よかったこと

地震や原発事故があっても、日常の生活はあるわけで。
きのう2007年7月18日(水)、ちょっと良かったことは、
Gサンがモグの主治医にあってくれたと言うこと。

バーサンがショートステイに行っているので、
手ぬきして、夕ご飯は外で食べよう、と、めずらしくGサンが提案。

モグは、外出の用があり、そのあとクリニックへ行くつもりだというので
モグの用が終わり次第、合流して、いっしょにクリニックへ行こう、
待ち時間が長かったら、その間に食事をしよう、と意見の一致をみて。
車でクリニックへ行ったら、1時間余りの待ち時間。

で、モグに「父も一しょに先生の話を聞いてもらっていい?」ときくと、
「父がどう思うか、わからないでしょ。聞きたくないかも」
「じゃあ、父が会いたいといったら、あなたは、いいのね?」
「べつにかまわないけど・・・・」
おお、ラッキー。きげんが悪いと、他の人を拒むのだけれど。

Gサンに、モグの意向をつたえると、
「べつにかまわないけど・・・・」
これできまり、一緒に診察室へ入ってもらえる。
これまで、モグの容体や、家族としてどうあつかったらいいのか、
わたしが説明しても、どうしてもGサンにはうまく伝わらず、
「おまえだけ、偉そうに。わかったようなことをいって」とかね。
一度、先生から、直接、お話していただきたいと、常々おもっていたの。

1時間まちが、2時間ちかく待ったけれど、はじめて3人で診察室に入った。
主治医の先生から、モグに対して、近況、容体と、投薬についての話のあと、
Gさんにモグの病気について、説明してくださった。

モグさんの病気は統合失調症でということはご存知ですね、から始まって、
この病気は、脳内のドーパミンが出過ぎることによって、引き起こされること。
その原因は、まだ分からないけれど、
病気になったのは、だれのせいでもないということ。
モグだって、なりたくてなったわけではないということ。

ドーパミンによって、感受性がするどくなって、本人はとてもつらいということ。
時には、聞えないはずのことが聞え、見えないはずのものが見えたりする、ということ。
幻聴や幻覚によって、だれかが自分をきずつけたりする、と思ったり、
感情の起伏も激しくなって、とても不安になったり、眠れなくなったりするということ。
そして、それは、本人がいちばんつらいこと。

それを落ち着かせる薬を飲んでいるわけだけど、
ねむくなったり、意欲がなくなったり、やる気がないように見えるけれど、
そのことを、ご家族は、理解して、受け入れてほしいと言うこと。
本人はまじめで、努力しているのだから、何かやろうとするときは、認めてほしいということ。
時には、バイトをしたり、やる気も出しているのだけれど、根気がつづかないこともある、と。
先生は、しずかな口調で、患者本人の立場に立って、Gサンに話してくださった。

Gサンは、以前は感情の起伏についていけなくて、きついことを言ったりしたけれど、
いまは、わかっています、と、やけにおだやかに話していた。

実は、Gサン、過去に
「起きろ! 起きられないのは、夜ふかししているからだ!」と、
寝ているモグのふとんを剥ぐようなこともしていたのだけれど、
先生につげたように、分かっていてもらえるといいな、と思ったのでした。

愛はないわけではないのだろうけど、表現がへたというか、
場の空気をよめない、というか、モグをよく見ていないというか、
ときどき、場ちがいなことを言ったりしたりして、モグとこじれるのよね。
(たとえば、せいいっぱい、がんばっているのに「がんばれよ」と声をかけたり
夜中ねむれなくて朝方ようやく寝ついたのに、「朝だぞ、起きろ!」と大きな声だしたり、ね)

まあ、ともかく、昨夜は二人とも、おだやかな感じで、
そのあと、モグのすきなおすし屋さんへ行きましたが。



京都の方が東京より優しいな、と思ったりして。
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by hidaneko | 2007-07-19 23:48 | かぞく | Trackback | Comments(0)
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