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4週間(28日目)@東京日記

もう寝ようと思ったら、向こうの部屋で
イッちゃんが泣き出した。
さっき寝てたのが目を覚ましたかな、と思いつつ、
そばに母親がいるのだからいいや、と思ってた。

それが、なかなか泣き止まない。
あん、あん、泣いていたのが
あーん、あーん、になり
ぎゃーん、ぎゃーん、になり、
ギャオス、ギャオスと泣き出した。
いわゆる火がついたような泣き方だ。

何事かと思い、手伝えることはあるかと思い
そっと覗いてみたら、ふすまの脇に父親のスリッパがあった。
さきほど、帰ってきたところだったのだ。

な〜んだ、両親そろっているのなら、ばあばの出る幕じゃないや。
と、ベッドルームに戻ってこれを書いている。

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by hidaneko | 2015-11-30 23:55 | 東京日記 | Trackback | Comments(2)

朝@東京日記

琺瑯のミルクパンにお湯を沸かし
円錐形のドリッパーに合わせて
台形の濾紙を折る

前夜 友にもらった珈琲の封を開ける
芳しい香りが立ち上る
遠路はるばるやってきた珈琲豆は
ミルのないこの家のために
ペーパードリップ用に挽いてある

メジャースプンで量って濾紙に入れ
表面を軽くならし
ミルクパンのお湯を 料理用の計量カップですくって
細く珈琲の粉に落としていく
ふっくらと粉が膨らむ
口が珈琲口になる

道具がなくても、そこにある物で工夫して
美味しい珈琲を入れる……
前に友に聞いた言葉が蘇る

ミルクパンに1杯のお湯を全て使うと
ちょうど二人前の珈琲になる
白いコーヒーカップは花の形
馥郁たる香りと味のバランスはわたしの好み
至福の時

珈琲を一杯飲んで 朝ごはんを食べ
もう一杯飲んで 1日が始まる
   ・
   ・
   ・
昨夜、遠方より仕事で上京していた友と会う。
美味しい食べ物と素敵な会話の楽しい時間を過ごした。
もう15年余りの付き合いだけど
顔を合わせたのは数えるほどしかない。
だけど、ひょっとしたら、
Gサンよりわたしの好みを知っているかも。
わたしのつらさや、楽しみを知っているかも。
良い友を持てて幸せだ。

兼好法師が言っている。
  よき友、三つあり。
  一つには、物くるゝ友。
  二つには医師。
  三つには、智恵ある友。

我が友は、くすしではないけれど、
物(珈琲)くれるし、知恵もある(資料を分けてくれた)。
良きかな、良きかな。
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by hidaneko | 2015-11-30 22:51 | 東京日記 | Trackback | Comments(2)

今週のたなくじ

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今回も、モグが撮って送ってくれたもの。

暖かい鍋物が恋しい時期になりましたね。
って、今日は、ポトフの予定だけど。
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by hidaneko | 2015-11-30 10:47 | Trackback | Comments(0)

レンズを指で塞いだわたしの色

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まねっこしてやってみた。
光を遮るのだから暗く、黒くなるかと思ったら、
血の色だった。

生きてるあかしの色だった。
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by hidaneko | 2015-11-29 16:08 | Trackback | Comments(0)

「の」の字と綿棒@東京日記

赤さんの仕事は、飲むこと、出すこと、泣くこと。
そして、その間に、育つこと、も。

イッちゃんも、元気にゴクゴク飲んでます。幸い母乳もよく出て…。
育つ方も、おととい、保健師さんが家庭訪問に来てくださって
目方や頭囲など測って「順調です」と、折り紙。
泣くのは、「おなかすいたよ」とか「オムツが濡れたよ」とか。
出すこと……これがイマイチ。

以下、赤さんの「出す」ネタなのでMoreにします。

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by hidaneko | 2015-11-28 21:12 | 東京日記 | Trackback | Comments(2)

その電気はどこから来るのか@東京日記

急に寒くなった。
昨日までコートなしで出かけられたけど、
小雨の今日は、薄いセーターの上に薄いレインコートで出かけた。

街には、ダウンジャケットを 着ている人もいる。
ウールの厚手のコートを着てる人もいる。
まだ冬物のコートを着るほどじゃないと思うんだけどな。

でも、東京の人たちは概して薄着で上に厚いコートを着るように思う。
屋内が暖かだから、薄着で、外に出るときに厚手のを着るんだろうな。
ビルも、駅も、地下鉄や電車も、たっぷりと暖房が入ってる。
その電気、どこから来るか、知ってるのかなあ。
気にしてる人、少ないような気がする。

いま、わたし、とても文化的(?)な生活をしてる。
地元では、日頃、昭和の生活をしてるからね。
こちら(の娘のマンション)にきて、びっくりぽん!
築後3年の中古マンションだけど、設備は行き届いてる。

・オートロックはあたりまえ
・来客にはインターフォンで映像を見てロックを解除する。
・リビング・ダイニングは、床暖房だという(まだ使ってないけど)
・もちろん、各部屋にはエアコン完備。それも、人を感知して風向を変えるって。
・天井の照明もリモコンで照度を変えられ、
・和室の天井の照明にはスピーカー内蔵、Bluetoothで音楽を流せる。
(わたしのパソコンでも使えることが判明)
・もちろん、パソコンは無線LAN。(これは、我が家もだけど)
・キッチンの流しにはディスポーサー(生ゴミ粉砕機)
・システムキッチンには、当然食洗機も備えられて
・洗濯機はドラム式で乾燥機付き
(娘は乾燥機能は使わず、庭に干していたけど)
・風呂場は、24時間除湿で、他に暖房や乾燥の機能もついてる。
(庭に干して生乾きのは、風呂場に吊るし天井からの熱風で乾かす)

ほとんど我が家にはないものばかりで目を白黒。
娘の入院中に、娘夫にいちいち使い方を教えてもらった。

んが、これ、ほとんど全部、電気で動くものばかり。
「オール電化の家」ではなくて、キッチンの熱源はガス、
給湯設備もガスだけど、電気がなければ動かない。

快適に暮らすためには、「電気代がかかるだろうねえ』と、わたし。
「でも、仕方ないのよね」と、娘。

東京の家がみんなこんなふうだとは思わないけど、
我が家みたいな「昭和の家」も、まだあると思うけど。

街のショーウインドーやライトアップ、そんなにいるの?と思ってしまう。
街灯が消えて、女の一人歩きが危ない、物騒な道になっても困るけれど。
暑すぎるビル、暑すぎる電車、便利なマンション・・・
それらの電気が、どこから来るか、普段きにしてないだろうな、と思った。
寒ければ、もう一枚重ね着をすればいい。
原発なしで電気は足りているというけど、原発再稼働の口実をなくすためにも
化石燃料を使っての発電をすくなくしていくためにも、
もうちょっと不便になっても生きていけるよ、と、昭和の女は思うのです。

More:ディスポーサー
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by hidaneko | 2015-11-25 22:25 | 東京日記 | Trackback | Comments(0)

ちょっと眠い日@東京日記

イッちゃんは、相変わらず「ねるねる詐欺」
泣くから、アリさんがおっぱいを含ませると、少し飲んですぐ寝ちゃう。
寝たかと思って布団に寝かすと、すぐ目を覚まして泣く。
まだ、生後3週間だからね……。
おっぱいの吸い方もだいぶ上手になってきたけど、
「腹減った、乳吸いたい」という思いが強すぎて、吸う技術がともなわない感じ(笑)

特に、夜中にそれをやるらしく(わたしは寝てるから知らない)
朝方になると、アリさんはへとへと。
だから、アリさんが休めるように、イッちゃんを隔離する(笑)
ふたりが寝てる和室から、イッちゃんの布団を居間に移動し
わたしが面倒を見て、その間アリさんには寝てもらう。

そうやって、ぐずるイッちゃんの傍に寝転んでいるうち、うとうと。
今日は、なんだかとても眠かった。
昨日、眠れなかったわけではないのに。

昨日、ちょっと気の張る相手と会って疲れたのかな。
ふうーっと、会話を思い出したりしてた。

_____
ちょっと、ずれる。一昔前に衛星中継みたいだったなあ。
打てば響く、という反応の良さとはまるで違う。
こちらが話している、数個前の話題についての答えが来る感じ。
だけど、真剣に考えて、答えを話してくれてるんだろうな、と思った。
こっちがせっかちなのかな。
でも、礼儀正しくて、こちらの話を遮って話したりはしない。
こっちも、相手の話を遮って話したりはしない。
その人とわたし、交互に話していたのだけれど・・・
新しい話題かと思って聞いてると、
数個前にこちらが聞いたことに答えてるの。
(聞いた時は「よくわかりません」と応えてて、あとでゆっくり答えが来る感じ)

中で、障害や病気のことも話題に上った。
このあいだのニュースのこともあるし、わたしには気になることだったので。
そしたら、そのひと
「だれだって、いつか病気になることもあるんですから…」とおっしゃってた。
「元気でいても、病気になることもあるのですから」と。

先のニュースの、教育委員の人とは違うな、と思った。
_____

午後、アリさんは近所を歩いてくる、と出かけて行った。
帰ってきたのを見たら、
公園を抜けていくショッピングパークで買い物してきてた。
自分でも体力が回復してきているのを感じてるのだと思う。
家に引きこもっていたから、気晴らしがしたくなってきたのだろう。
だけど、ここがご用心。
無理して疲れると、あとあと、そう一生モノになることがあるから。
このことは、お産を経験したものは、必ず言うからね。
ご用心、ご用心。
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by hidaneko | 2015-11-24 22:19 | 東京日記 | Trackback | Comments(0)

Fw:たなくじ

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「今週のたなくじ」は、モグが撮って送ってくれたもの。

「腹ペコ大吉」って、イッちゃんみたいだね。

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by hidaneko | 2015-11-23 07:41 | Trackback | Comments(0)

今日が予定日なのに@東京日記

本来なら、今日が予定日のイッちゃん。
生まれて20日目ですが、祖母の欲目か
赤ちゃんって、こんなに動くの?と思うくらい、元気。

いやあ、自分の子はン十年前のことだから、忘れてる事も多いけど
生まれたての赤ん坊って、手はW字型、足はM字型で寝たきりだと思ってた。
物の本にも、新生児は左右対称の動きをする、と書いてあったと、アリさん。

それが、バンザイと腕を伸ばしたり、
エイ、ヤアと弓を弾くようなポーズをしたり
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まっすぐ天井を向かせて寝かせたはずが、いつの間にやら向きを変え、
体も時計の針のようにぐるっと回って、変よ。
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これも、まっすぐに寝かせたのよ。
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(暗い部屋で撮ったので粒子が荒れてます)

もう一度いうけど、本来ならイッちゃん、今日、おぎゃーと生まれたはず。
いわば月足らずで生まれた子が、この発達の良さ。

そのくせ、「ねるねる詐欺」で
ギャン泣きするからお腹が減ったと思ってお乳をあげると
いい気持ちで途中で寝ちゃうし、
寝たから、仕方ないわね、と布団に下ろすと、また目を覚まして泣く。
大の大人ふたり(母親と祖母)を手玉に取ってます。
末恐ろしや(笑)

More:最近のイッちゃんの子守唄
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by hidaneko | 2015-11-22 20:22 | 東京日記 | Trackback | Comments(0)

障害児は胎内で殺されるべきものなのか

まずは、これを読んで欲しい。
魚拓とらなくて、勝手にコピペで、すまん。

__________
障害児の出産「茨城では減らせる方向に」 教育委員発言

酒本友紀子2015年11月19日03時00分

茨城県の教育施策を話し合う18日の県総合教育会議の席上で、県教育委員が障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」と発言した。

 発言したのは、今年4月に教育委員に就任した東京・銀座の日動画廊副社長、長谷川智恵子氏(71)。発言を受け、橋本昌知事は会議で「医療が発達してきている。ただ、堕胎がいいかは倫理の問題」と述べた。長谷川氏は「意識改革しないと。技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などとした。

 会議後の取材に、長谷川氏は出生前診断の是非などについて「命の大切さと社会の中のバランス。一概に言えない。世話する家族が大変なので、障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」などと話した。

 橋本知事は取材に「事実を知って産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない」とし、長谷川氏の発言に「問題はない」と話した。(酒本友紀子)
__________


その後、批判を受けて、前言を撤回したという。

__________
障害児の出産めぐる発言を撤回 茨城県の教育委員

2015年11月19日18時43分

 茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)が18日に開かれた県総合教育会議の席上、障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言したことについて、長谷川氏は19日、撤回するとのコメントを発表した。

障害児の出産「茨城では減らせる方向に」 教育委員発言
 コメント(全文)は以下の通り。

 この度の私の総合教育会議での発言により、障害のある方やご家族を含め、数多くの方々に多大なる苦痛を与えましたことに、心からお詫(わ)びを申し上げますとともに発言を撤回させていただきます。

 言葉足らずの部分がありましたが、決して障害のある方を差別する気持ちで述べたものではありません。反対に、生徒さん達の作品を拝見し、多様な才能をお持ちでいることも理解しており、美術の世界で、もっとお手伝いができるのではないかと思いました。また、生まれてきた子どもたちの命は全て大切なものであると考えております。

 今後は、教育委員として今まで以上に研鑽(けんさん)を積み、よりよい茨城の教育の推進のために微力ながら力を尽くしてまいりたいと考えております。
__________

__________
障害児出産発言、茨城の教育委員が撤回 「配慮足りず」
酒本友紀子、仲村和代2015年11月20日06時49分

 18日に開かれた茨城県総合教育会議で「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言した県教育委員の長谷川智恵子氏(71)は19日、「障害のある方やご家族を含め、多くの方々に多大な苦痛を与え、心からおわび申し上げます」とのコメントを出し、発言を撤回した。

 長谷川氏の発言を「問題ない」などと話していた橋本昌知事も同日夜、「私の発言が障害のある方々あるいは関係者に苦痛を与えたとすれば、誠に遺憾」として、自身の発言を撤回する談話を発表した。

 長谷川氏は東京・銀座の日動画廊副社長。19日の取材に対し「配慮が足りず言葉足らずだった。障害のある人を差別する気持ちで述べたものではない」と話した。一方で、「(特別支援学校の)生徒さんたちの作品を見て、多様な才能があると理解した。美術の世界でお手伝いができればと思う。失言で迷惑をかけたが、茨城の国際化や美術・文化の振興をするために頑張りたい」などとして、教育委員を続投する意思を示した。

 県庁や県教育委員会には19日夕までに電話やメールで100件超の意見が寄せられた。「障害者や家族が不幸だという思い込みや偏見がある」「教育委員をやめるべきだ」「知事が擁護するのは問題」など、長谷川氏や橋本知事に対する批判的な内容が多かったという。

 ツイッター上では、「優生思想の正当化だ」「親が大変そうだからというなら、負担を減らすために社会ができることを考えるべきでは」といった批判のつぶやきが相次いだ。「五体不満足」の著書がある作家で東京都教育委員の乙武洋匡さんもツイッターに「私も生まれてこないほうがよかったですかね?」と書き込んだ。

 脳性まひの当事者である長野大学の旭洋一郎教授は「私たち障害者とその家族は、絶えず『かわいそう』『家族や社会の負担になる』という形をまとった優生思想によって、自分自身を否定される恐ろしさに脅かされながら暮らしている。世間にそのことを知らしめることに力を尽くすのが、教育委員という立場のはず。撤回すればいいというものではない」と話した。(酒本友紀子、仲村和代)
__________



ニュースの時刻を見ると、まあ、素早い対応ということになるのだろうが
「一旦、歯の垣根を出た言葉は取り戻せない」という。
最初の発言が、この人の本音だと思う。

>「(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」
これって、まったく経済優先じゃない?

>「世話する家族が大変なので、障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」
これって、世話するのが大変かどうかなんて、家族が決めることだと思う。

>障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい
これって、胎児のうちに障害があるとわかったら、堕胎せよ、ということ?

吐き気がする。
あんた、何様? と言いたい。
というか、教育委員会の委員の言うことか?

障害のある人もない人も、同じように暮らせる社会を作っていくべきだと思う。
けど、ハンデがあるから暮らしにくい、障害があるから差別される…これが現実。
だったら、障害者について理解を促し、差別しないよう教育するのが筋。

また、
>「(特別支援学校の)生徒さんたちの作品を見て、多様な才能があると理解した。美術の世界でお手伝いができればと思う」
これって、多様な才能があるから、理解した(=生きててもいい)と、受け止めちゃうんですけど、わたし。

障害者にだって、才能のある人と、ない人がいる。
健常者、定型発達の人にだって、才能のある人と、ない人がいるのと同じに。
どんな子、どんな人だって、その人なりの幸せを目指せるように、育んでほしい。


いちいち、つっかかってて、すまんが・・・
どうも、ひっかかるのよ。

今回の、
茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)の発言を、私なりに要約すると
「障害のある子はかわいそうだし、親も大変だし、教育にも人手やお金がかかるし、だから、生まれないほうが幸せ。胎児の時に検査で障害の有無を判断して、障害があったら堕胎して、茨城県では障害児が生まれないようにしましょう。そのほうが経済的にも助かるし」って、言ってることだと思う。

「障害児は生まれないようにしよう」って
障害者やユダヤ人を劣等として虐殺したナチスと同じ発想じゃないか。
誰にだって生きる権利はあるのよ。

モグは精神障害者です。
親として、苦労もありました。今もあります。
だけど、この子を産まなければよかった、とか、死んで欲しい、と思ったことは一度もありません。
特別な才能はないけれど、大事なわたしの娘です。
かけがえのない娘です。
障害はないに越したことはない、確かにそうです。
だからといって、障害があるからこの子は要らない、なんて思えない。
まるごと、ひっくるめて「モグちゃん」です。
まるごと、すきです。


発言を撤回した時の言葉
>「生まれてきた子どもたちの命は全て大切なものであると考えております」
生まれてきた子どもの命、だけじゃなくて、まだ生まれてこない胎児の命だって大切なのよ。


アリさんが懐妊したとき・・・、
結婚してもなかなか子が授からなくて、
わたしは、晩婚でもあるし子供を欲しがらない夫婦、なのかとも思ったのだけれど
アリさんたちは、本当は子どもが欲しくて、いろいろと今時の技術をつかって、
ようやく懐妊できたの。
昔なら、無理だった、今時の医療をつかって、ね。

わたしは、それにはリスクが伴うと思ってた。
昔なら「神の領域」と言われるところに、今の医療は手を伸ばしてるから。
だから、自然に懐妊したときより、障害のある子が生まれる可能性も大きいと思った。
だから、「どんな子が生まれてきても、受け入れるよ」とアリさんに伝えた。
アリさんは、単純に「女の子でも男の子でも」と受け取ったらしいけど
もっと深い意味を込めて、わたしは言ったつもり。

生まれてきた子は、今のところ、障害がないように見える。
だけど、これからどうなるかわからない。
ほんとに、どうなるかわからない。
例えば、これから育っていく中で知的障害や発達障害がわかるかもしれないし、
例えば、精神障害を発症するかもわからないし
例えば、何か病気になって後遺症が残るかもしれないし
例えば、交通事故にあって、身体障害者になるかもしれないし
例えば、・・・・・
たとえ、どんな子であっても、どんなになっても、生を受けてきた命は大事。

すごく長々と書いてしまったけれど、
「障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」
この言葉、言葉通りに受け止めるとしたら、わたしもそう思う。
でも、「それは障害のある胎児を人工妊娠中絶して」ということではなく
障害を起こす可能性のある、化学物質や、公害や、原発などを無くすことによって、
健やかな命が生まれるような環境を整えていくと、という意味で。

追記:
どうやら、先の発言の女性は、教育委員を辞めるようですが・・・・
あの発言に共感をしめした県知事は辞めないのでしょうかねぇ。
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by hidaneko | 2015-11-20 22:17 | かぞく | Trackback | Comments(6)