まだ考え途中なので下書き保存していたのだけれど、
今日、故あって「横井夫妻・拉致30年の闘い」という番組を再度みて、
この国が国民を、庶民のひとりひとりを、いかに粗末にあつかっているか
悲しくなったの。
(あ、日本語が変だ。でも書き直す元気、いまないから推敲無しね)
拉致も、今回のイージス艦の事故も、根っこは同じじゃないかな、
と思って、書きかけだけどアップすることにしました。
じつは先日、友人とお茶飲みしていて、何かの話の流れで
「国ってなんだろう」と、問い掛けたのだけれど、
「いま、わたし、国ってなんだろうって、それが気になって」と。
そしたら、友だちに「考えすぎよ」と言われてね。そのことがまた気になったりして。
愛国心とか、国防とか、そっちの方向へ流れが動いている感じがするのだけれど。
わたしは、この町がすき。この海が好き。ここに暮らす人々が好き。
それが、そのまま、ある人たちの言う「愛国心」につながるのか、
ふつうに、すなおに、「好きよ」と言うことが、
変にねじ曲げて使われるのでは、と、その辺もアブナイなあ、と
近頃気になるので、下の文を書きかけたのだけれど。(2008.2.27)
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国ってなんですか。
国を守るって、国民を守ることではないの?
国というのは、時の政治を司る人たちのこと?
国破れて山河あり・・・詩われているけれど、
山河があるということは「国=国土」じゃないってことかな。
こんな寝ぼけたこと言ってられると、悲しくなるよ。
国を守るための自衛艦が漁船の船団を認識しながら
そのまま、自動操縦でつっこんでいって
「向こうがよけてくれると思っていた」と?
そこのけ、そこのけ、イージス艦が通る?
防衛省によると、19日午前4時7分の事故発生から1分後に救助指令が出されたが、作業艇を降ろすまでの間、乗員は甲板などに集まり双眼鏡で被害者を捜すなどしたほか、探照灯で衝突海域を照らし、艦橋や甲板から呼び掛けたという。
乗務員は衝突14分後、作業艇を2隻降ろし、さらにその後1隻を降ろした。
照らして、呼びかけただけ? 艇を降ろすのに14分もかかるの?
冬の海に落ちたら5分が命の分け目と聞くけれど、飛び込んで救おうとはしなかったのか。
民間の漁船あいてだったからなのか。
例えば、自船の乗組員が間違って落ちても、14分間照らし呼びかけるだけなのか。
次々に明らかになってくる防衛省の保身のためのあれこれ。
おまけに、艦長が寝ていたなんて・・・・
沖縄の少女強姦事件にしても、たとえ被害者に油断があったとしても
そもそも軍隊が駐在してなければ起きなかった事件。
国を守るはずの軍隊で、国民が傷つけられている。
けど、大義の前の小事なのか? 国ってなんだ。国を守るってなんなんだ。