人間の記録

「ヒロシマナガサキ WHITE LIGHT/BLACK RAIN」
公式サイトはこちら

こっちでやっているとは知らなかったの。
友だちが、小さな映画館で明日までやっているとメールくれて、
即、上映時間を調べて行ってきました。

前にひろ先生がおっしゃっていたように、
投下自体も、その後の、被爆者にたいしても、まさに、モルモットあつかいであったこと・・・・
閃光と熱風だけでなく、後遺症や治療法も分からない病気故の差別の事も・・・
そのときの死者だけでなく、延々と現在まで原爆による死者が続いている事など・・・

頭で知っていても、ヒロシマなど訪れて資料館など見ていても、
ここまで実感を持っては感じられなかったな、自分。
体験して、生きている人たちの証言は、重みがあります。

原爆直後の写真や資料を、アメリカが25年間公開禁止にしていたという事実。
投下後、アメリカによる調査が行われ、
こどもたちを裸にして写真を撮ったけれど、治療はしなかった、という証言。


観ながら、またいま、
核によるテロ対策として原爆被災者の資料を提供せよ
と言ってくるアメリカのことなど想起して。
涙はでなかったけれど、とにかく、気持ちが悪くなってきました。
無残な映像に吐き気がしたというのではなく
(それはぜんぜんなかった。哀れとおもい、悔しく、哀しく、辛かっただろうとは思うけど)
こういう現実、人間が考えることのそら恐ろしさなど。
前に、靖国神社を見に行った時のように、
腹の底から恐ろしさが込み上げてきて、気持ち悪くなったの。

わたしだって、戦争を知らない世代だけれど、
8月6日が何の日か知らない若者が増えている現在、語り継ぐ事の大切さを感じました。


追記:
原爆での死者の数を、記憶が不確かなのでネット検索していて、
中国新聞のサイトにぶつかりました。
『ヒロシマからあなたへの手紙ー核兵器のない地球へ』
【平和への願いを込めて】

死者の数は、14万とも、22万とも【死者はコンピューターの中に】
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by hidaneko | 2007-08-16 17:53 | うきよ | Trackback | Comments(12)
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Commented by ふいづ at 2007-08-16 20:12 x
> 体験して、生きている人たちの証言は、重みがあります。

うん。私も体験された方の話を聴いてきて、
残された人としての苦しみもあるから
ほとんど何も知らない私が口に出すのも無神経な気がして言えなかったのだけど、
「生きててくれて、伝えてくれて、ありがとう」って、すごく思いました。

広島で見聞きした話を
ブログに書きかけては消し、消しては書き、してるところです。
思い出すと悲しくて痛々しくて、正直しんどいし重いのだけど
ひだねこさんの記事読んで、がんばって書かなきゃ、って思いました。
Commented by ひろ@奈良 at 2007-08-16 21:42 x
小林栄一先生は、医学生の時に、長崎で被爆され、たまたまコンクリートの壁のそばにいて、放射線が遮蔽されたお陰で生き延びたが、多くの仲間が死んでいった。自分だけが運良く生き残ったことに後ろめたさを感じると、言われていました。
またある人は、逃げるのが精一杯で、助けを求める人たちに手をさしのべなかったことに、悔恨の情を抱き続けていると。
そして、ある人は、被爆した自分は半身大やけどを負って、故郷の病院で治療を受けたが、軽傷であった友は、その後も町中を歩いて、被爆者の援助をしたために、市中被爆によって、早くに亡くなった。その友が思い出されて、辛いと。
被爆して生き延びた人々にそうした心の傷も、原爆は残しているのです。核を安易に考えている人たちに、核の平和利用を強調する人たちに、IAEAにも、その事実を知って欲しい。
Commented by hidaneko at 2007-08-16 23:23
>ふいづさん

わたしね、無理して書かなくても、心の中にもっているだけでも良いと思うの。
事実、わたし、靖国神社に行ったときのことを、
「後で書きます」と言ってて、まだ書けないでいますから。
でも、心の中にはあるわけで・・・・・

書かなくても、ふいづさんが、心の中に持っているだけでも、
さらにはまた、友だちひとりにでも語る事で、
「思っているひと」が、ひとりから、ふたりになるわけだし・・・・

声高に旗を振るのは性じゃないので、
でも、地道にこつこつ、身近なひとと語り合っていくことでも、
いいんじゃないかな、と思うのです。
Commented by hidaneko at 2007-08-16 23:33
>ひろ先生

原爆による死者の数を14万人といわれていますが、
その後の原爆症での死者をさらに約14万人と映画の中で言っていたように記憶してます(違っていたらごめんなさい)
さらには、家族の死を耐えかねて自殺した人などもおいでのわけで・・・
被爆者の方の中には、3世代、孫の世代にどう現れるか心配しておいでの方もおいでで・・・・

核の恐ろしさは、その時の被害だけでなく、
ずーっと、ずーっと続いている事だと、痛感しました。
Commented by ひろ@奈良 at 2007-08-17 05:26 x
>ふいづさん

 初めまして。私は奈良に住む開業医です。
ひだねこさんの言われるとおりです。私は、奈良県で「反核医師の会」(正式名称は、核戦争を防止し、核兵器の廃絶を求める奈良県医師の会」)を立ち上げようとしています。
 医師として、やむにやまれぬ気持ちから、有志と一緒に立ち上げの準備をしています。現在、奈良県在勤・在住の医師・歯科医師、医学者に呼びかけています。個人としてやれる範囲でいい、気持ちだけでもいい、政治色は抜きで、趣旨に賛同するだけで、意思表示を自らがするだけで、力をもらえる、団体として、力が発揮できると、訴えかけています。
 私は、苦手(微力)ながら、旗を振ることを決心しましたが、みんなに旗を振って欲しいとは思っていません。同じ気持ちを持つ個人の輪が広がる事が大事だと思っています。
横から口を出しました。申し訳ありません。
Commented by ひろ@奈良 at 2007-08-17 06:05 x
私は、原爆3世の中学生の女性の、「私は、将来結婚して子供を産むことに、非常な恐れを感じている。誰かに、大丈夫だと言って欲しい」という悲痛な思いを聞いたことがありました。
被爆された方の現実なんですね。
この言葉がずっと心にほっかかっています。
Commented by ひろ@奈良 at 2007-08-17 06:07 x
連続投稿で済みません。
「心にほっかかっています」→「心にひっかかっています」です。
寝ぼけているわけでもないのですが、
Commented by hidaneko at 2007-08-17 06:51
>ひろ先生

コメントありがとうございます。
会を立ち上げるということは、大変でしょうが、遠くから応援しています。
Commented by ひろ@奈良 at 2007-08-17 08:07 x
正直な処、心身共にヘロヘロです。
準備会の有志がそれぞれ仕事に忙しいので、一人で動き回っているというのが現状で、事務局もない状態でして、尤も、献身的に動いてくれる人はいますが、私自身、体力が続くのかしらと、不安の毎日です。
愚痴でした。
Commented by ふいづ at 2007-08-17 21:03 x
>ひろさん(ここでよくお見かけしていますが、初めまして。)、ひだねこさん  コメントありがとうございます。

「微力」は「非力」ではないのですよね。濁点があるかないか(笑)、ちょっとの濁点でも集めれば白い紙面を埋めることもできるはず、と思います。
だから、今できることがある人がそれぞれにできる形で何かできれば、と思うのです。その、「私にできること」の一つが、ブログに書くことかなと(遠方の友達にも読んでもらえますしね)。資料館で、長崎以後も戦争で核爆弾の使用が検討されたことがあると知って、決して過去の他人事で済ませるわけに行かない、少しでも多くの友達に、ちょっとでもいいから、関心を持ってもらえたら、と思って。うまく言葉になりませんが・・・。

会のこと、本当に大変でしょうが、私も応援しています。
Commented by hidaneko at 2007-08-17 22:02
>ひろ先生

まずは、ちゃんとご飯を召し上がってくださいね。
それ以上、お痩せにならないように。
よそでは口に出せない愚痴は、どうぞここで・・・・
Commented by hidaneko at 2007-08-17 22:11
>ふいづさん
今、世界中にはヒロシマの40万個分の核兵器があると、
映画の中で言ってました。
何回何回も地球を破壊する事ができる量ですね。

>濁点があるかないか(笑)、ちょっとの濁点でも集めれば
>白い紙面を埋めることもできるはず、

はい、澄むと濁るの違いにて〜♪ですね。


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