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旧友と会ったこと

これは日曜日、2012年7月8日(日)のこと。

家電話に知らない携帯電話から電話があった。
「ひだまりねこですか?」と。
聞きなれない声だった。
低くてかすれてて、てっきり男のひとだと思った。
「○○ですが」
「どちらの○○さんですか?」
「××(ひだまりねこの本名、ファーストネーム)でしょ」
でも、わたし、まだ誰だか分らなかった。
「△△高校の○○です」
「あ!、Kさん?」

女子高のとき親友だったひとだった。
何十年ぶりだろう。
「恩師が亡くなって、偲ぶ会で地元に来ているの。
年賀状だけの仲になっていたけれど……会える?」

聞けば、以前の声が蘇る。
それにしても、低過ぎる声。男と間違ったよ(笑)
偲ぶ会のおわったあと、お茶をご一緒に、ということになった。

街角の書店の前で待ち合わせ。
わかるかな?と思っていったけれど、
むこうから手をふってきてくれた。

ああ、昔のままの君だった。
彼女とは、大学時代に会って、そのあと一度会ったきり。
たしか、ご父君が亡くなって、お葬式の時。
10年以上前。


行っていたのは女子高だけど、一応進学校。
1年生の時、同じクラスで、会ったとたん意気投合。
そのあと、2年以降は別れ別れ。
彼女は理数系の進学コースで、わたしは文系の私大コース。
3年6組ロクデナシ、と先生に言われたっけ。(笑)

いろいろ話して、
人生いろいろだな、と思った。
彼女は独身を通し、歯科医で
わたしは、3人の子を為し、兼業主婦。

ゴルフが趣味で、週に1.5回はコースに出てる彼女。
14年余の介護を終えたばかりのわたし。絵本の読み聞かせが趣味?
ぜんぜん違う人生だけど………

翌日は旧友とゴルフをするのだ、という彼女とわかれ
わたしは、紅い自転車で家路に……。

「また、生きているうちに会おうね」
小さな約束。

会ったことで、文きりな年賀状が温かみを帯びてくるだろう。
と、思ったけど、来年はわたし、年賀欠礼なんだった。(^^ゞ
by hidaneko | 2012-07-10 00:55 | くらし | Trackback | Comments(0)


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