物言わぬは腹ふくるる思い、ってね。
実は、モグは日曜日から某オッカケと、夜会と、キャッツを観るために上京中。
(「父には言って行けよ」と言ったけど、どうも言わずに行っちゃったらしい)
「かーさん、キャッツの感想言わないでね」と言われていたから
家でも黙っていたし、ここにも書かなかったけど。
書かないでいると忘れちゃうし(んならチラシの裏に書いとけ、って? てへへ)
まずは、今日見た映画「コドモのコドモ」から・・・
前の知識で5年生が妊娠、出産とは聞いていた。
「くっつけっこ」の結果だとも、
ロケ先で「そんな不謹慎な映画は地元で撮って欲しくない」と反対があったとか
市側(だったかな)が、「タイトルだけで判断しないで。とてもよい内容の映画だから」と
地元の反対者を説得したとか・・・・、これは新聞で読んだのだけれどね。
感想は、まあ、コドモたちのまっすぐな気持ちは良かったけれど。
やらしい映画じゃなかったけれど。
でもさ、臨月まで自分の娘のことを気がつかない母親っている?
コドモでさ、服なんかも親が買っているんでしょ。
お腹が大きくなったのと、太ったのの違いくらいわかるでしょう。
娘が雨に濡れて帰ってきた時、抱きしめてもいるんだもん。
生理のパンツ、娘は自分で洗ってこっそり干していたのかな。
洗濯だって、たぶん、親任せじゃないの、5年生では。
なら、生理のないのを母親は気付くよね、普通。
コドモだけで産むって、産ませるって、それだけの知識あったのかな。
へその緒を切るやり方とか、いくら産婦人科の息子でも、知ってるか?
しっかり者の学級代表が学校図書館で調べたといっても、そこまで載ってるか?
こんなに簡単に赤ちゃんが生まれると思われても困るよね。
あたり、血だらけになるのよ。後産とかも、ちゃんとできたのかなあ。
まあ、おとぎ話として観ればいいのか?
この映画では、たまたま、「まれにみる安産だった」と医者に言わせてるけれど
でもね
最近の産科やNICUの医者不足や満床で亡くなった妊産婦や嬰児の記事を見るまでもなく
女にとって、妊娠、出産は、まだまだ、命を懸けた大仕事なのよ。
赤ちゃんにとっても・・・・
・・・っていろいろ書いたけど、
この映画の一番の感想は・・・・・
「大人って、コドモの話をちゃんと聞かないんだな」ってこと。
映画でも、大人に相談しようとするシーンが出てくるけれど
大人に遮られてしまったりしてて。
ああ、あるなあ、と思ってしまった。わたしもしてきたなぁ、と。
わかっているつもりでも、なかなか・・・・・