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8月6日のピアノコンサート

わたしの若い友人が、8月6日に個人的ピアノコンサートをするようになり、今年でもう3回目になる。
今回、はじめて、そのコンサートを聞きに行ってきた。

いかにも手作りのあたたかなコンサートで
友人たちがスタッフとして手伝っていたり
ピアノを囲むように置かれた花や草は、どれも友の庭からきたものとか
緑っぽくすがれた紫陽花の花の上にとまっているセミの抜け殻とか
蒲の穂や、サギソウ、ミント、山野草もあり・・・
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演奏した曲は、堅苦しいものではなく、ポピュラーなものや、さださんの曲、ジブリの曲、Amazing Graceもある。師事しているお師匠さんや、彼女自身のアレンジとか。
音楽のことはよく知らないし、どう聴けばいいのか、
どう感想を述べたらいいのか、分からないのだけれど、
心にしみる音色でした。
軽やかっていうのじゃないのよね、心に響く、というかなあ。

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これからのことを思うために
そして、昔のことを忘れないために
スケジュール帳に小さなシールを貼るような
小さなコンサートをこしらえました。

あわただしい日々の中で
つい先へと急ぐ足を少しゆるめて
道ばたに咲く花でもながめながら
のんびりほろほろあるいてみるような
そんな風情のひと時を、
ご一緒できたらと思っています。
        (花コンサートのご案内のことばより)

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それにしても、友が
個人で企画して実行するってすごいと思う。
なぜ個人コンサートを思い立ったのか。
前にも、オリがあるごとに聞いてきたのだろうけれど
今回、顔をつきあわせて、目と目を合わせ(笑)
発端や、行動するエネルギーについて、あらためてたずねてみた。
彼女自身が、ナガサキやヒロシマに行ったり、さだまさしファンで、さださんの影響もあるかと(?)思ったのだけれど……

最初はセプテンバーコンサートだったという。(今年のはこちら
「あれって、NYであったから、日本でもやるようになったのでは?
 もし、あれがNYではなく、他の都市、他の国、名前も知らない国だったりしたら、たとえばアフガニスタンとか? だったらどうだったろう、日本でもやっただろうか? と考えていったら……。アメリカの事ではなく日本の事でもやることがあるのではないだろうか、と考えて。
そこへ、さださんのコンサアートや、自分も広島に行ったり、長崎に行ったりして、8月6日に、何かやったらどうだろう……と。「誰かやらないか」じゃなくて「人に言うくらいなら、まず自分でやれよ」って自分に言う自分がいて(笑)」

そこからが彼女のすごいところ。
長い曲は弾けなかったのが、30分、1時間とピアノを弾く場を与えられて、というか、そういう機会に恵まれて、自分でもやれるんじゃないか、と思い、計画して、実行に移しちゃったんだから。

地方の小さなホール、音楽練習室を会場に、パンフレットの文面も悩みつつ考え、添える画像もさがしてきて、パンフレットも手作り。それも、愛らしいリボンが添えられていたの。

集まってくる人たちも、この会を楽しんでいるようだった。

「うちあげをするからこない?」とさそわれ、片づける作業を手伝ったの。ピアノにカバーがかけられ、部屋の片隅にはこばれて、照明や並んでいたイスを全部を撤収、かざっていた花や植木鉢をまとめ、すっかりかたづけたら、裸の空間が残ったの。
裸の壁、裸の床……先ほどまでの豊かな時間空間はどこへ?と思える変わりぶりだった。
逆に言えば、裸の部屋を、豊かな空間時間に変えた友が魔法使いに思えた。
友人たちの協力があって、と友はいうけれど、その友との良い関係を築いてきたのも彼女で……

こういう人物の、友人のひとりでいられることの幸せを感じました。

そのあと、スタッフの打ち上げで、食べ飲み話し笑い、
久々にお腹を抱えて笑って、腹筋が痛くなった(爆)
ああ彼女はこういうお友達に囲まれているんだな、と安心したりしてね。

ありがとうKちゃん(^_-)-☆
by hidaneko | 2010-08-09 00:40 | なかま | Trackback | Comments(4)
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Commented by リバー at 2010-08-09 17:26 x
ふつふつと暖かい柔らかいものが 私の胸にも届きました
8月6日も8月9日も絶対に忘れてはいけない日   だと思います
Commented by hidaneko at 2010-08-09 21:03
>リバーさん
>8月6日も8月9日も絶対に忘れてはいけない日 

今日はナガサキの日でしたね。
これも若い友で、広島のちかくに生まれた人が「“その時間”になると街中にサイレンが鳴り、みんなが黙とうを捧げたのに、東京へ出てきたらサイレンも鳴らないし、遠いところの事のようで変な感じがした」と言ってました。
年代だけでなく、地域による温度差もすごくあるんだな、と思いました。
Commented by ふいづ at 2010-08-10 09:40 x
> 年代だけでなく、地域による温度差もすごくあるんだな、と思いました。

広島に行った時、感じました。
こっちとは全然違うんだもの。

今年は6~8日が金土日に重なって、
こちらでは大小のイベントやお祭りがいろいろあり、
母が、「これじゃ忘れちゃうよね…」としみじみと言ってました。
Commented by hidaneko at 2010-08-10 18:09
>ふいづさん

もうずいぶん前になりますが、わたしがはじめて広島に行った時
たまたま乗った電車が、被爆電車だったのです。
それは戦後約50年ころのことで、原爆の遺品が生きて使われていることにびっくりしたものでした。
日常的にそういう物に触れる環境とでは違うのだろうな、と思います。

わたしなんかもそうだけど、人間ってから遠い事柄はけっこう忘れっぽいし…。


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