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介護丸14年が過ぎて…

これを読んで、ちょっとむかっ腹。
「親の介護、何歳からいくらかかるか 介護のお金の仕組み(1)」

育児なら何歳になればどれくらい、とおよその予測が立つけど
介護は育児と違って、何歳からとか、何年間など
予測は全然たたないのよ。
上のリンク先、机上の空論だと思う。

でも、介護など全然関係ないと思っている人にとって
生活設計の中に介護も入れる必要があると喚起するにはいいかも?

……と、書いてきて、ハッと思い出した。
昨日で、丸14年経つんだ。
平成10年1月3日。介護開始記念日。
3日の朝、仏壇のお世話をしようとして
室内で尻餅ついて、腰椎圧迫骨折。
10年,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23年…
思えば遠くへ来たもんだ〜。


暮れには
「なんとか、また正月を迎えられる。
 正月になると…年経つんだ」と思っていたのだけれど
当の3日には、忘れてた。ま、そんなもんかな。

   ・   ・   ・   ・   ・

先ほど、ショートステイ「Hの里」の看護師さんから電話。
陰部にしこりが出来て、化のうしているがどうしたいいか、と。
「手持ちにふさわしい薬がないようなら、
 こちらで市販の化のう止めを買いますが」と。
そのように、お願いするむねを伝える。

103歳にもなると、
臓器の耐用期限もすぎてあちこち故障もおきるし、
皮膚や粘膜も薄くなりトラブルが多くなる。
仕方ないこと。受入れるけど、ね。

だんだん、命が細くなっていくのを見ているのは
こたえるなあ……
by hidaneko | 2012-01-04 14:21 | かいご | Trackback | Comments(2)
Commented by ゆ~み at 2012-01-05 09:57 x
ひだねこさん。
お久しぶりで、今年もよろしくお願いいたします。
介護14年、大先輩です。
ひだねこさんの、お母様への介護、頭が下がります。
ゆ~みは、さっさと、母を特養へ入れてしまった!
(ずっと、後ろめたさを引きずりながら・・・)
母も、圧迫骨折を繰り返し、
今は、職員さんのおかげで、コルセットを着装して、車椅子へ。
ほとんど全介助。
この流れ、もう私では体力的にムリになってしまいました。
施設の理念と言うか、職員さんとの関係が、母にとっても私にとっても、今のところはいいので、「良し」としてます。

介護は、親と暮らしていない人には、やはり他人事のよう。
我が家のダンナさんの母も認知が進んでます。
弟夫婦が看てくれていますが、
離れて住む妹は、なかなか様子を看に来ませんね。
「あなたのお母さんよ!」と、言いたいけど・・・

(長々コメントで、ごめんなさい)
Commented by hidaneko at 2012-01-05 11:42
>ゆ〜みさん

コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

施設へ入所するのも一つのやり方だと思います。
うちは、入れそびれてしまった(^^ゞ
まだちゃんと意識があって自分の意見を言えるうちは
本人の意向を大切にして、デーとショートにしてたのでしたが、
認知症がすすんで言葉も出なく、寝たきりになった時には高齢で
こういっちゃ悪いけど「あとそう長くないのだから…」と
「今申し込んでも、入所には時間がかかるから」と言われ、
ずるずると来ています。
(ああ、すごい本音。誤解を受けそうですが、これが事実です)

そして、これからのことを思い煩っては、おろおろしてるのでした。(^^ゞ


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