病識

モグが珍しくNHKテキストを買ってきた。
NHK きょうの健康 2008年 11月号 [雑誌]
お目当ては表紙に大きく出ている、脱メタボ・・・じゃなくて、
左下に小さく出ていた「正しく知ろう 統合失調症」
あれ? と思った。 
「こういうの読むの、はじめて?」
「うん・・・」
自分で知ろうとしているのは、よいことだ。
でも、パソコンびたりのモグのことだから、
自分の病気についても検索しまくっているかと思ってた。
(わたし、彼女が以前診断された境界性人格障害について調べまくったから)

彼女、「病識」はあるんだ。自分が病気だという認識。
自分が病気だということを認めない人もいるというけど。
でも、詳しい内容については、かえって調べにくかったか・・・
彼女の症状は典型的な統合失調症ともすこし違っているようだし・・・
いま、正面切って、知ろうとしていることは、良いことだと思う。
これでわたしも、大手を振って、それ系の本を読んだりできる。
これまでは、「親がそいう本を読んでいる=自分のことを心配している」
ということが彼女の負担にならないかと思って、控え目に読んでいた。

雑誌の内容は、統合失調症について、三回に分けて放送するらしい。
「症状や原因を知る」「最新の薬物治療」「自立した社会生活にむけて」
テキストをざっと見ても、分かりやすく要点をまとめてあった。
Gサンにもこの雑誌記事を読んで欲しいと思った。
放送を見ることが出来なくても、ある程度の知識を入れることができるから。

居間の食卓の上においておいたけど、手に取る風が見えない。
で、今朝、声かけしてみた。
「これ、モグちゃんが買ってきたの。統合失調症について。
あなたも読んでみてください」
ちらりと表紙を見たGサン、だまって眉をしかめて首を左右にふり、
そのまま、席を立って家を出ていってしまった。朝食も食べずに・・・・・・・・・・

自分の娘の病気について知るのが怖いのか、Gサン?
自分の娘が病気だということを、認めたくないのか?
事実から逃げるのか?

こういう、ささいな態度が、わたしを傷つける。
というか、Gサンのささいな態度で、傷ついてしまう自分も、弱いのか。

それとも、Gサン、いきなり言われて戸惑ったのか、
それでも、黙って首をふって出ていくより
「今は読みたくない、跡で読む」とか、何とか言って欲しかったなあ。
あるいは、もう読んでいたのなら、そういってくれるとか・・・
一緒に話しあえたらいいのに。
モグの症状が「なまけ」や「気まぐれ」でなくて、
病気の症状のひとつなのだ、とわかって欲しいよ。
物分かりいい風で、そのじつ、現実から目をそむけてるヤツ。

病識・薬識
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by hidaneko | 2008-11-03 09:11 | かぞく | Trackback | Comments(2)
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Commented by g-san1101 at 2008-11-04 08:39
病気と認める難しさがあると私は自分の経験から思ったりします。
Commented by hidaneko at 2008-11-04 23:19
>g-sanさん

病気とは分かっているのですが、できることなら、
その事実とじっくりと向き合うのはしたくない、という感じですね。


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