2006年 12月 18日 ( 1 )

もう一つ、物言いさせて

教育基本法が改悪された。
現行法の前文の「真理と平和を希求する」が、「真理と公共の精神を尊び」になり
「公共の精神を尊び」って、いつ「お国のため」になるかも知れないし、
そのうえ「愛国心」まで盛り込まれ…(だいたい、愛国心なんてテストで採点できるの?)
教育行政に関しては
「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われる(10条)から
「教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われる」に変わった。

こちら、日本児童文学者協会の声明心にたがをはめる法律はいらないもぜひ読んでもらいたい。

経済的な二極化と並行して行われている、政府による思想の自由への介入にも、危機感を覚えてしまうのですよ。
このあいだ、NHKの短波放送に関して、拉致問題を取り上げるように介入したというニュースがあったでしょ。
わたし自身「拉致問題」は多いに取り上げて、北に弾圧をくわえてほしいとは思うけど、
それに対し、政府が口出しするのはおかしいと思う。
言論の自由、報道の自由に政府の介入を許しちゃいけないと思う。

日本児童文学者協会の方へも、イジメに関して、会長あてに文部科学省から要望書が来たという。
「…この中では、いじめの非人間性などを気付かせていくことが大切としつつ
『このためには、子どもたちが最も気軽に、身近にふれることのできる児童文学を媒介として伝えることが最も効果的ではないかと考えます』ついては『作品の中でこうしたメッセージを盛りこんでいくことによって……、子どもたちの心に刻むためのご協力について、関係者の方々に周知を図っていただければ幸いです』としています」だって。

どんなテーマ、題材をとりあげるかは、作者の自由なはず。
いくら良い目的のためとはいえ、口出しは無用だとおもう。

こうやって、「良い目的のためご協力ください」・・・・が
思想や表現の自由について、政府の介入や弾圧に、いつ変わるか恐れるので・・・
って杞憂だといいのだけど。

産経新聞 - 改正教基法が成立 「国愛する態度」明記 1月9日から防衛省
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by hidaneko | 2006-12-18 00:23 | うきよ | Trackback | Comments(10)