

昨日は寝苦しい熱帯夜。
何度も目が覚め細切れ睡眠で朝からバテバテです。
まだ夏バテには早過ぎるだろう、自分。

あ、そういえば、暑中見舞いも書いてなかった。
そうこうするうちに、
「暦の上では立秋」なんてことになるんだよね。

昨日から当地では祭です。
昨日の夜の民謡流しから、
今日の祭の行列、明日の花火大会、と
なんとなく街がざわめいています。
一応、市の名が付いて「○○祭」というポスターが
駅や繁華街に貼られていたけど
川向こうの住人さんたちには「どこの話?」と
温度差というか、感覚が違うらしいです。
(川向こうに住むモグの友達から聞いた話)

本はガバガバ読んでます。
わたくし的には「怒濤の勢い」です。
本に取っ捕まっていると、オリンピックのテレビを観るひまもない。
この前から読んでいた『橋のない川』は、
ついに、一昨日からラストの第7部に突入。

でも、半分読んだところで、
『フリーター家を買う』が挟まった。
はい、有川浩の本です。モグが借りてきたのだけれど、
木曜日の夜に借りてきたのを借りて読みはじめ
金曜日の昼には読了。スイスイ読める軽い読み物ですけどね。
フリーターでちゃらんぽらんな男が、母親の精神病発症で
はたと気がつき、心を入れ替えて働きはじめ…という話。
男の父親の態度、家族との感覚のずれ具合が、
わが家のGサンと重なって、なんか面白いというか複雑な感覚。
妻の病気に対する態度が、モグの病気に対する態度と似てる。
男の沽券? 変なプライドの高さ、聞く耳持たぬ様子とか?
な〜んてね。

あと、読まなくちゃいけない本があったのだけれど。
『児童文学論』リリアン・スミス
司書の方々の集まりで企画した講座があって
「今回はリリアン・スミスをとりあげるから、おいでよ」
とお誘いを受けた。
「ひだまりねこさんには今更だろうけれど、
若い司書の中には読んだことないという人もいるので」
と……。昨日、来週、再来週と3回の連続講座。
じつは、わたし、リリアン・スミスは初めて。
司書の方々には児童サービスのバイブルとも言える本らしい。
図書館の蔵書にも副本が沢山あった。

で、ひだまりねこは読みかけて、挫折してます。
だって、活字が小さいんだもん。
45字×16行×400ページ。

比べてみようと思って
ほぼ判型の同じサイズの有川浩のを数えてみたら
43字×19行×約300ページ。

あれ? 1行当たりの文字数はそれほど違わない。
むしろページ当たりの行数は、有川の方が多い。
なぜ読みにくいのか………?
内容は別として、文字的に読みにくいのよ。

書体(フォント)が違ってました。
1964年が初版の『児童文学論』リリアン・スミス
2009年が初版の『フリーター家を買う』有川浩
文字のデザイン・書体が、違うの。
字面や懐が広くなって読みやすくなってる。
(文字のデザインについて参考→こちら

話がどんどん脇にそれて行ってますが……
図書館にある古い本(名作)を子どもたちが読まない、というのは
判型や活字、挿し絵の問題もあるんだな、と思った次第。
新しい判型にして、読みやすい活字にして、
という新陳代謝も必要、かな?と。

あ、自分の場合、老眼化もかなり影響してますが(^^ゞ
by hidaneko | 2012-08-04 10:24 | ほ ん | Trackback | Comments(0)


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