圧力鍋

ひる頃、出かけようとしていたところへ、Rくんがやってきた。
「学会で京都へ行ってきたので、これ、みやげ」
千枚漬けと昆布の佃煮だった。美味しそう。

彼が学生の頃から、部活で遠征するときなど、
「バーサンにお土産に、ちょっとでいいから、お菓子でも買ってきてよ」と
小遣いとは別口でお金をあずけ、買ってきてもらうようにしていた。
その習慣からか、社会人になってからも、他所へいくたびに、買ってきてくれる。
ときには、時間がなかったり、集団行動などのためか、
ドライブインの土産物みたいなときもあるけれど
買ってきて、届けに来てくれる、その心遣いがうれしい。

そのRくん、四月から職場がかわって、
県内だけど、高速で2時間くらいかかるところへうつるという。
「1年でまた引っ越すのだから、いろんな郵便物の配達を、
転居先に変更するの面倒なんだ。すっごーく、面倒! 時間ないし。
実家の住所にしておいていい? 転送してよ」という。

ま、いいか。これまでも、転送符を沢山プリントアウトしておいて、
郵便物が来るたびに、わたしが、転送符を貼ってポストへ投函してたから。

そんな話をしていてたら、とつぜん
「おれ、圧力鍋買ったんだ。うちにもあったよね」
「うん、T-FALのね。そう高いのじゃないけど。」
「おれのは、安いのだけど、あれって便利だよね」
「何作るの?」
「この前は牛筋を煮た。あと豚の角煮・・・」

息子と、圧力鍋の遣い心地について話すとは思ってなかった。
嬉しかった。
わたしの子育ての目標の一つが「自立できる人間」だから。
女の子、男の子にかぎらず、金銭的にも生活的にも、自立できるように、と。
仕事はできても、パンツひとつ洗えない、メシも作れない男じゃこまるでしょ。
そういう意味では、よく育ってくれたなと思う。
(・・・・「放っておいた」成果だろうか?(笑))
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by hidaneko | 2008-02-02 22:44 | かぞく | Trackback | Comments(4)
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Commented by ぼやっきー at 2008-02-04 13:00 x
最近まったくやらない グータラ亭主になりさがってますがw
私も一応w 洗濯からカーテン作り(ミシンがけふくむ)
あと 魚の調理全般は、できていましたw 一応 天然に料理が下手だった
愛情の塊の母親と 魚と料理が得意な5人の男兄弟の3番目の父
貧乏で、中学校もろくにいけなかったとよくぼやいていましたが、その代わり 飯と子守は 俺の右にでるやつおらんよとww
そんな両親に育てられ ぼやっきー誕生しましたw いまだ未完成なへなちょこ人間ですが、 親が喜ぶ瞬間をみせてもらえたw ちと感動

で 息子には・・・ これからどう接していこうか 現在思案中
公立高校は 結局 リタイヤ 私学の通信へ編入です 頭痛いことばっか息子の意思であればいいんですが・・・・私の周りには いろいろいますからw また諍いが勃発しますね きっと 
Commented by hidaneko at 2008-02-05 00:27
>ぼやっきーさん

カーテン造りまでとは、すごい。
ご子息も、きっと父親の背中をみてるでしょう。
仕事にも熱心で、家庭生活も大切にして、友情にも篤い父親を。
Commented by ポン太 at 2008-02-05 00:35 x
ある程度子育て終了の段階に近づいてみて、どうだったかなァと反省やらこれからを考えられるようになりました。
真っ最中は手さぐり状態だったヮ~~~~オヤコトモ
「自立できる人間」ですね~~~~生活の面、心の面・・・・・
ワタシ一人っ子の割には、親が商売していて忙しかったせいか、
外で友達からいろいろ教わったこと多くて(遊びまわってたから)
よかったかなと思ってます。
自分の子育てにそれを生かせたかどうかは、子供に聞いてみないと?
Commented by hidaneko at 2008-02-05 00:45
>ポン太さん

一人っ子でしたか。親を看るのも、ひとりだと大変でしたね。
お子さんも、きっと、そんな母親をみてると思いますよ。
うちの場合は、「親がダメだと子が立派に育つ」を地でいってますけど。
(って、親馬鹿?(笑))


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