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パラリンピックが終わった

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ここんとこ、珍しくテレビを見てた。
朝早く目が覚めて、というかタナ猫に起こされて、
だいたいその時間が、3時とか4時でパラリンピックの実況中継、

車椅子ラグビーなんて、すごく迫力があって面白かった。
まさに格闘技。迫力ある。スピードや敏捷性にもびっくり。
上半身の鍛え方、半端じゃない。銅メダルとってはらはら。

走り幅跳びの、足に障害がある人のクラスの山本篤 選手は銀を取ったり。
義足の性能によって記録も違うだろうから、
良い義足を作ってもらう経済力や技術で差が出るんじゃないの?と
斜めに観てたんだけど、ドキュメントを観て考えが変わった。
どんな優れた義足でも、いや優れているだけにそれを使いこなすために
残った足の部分を鍛えなくてはならないって。すごいよ。

全部観てたわけじゃないけど、ニュースなどでも伝わってくる。
障害の程度じゃなくて、残された能力を最大限に活かすように
鍛えて、練習しているアスリートたち。

陸上や水泳なども、障害の程度によって細かくクラス分けしてある。
わたし知らなかったけど、
身体障害だけでなく、知的障害というクラスもあったんだ。
中島啓智選手が水泳で銅をとったり、すごいね。

だけどふと思ったんだ、
精神障害というクラス分けはあるのだろうかと。
パラリンピックにはなさそうだ。
パラリンピックは障害者のスポーツの祭典といわれるけど。
身体障害や知的障害はあるけれど、精神障害はない?

知的発達障害者のスポーツはスペシャルオリンピックスなどもある。
だけど精神障害者のは寡聞にして聞いたことがない。
精神障害者のスポーツの祭典って難しいのかな。
ほんとはあるけどわたしが知らないだけなのか。
なんか、ここでも差別されている感じがする。
ひがみっぽいわたし。

「精神障害者 スポーツ」で調べたら、あるにはあるらしい。
「精神障害者バレーボール」というのが…。(こちら そして こちら
でも、アスリートというより、治療の延長という感じがする。
だけど……
……上記サイトより引用……
また、精神障害者のプライバシー確保や権利擁護に関してですが、全国障害者スポーツ大会の参加に際しては参加者名簿の提出が原則で、氏名などが明示され、積極的にマスコミなどに取り上げてもらいます。参加選手の声を聞くと、個人情報の公開化に関しての抵抗感は少ない反面、
家族や関係者が旧態然としたプライバシー保護に固執する姿勢が認められるなど、その意識改革が求められています。
……引用ここまで……

まだまだ、難しいんだな、と思ってしまった。
単に、精神障害者は症状の波があって体調を整えるのが大変で
それでスポーツできないのかと思ったけれど、それだけじゃなくて、
世間の偏見というヤツが立ちはだかってるんだ〜。


追記:
精神障害者がぜんぜんスポーツできないわけじゃない。
モグも、体調のいい時はウオーキングをやっている。
(リハビリ程度だけどね)
また、地域のマラソングループにも入れてもらってる。
(年に1度、マラソンリレーに出るくらい)
そのグループは健常者が主だけど、うつ病の人もいたし、
モグが行ってたハウスのメンバーでアスペルガーの人が
スポーツジムに通い、プールで泳ぎ、大会にも出ていたと聞く。
でも、障害があることは告げないでの参加らしいけど。

精神障害の人は、薬を常に飲んでいる人が多いから、
公式の試合になるとドーピング問題など難しいのかなあ。

・・・ということをつらつら考えながら
家族に障害者がいなければ、こんなことは考えないのかな、と思ってた。

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by hidaneko | 2016-09-19 20:41 | うきよ | Trackback | Comments(0)

恐るべし、ストリートビュー

話は長くなりますが・・・

お昼前、2階にいたら、ガッシャーン! と大きな物音。
すわ、自動車事故か! と駆け下りて外にで見たら、
我が家と、隣家の間に立っている街灯に、車がぶつかって、街灯が倒れてた。

左前輪に支柱を巻き込んで、ポールがタイヤの内側に入ってる。
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人身事故でなくて幸い。
車から出てきた青年、やっちまった感いっぱいの面持ち。
「怪我ないですか?」と聞いたら「大丈夫です・・・でも車が・・・」と。

対向車をよけようとして、ポールにぶつかった、と。
「対向車は逃げちゃったの?」
「ええ、でも、ビデオで撮ってるはずですから」って、
今時の車って、ビデオカメラが付いてるのか? すごい。

自分の保険のことを心配してるから「社の車ですか?」と聞くと、そうだという。
「これから、会社と、警察に電話します」と。
「社の車なら、会社が保険に入っているから、そちらから支払われるでしょう。
会社内部であなた、叱られるでしょうけどね」って。

何より、街灯のポールが倒れて電線がたれ、電気が通じているのが気になる。
「車のエンジン、切ってね」
雨でなくてよかった。地面が乾いてて。

わたしはわたしで町内会長に連絡。街灯は町内で立ててるものだから。
町内会長さん、たまたま在宅で、すっとんできた。
そのうち、事故を起こした青年の上司二人が来る、警察が来る。
事故を起こした車、地元大手の会社の関連会社の車だった。
青年は仕事をひとつ終えて、帰社する途中だったって。
ほんと、お気の毒に……。まあ、怪我がないのが不幸中の幸い。

電気会社がきて、切れた電線の始末をし、
レッカー車が来て、車の前を持ち上げ食い込んでいたポールからはずしてた。
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ここからが本題。

街灯のポールが倒れる時、うちの玄関のひさしを壊したのだけど、
それも保険で直します、って、青年の上司がいった。
「かかりつけの大工さんがいたら、そちらに見積もりを出してもらってください」と。

すぐに、大工さんに電話。見積もりをお願い。
その後、すぐに、損◯ジャパ◯から電話があって、
見積もりの件について、って。
「ご住所でだいたいの場所はお聞きしましたが、どこが壊れたのでしょう」と。
「△△のお宅でしょうか」と家の外見の特徴をいうから、
ははーん、ストリートビューみてるな、と思って。

「左の窓のところでしょうか?」と、先方、
「いえ、その右に階段があって、その上のひさしです」ってわたし。
「あ、わかりました」
で、大工さんの連絡先を聞いて、あっちで対応してくれるらしいけど……

便利な世の中、というか、ある意味、怖いねえ。
(だけど、ストリートビューって、どれくらいで更新してるんだろう。
あとでパソコンで見てみたけど、近年改築した隣家、古い形のままだった)



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by hidaneko | 2016-09-15 19:51 | うきよ | Trackback | Comments(0)

一週間のごぶさたでした・・・

ロッテ歌のアルバムだっけ? 
知ってる人は古い人(笑) わたしも知ってるし。

書きたいことはてんこ盛り
・爪の脇のささくれの話、とか
・人を待たせる、とか
・保育園での読みきかせ、とか
・木のこととか草のこととか
・したたかに酔った夜のこと、とか

過ぎてしまえば、書くほどのことでもないか、とも思ったり。

日付がかわったけど
昨日9月11日は、アメリカの同時多発テロから15年目の日。
思うこと多々。
「平和」に向かうといいつつ、
実際には「戦争(戦争)」やテロはなおさら多くなり
この日本だって近年「戦争(の出来る国)」へ真っしぐら。

久しぶりに掛かった鍼灸マッサージの鍼灸師さんが施療しながら
「若い人は「あなたたちの世代は戦後かもしれませんが、僕たちは戦前です」というのよ」と。
それに答えてわたし
「若い人じゃなくても、我々の世代も「今はもう戦前だ」と思っている人かなりいますから」と。

どうしたらいいんだろう。
心が、身もだえしてる感じ。






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by hidaneko | 2016-09-12 00:45 | うきよ | Trackback | Comments(0)

医療費のしめつけ

今日は、クリニックに行く日だった。
手帳にもそう書いてある。

だけど、モグを送って行く日、と勘違いしてた。
わあしも受診する日だった。忘れてた。
日曜日に一週間分の薬を小分けして、そのときは
「ああ、今週はクリニックだったな」と覚えていたのに。

「体調が安定していると、そういうこともあります」と先生。
体調が安定していると、通院日を忘れる、ということ。
私の場合は、脳内がぐちゃぐちゃだから・・・
9月は、人前仕事とか、絵本の読み聞かせのボランティアとかがあり、
そのほか、打ち合わせ会議や、オチのないようにしなくちゃ、と
そっちの方に気を取られて、自分のことがおろそかになってた感じ。

まあ、それはそれとして、
帰り道の車の中でモグが言う。
「カロナールもだめになった。アレグラもダメ」
「えぇっ?」
「自立支援の(医療費の)1割負担では出せない、ってチェックが入ったって」
「カロナールもだめって・・・? それはないでしょ、ひどいね」

モグは、しょっちゅう頭が痛いという。
前はロキソニンを飲んでいたけれど、胃に負担がくるし
少し前から軽めのカロナールに変えてもらっていた。
それが使えなくなるというのだ。
そばで見ていて、ロキソニンにせよカロナールにせよ、
鎮痛剤はモグには日常生活を送るために必要欠かせない薬だと思う。
それが、自立支援ではカバーされない?

「3割負担になるというの?」
「うん、1割で処方される薬と別に、3割負担で出してもらった」
処方箋が2種類、1割負担と3割負担のと出たという。

障害のため就労できず、それでも日常生活を普通に(実際は普通にじゃなけど)
送るために、必要と思える薬が、どんどん削られていく。
4月に急にへらされて、どうにか体調を整えてきていたのに、
ここへきてまたか・・・・・どれだけ苦しめればいいのだ!
政府の医療費削減のために、必要な薬さえ出してもらえないなんて。
何が自立支援だ!






More
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by hidaneko | 2016-09-02 19:35 | かぞく | Trackback | Comments(0)

泉田知事、秋の知事選不出馬との速報

泉田知事が10月の県知事選から降りるって。
当然出馬するとおもっていたんだが・・・

地元紙に県政をこっぴどく叩かれ、苦戦するだろうな・・・と思っていたけど
「この秋の新潟県知事選からの撤退について」

その地元紙の夕刊によると、どの政党も支持しなかった、と。

泉田裕彦・新潟県知事が4戦出馬撤回。
新潟日報批判で「東電との関係」に言及(UPDATE)



まあ、県政ではポカもあったけど、こと原発に関しては、働いたと思う。
よく東電に物申し、ないと言われる資料を引っ張り出したり、
泉田知事は「原発再稼働絶対反対」の立場ではないけれど、
「安全が確認されないものは再稼働できない」という立場を貫いた。
柏崎刈羽原発だけでなく、日本の他の原発についても、
安易に再稼働させない、力になったと思う。

これで、他の原発も、再稼働の方へ加速度的に進むのではないかと危惧。

どこの政党も知事の出馬を支持しない、との新聞記事を見たとき
「東電め、その手できたか」と思ったよ。
地元紙は、東電の広告を何度も掲載していたし・・・
背中から刺されるよりはいいだろうけど。


More:泉田裕彦のことば
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by hidaneko | 2016-08-30 19:38 | うきよ | Trackback | Comments(0)

もっと他に報道することあるんじゃない?

8月13日は、こちらではお盆の入り。
ご先祖様をお迎えする行事。

「怠け者の節句働き」で、日頃整理整頓が苦手なわたしは
朝からせっせと働いて、なんとかお盆の用意も済ませ
無事に(でもグッとこらえることももありつつ)墓参りも済ませた。

ほっとしてビールを飲んだら、疲れが出たのか爆睡。
真夜中に目を覚ましてる。

そしたら、某アイドルグループが解散するとのニュース。
わたし、別にどうでもいいんですけど〜!
ツイッターのTLがそのことで埋まる。
新聞系のアカウントも軒並みそのニュースを告げる。
フリーのジャーナリストで、芸能ネタなんて触れたことない人までも…。
NHKではオリンピッック報道を中断して速報で流したとか。バカみたい。

ああ、また「あっち向けホイ!」みたいに、一斉に報道するのか?
この国は何かあると、それ一色になってしまう。
もっと他に報道すること、あるんじゃない?

伊方原発が再稼動して臨界に達したのが12日。
でも、オリンピックの陰で小さく報じられただけ。

オリンピックの陰といえば、高江のヘリパット問題も報じれない。
NHKなんて(全部のニュースを見てるわけじゃないけど)触れたの見たことない。

高江ヘリパット問題って何? というかたは、こちら をどうぞ。
ツイッターで琉球新報や、沖縄タイムスをフォローしてると
現地での住民の思いや、政府のやり方が伝わって来る。

辺野古にしても高江にしても、沖縄のことだけど、
「日本のありよう」でもあるんだよね。
福島原発事故もそうだけど、地方のことのようで、
日本のありさまで、人ごとじゃない。

某SMAPが解散しようと、わたしはファンじゃないし痛くもかゆくもない。
でも、高江にしても伊方にしても、日本の行く先のことで
わたしに関係がある。無関心じゃいられない。
ご存知のように、わたしは、にゃんこ頭で、難しいことはわからない。
でも、皮膚感覚で、「なんか変だ」と思うことが、最近多くて・・・

(あ、家庭内にも頭の痛い問題を抱えてますけど)
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by hidaneko | 2016-08-14 02:41 | Trackback | Comments(0)

世の中、変だ!

相模原市の知的障害者施設に刃物をもった男性(元職員とか)が押し入り、
入所者たちが刺され、死者19名、負傷者多数がでたという事件。
空恐ろしい事件だ。
「障害者は安楽死させた方がいい」とか言っていたとか。
事件後、ツイッターで「世界が平和になりますように」と書いてたとか。

なぜ?と思って、ハッとした。
彼にとって「障害者がいない世界が平和」なんだということ。

「障害者がいなくなればいい」
「障害者は死んだ方が家族が楽になる」って、この男だけじゃない。
安倍政権の閣僚から、たびたび社会的弱者切り捨て、優生学の思想が語られてきた。
そのたびに、失言取り消しや口先だけの詭弁の言い訳があったけど、
本心が、ちらり、ちらり・・・じゃないね、堂々と言ってたもの。

やな世の中だ、と思う。

話がそれるが、昨夜、本好きが数人あつまって飲む会があった。
学校図書館のありかたや、司書が居るのと居ないのの違いとか
公立図書館と、公民館図書室の違いとか、かなり真面目な話もした。

その中で、先の参院選、今年から18歳以上に選挙権が与えられることになって
19歳より18歳のほうが、投票率がよかったとか。
公立高校の司書をしてる女性が
「うちの学校図書館でもアピールして、展示や本の紹介をしたわ」と胸を張った。

それで、わたし
「近頃は平和教育も偏っているとか言われる時代でしょ」と言ったら
「そう、戦争はいいことだ、ということも同時に伝えないと、偏っていると言われるの」

おもわず、のけぞった。
戦後民主主義の中で育ったわたし、「平和はいいことだ」と教わった。
それが、「憲法を守ろう」「人権を守ろう」が、偏向と言われる時代になってきてる。

両論併記、じゃない、記さなくても話すことでも
両論を伝えなっくてはならないなら
「お年寄りは大切に」の一方で「年寄りは邪魔だから早く死ね」とか
「弱者や障害者はいたわろう」の一方で「弱者・障害者は役立たずだから死ね」とか
伝える時代になってきているのか!
極論みたいだけど、いやいや、政治家がそう言ってるし。
今回の事件も、そういう世間の風潮のなかから出てきたもののようにも思える。



一方・・・いま、沖縄で、高江で・・・・
ヘリパッドの建設に反対してる無抵抗の年寄りが、
沖縄以外の県から派遣された機動隊によってごぼう抜きにされている。
この前、NEWS23でも取り上げられたけど、NHKじゃ報道しないね。
百数十人の村に、500人もの機動隊が乗り込んできてるのよ。
それも、参院選で勝利した次の日から・・・

こちら
「「高江ヘリパッド問題」を翻訳こんにゃくしてみたよ!」とても分かりやすい。

そして、こちら
高江に凄まじい政府の暴力と弾圧---それでも私たちは負けない、この歴史的な闘いに全国からの結集を!

差別はいけない、とか、暴力はいけない、という社会の規範を
政府が踏みにじり、そしてそれを支持する人たちが多くいるということ。
なんか、嫌な世の中になってきてる。

More:もうひとつ最近のニュースから
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by hidaneko | 2016-07-26 20:22 | うきよ | Trackback | Comments(0)

久々にスカッとする記事を読んだ・精神疾患についての偏見を解く

わたしは以前(2015年3月5日
「新聞記事に憤る(精神障害者って統合失調症のこと?)」という記事を書いた。
精神障害者の暴力について、偏見を増長するような書き方をしたニュースに憤ったのだ。

その時の疑問、精神障害者が危ないというが、普通の人が危ない割合はどうなんだ?と。
いいかげん「精神障害者=統合失調症=キチガイ=危ない」…という図式、止めて欲しい、と。

今日、Yahooニュースで、それに応えるような記事をみた。
精神疾患に対する偏見から、受診が遅れて治療に時間がかかることがある、とも。
よくぞ言ってくださった、と思った。
広く多くの人に知って欲しいと思った。

Yahooニュースより 以下引用。(アンダーラインはひだまりねこ)

     ・     ・     ・     ・     ・
精神疾患患者は「危ない人」?
症状を悪化させる大誤解

All About 6月8日(水)23時45分配信

  元記事には「ブラよろ」の一場面が引用されている。
  「あなたは精神障害者にどんなイメージを持っていますか……?」
  「え……?」
  というセリフとともに…(注:ひだまりねこ)

医療現場の実情が描かれた人気の漫画、『ブラックジャックによろしく』。この漫画から心の病気に関する基本的な内容を取り出して詳しく解説してみたいと思います。今回は、「心の病気」に対する誤った認識が、患者さんやご家族に及ぼす深刻な悩みや問題について考えてみましょう。精神疾患=犯罪者予備軍と捉えるような大きな誤解と偏見から生まれる問題について、ぜひ知っておいてください。

■病気の人だから事件を起こした? 一面的な見方が生む誤解
事件や犯罪のニュースは毎日のようにテレビやラジオから流れてきます。何かの事件が起きたとき、それを起こした人に心の病気の既往がある場合もあるかもしれません。しかし、それが原因で心の病気の患者さんは危険だ……といった見方をするようになってしまったとしたら、それはたいへんな誤解です。

心の病気にはさまざまなものがありますが、代表的なものは「うつ病」や「統合失調症」などでしょう。そしてこれらの患者さんの大部分は、いかなる暴力とも無縁です。実際にそうした患者さんのごく一部が事件を起こすことはありますが、実は事件の頻度自体は、全人口における事件の頻度とほぼ変わらないのです。

しかし、場合によっては患者さんが暴力的な傾向を示すこともあります。たとえば身近な人に威嚇的な言動をあらわすこともあるかもしれません。頻度自体は少ないですが、その際は病気の内容がその行動に関連している可能性には注意が必要です。

たとえば、身近な人に猜疑心を抱くようになり、それが病的なレベルならば、被害妄想になっていきます。もしその妄想の内容が原因で、たとえば自分の身の安全を確保するためには何かをせねば……という気持ちが強まれば、他人に威嚇的な態度を示す可能性が出てくるかもしれません。

つまり、心の病気の患者さんが危険かどうか、その確率を議論することは一般の人が危険かどうかを議論することとほぼ同じなのです。主な違いは、実際に何かが起きたときに、「病気の症状がそれに関連している可能性も考慮する必要がある」といったことです。

■病気への誤解が生み出してしまう不適切な言動
病気のイメージが悪くなれば、その病気の患者さんに対して、誰かの口から不適切な言葉が出てしまうかもしれません。また、めったにないことでしょうが、近所の人から病気を侮辱されるといったこともあるかもしれません。

病気をからかう、あるいは侮辱するような言葉は、発する方は軽い気持ちでも、実際に病気で苦しんでいる側からすると、たいへんなショックです。何度も何度も、かけられた言葉が頭に残ってしまうかもしれません。

ここで考えてほしいのは、なぜ相手の気持ちが傷つくようなことを言ってしまうのか?ということです。その時々の状況にもよるでしょうが、いずれにしても侮辱する言葉をかけた人に「心の病に対する誤解」があることは、大きな要因として挙げられるでしょう。

そもそも深刻な病気を抱えている人を侮辱する人は、まずいません。したがって、もし誰かの口からそうした言葉が出たならば、相手を正しい意味で病気だと思っていない可能性があります。

実際によくある誤解として気をつけていただきたいのが、「心の病気は医学的な問題ではなく、本人の人間性を反映している」といった考え方です。

ここで強調しておきたいことは、心の病気は基本的に脳内の医学的な問題が生み出しているということです。年々治療法も効果的になってきていて、そもそも解決可能な医学的な問題になっています。その観点からみれば、心の病気はいずれも高血圧や糖尿病などのその他の多くの身体疾患と変わりはないといえます。

■自身を追い込むセルフ・スティグマは危険なスティグマ
心の病気に限らず何の病気であれ、それをからかわれたりすれば、心がかなり傷つく可能性があります。また、侮辱される自分にも何か問題があるのでは……という気持ちが浮かぶ可能性もあります。このように自分自身に悪いレッテルを張ってしまうこと(セルフ・スティグマ)には要注意です。

もし自分自身を恥ずかしく思うようになったら、まわりの人との交流を避けるようになることもあります。誤解や誤った偏見を抱えている相手に何か言われたとしても、病気である自分を恥じるような気持ちにつなげてはいけない、ということは、言われた内容が何であれ、患者さん側もはっきり意識しておきたいものです。

■受診を遅らせる要因にもなる誤解と偏見
また、上記のような誤解と偏見が生み出す実際の問題として、患者自身が受診をためらいやすくなってしまうことが挙げられます。何かしらの心の病気の症状が現れても、病気であることを認めまいとし、結果的に早期段階での治療を逃してしまうケースがあるのです。

もっとも、心の病気のなかでも、うつ病などは近年病気のイメージがかなり改善されてきたため、受診をためらうことは少なくなってきたように感じます。しかし統合失調症などの疾患に関しては、身内などに同じ病気の方がいない限り、まだ何も知らず正しく理解できている人は少ないのが現状です。

心の病気は一般に、症状が現れてから精神科(神経科)を受診するまでの期間が長ければ長いほど、病気が深刻化する可能性があります。根拠のない誤解や偏見は、結果的に心の病気の状態を悪化させてしまいます。すべての人が正しい認識をもつところから、これらの問題を解決する必要があります。社会的に心の病気への誤解がなくなれば、その症状が現れた人は迅速に病院を受診でき、治療においてもより前向きに取り組みやすくなり、結果的に良い方向に進んでいくということを、どうか頭に置いておいてください。


文・中嶋 泰憲(All About メンタルヘルス)
中嶋 泰憲 のプロフィールは、こちら


     ・     ・     ・     ・     ・

障害の症状で辛い思いをしているのに、
さらに、世間の偏見にさらされ、
心ないことを言われて傷つけられる辛さ……

「多くの人に知って欲しいと思うけど、偏見で傷つけられるのが怖い」
患者本人や家族で、そう思っている人が多いのよね。

久々に、スカッとする記事を読んだので、紹介した次第。
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by hidaneko | 2016-06-13 21:15 | Trackback | Comments(0)

メモ:オバマ大統領の広島スピーチ全文

オバマ大統領の広島スピーチ全文 「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」
The Huffington Post | 執筆者:吉川慧

http://www.huffingtonpost.jp/2016/05/27/obama-begins-visit-to-hiroshima_n_10160172.html



感想はあとで。

More:The Huffington Post より
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by hidaneko | 2016-05-29 16:45 | うきよ | Trackback | Comments(0)

今日は憲法記念日

憲法・・・改憲や護憲や、いろいろ取り沙汰されてるけど
わたしは、読んでみて、よくできているな、と思うよ現憲法。

よく誤解されるけど、憲法って、
「国民が守らなければならない規則」じゃなくて
「国民を守るために、為政者を縛る規則」なんだよね。

これって、「義務教育」が
「子どもは学校にいく義務がある」じゃなくて
「親は子どもに教育を受けさせる義務がある」ってのと似てるね。

だから、憲法を改正しよう、って安倍総理が言うのは変。
総理大臣は憲法を守らなくてはならないんだもの。
勝手に解釈を変えて、戦争の出来る国にするのも変!

中島みゆきの歌に
♪ひとの不幸を祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが〜♪
というのがあるけれど(「怜子」)
わたし、時々思うの、安倍政権倒れてくれ〜!っと。
「死ね」とは思わないし願わないけど、「倒れてくれ」と願ってしまう。

な〜んてことを、ぼやっと考えておりました今日、
当地は、とてつもなく暑かった。
最高気温29度の予報が出たけど、実際は何度あったんだろう?
吹く風も暑く、フェーン現象か、乾燥機のなかに居るみたいでした。

という今日、タナ猫のバカが、バカなことをやってくれて。
とほほなのよ。
これは、憲法とも熱波とも関係ないから、別記事に書こうかな。
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by hidaneko | 2016-05-03 18:18 | うきよ | Trackback | Comments(0)