アスパラガスと大和芋の冷スープ。
ネットの友人にレシピを教えてもらったので、今日、作ってみた。
じつは冷スープって作るのはじめて。 簡単で、うまかった〜♪ ありがとね〜♪
アスパラの緑に、昆布だしと、オリーブオイル・・・
大和芋と、生クリームに塩コショウ・・・
ちょっと考えられない取り合わせなのに、 不思議なハーモニー♪
うまくトロミがついて、口当たりもよく、バーサンにも飲みやすい。
ちなみに、今日のメニューは
・アスパラガスと大和芋の昆布だし冷スープ
・小鯵の唐揚げ、生姜甘酢漬け
・イカの刺身&茹でイカ (マリネにするつもりが変更)
・トマトのサラダ
・カボチャのミルク煮
・ゆで立て枝豆
ほんとは、冷スープとイカをメインにするつもりだったんだ。
例年初夏には、イカが安くなってきているし。
今日のイカは、近所のスーパーで、4ハイで198円。
ちょっと小振りだけど、真っ黒でぴかぴかしていて刺身向き。
(ちなみに、こっちでは、白いイカはだれも見向きもしない。
半額のシールを貼って「煮物用」となる。
東京で暮らしていた頃、白くなっちゃったイカを
「刺身・塩辛OK」と売っていたのにびっくりしたっけ。)
で、買って、出てきたところで
「おねーさん、おねーさん」と呼ぶ声。 (←注:「奥さん」じゃない)
「ん♪?」と声のしたほうに振り向くと、路上にトロ箱をおいて、
朝、浜からあがった小アジを売っていた。
漁師のかみさんかな、例えて言えば妹(いないけど)くらいの年代。
(だから「おねーさん」の呼びかけもまんざら嘘じゃない)
「一袋150円でいいよ」と、トロ箱からビニール袋に
適当に(みたいに見えた)入れて、突き出した。
ピッチピチの、尾っぽの付け根が黄色っぽい、活きのいいヤツ。
「刺身OKだよ」 と売り手。
「イキは良いけど、腕が悪くて(笑)、唐揚げにするわ」 と買い手。
帰って見てみたら、800グラムで20匹入っていた。
で、急遽、アジがメイン。イカがサブになったのでした。
と、料理を終えて、さて夕ご飯まで一休みしようか、というところで
近所に住む友人から電話。
「たった今、こいだばかりの枝豆もらったんだけど、要る? 」
「要る!」
「取りに来るなら、来て。明日でいいなら届けるけど」
枝豆は鮮度が命。明日ゆでたのでは味がおちる。
「今から、すぐ行くから」
おすそ分け用に、小鯵の甘酢漬けをすこしタッパーに入れて
雨の中、車を飛ばし、友人の友人が市民農園で作ったという
採りたてほやほやの枝豆と、取り換えっこしてきたのでした。
うーん、初夏の味いっぱいの食卓になったよ。
手抜きの介護食、できるだけみんなと同じものを
ちょっとだけ手を加えて、食べられるようにしている。
今夜のバーサンが食べたのは、
・冷スープ
(家族と同じもの。大和芋がよいとろみになっている)
・アジの甘酢漬けの、骨を除き、身を一口大にほぐしたの。
(揚げただけじゃなく、浸してあるので身が柔らかくなっている)
・トマトのマヨネーズかけ
(皮をむいて2センチ角に切り、マヨネーズであえる。マヨネーズがトロミになる)
・カボチャのミルク煮。(皮をとって2センチ角に切る)
・枝豆。
(家族用のより、ずっと柔らかく茹でて皮のまま。好きだから自分で手を伸ばしていた)
あと、おかゆ。小振りな茶わんに1杯半。
入院中は、「極キザミ」で、ぜんぶ2,3ミリ角に切られトロミがついて
べたべたした、何やら分からない食べ物だった。
みそ汁も、ポタージュどころか、まるでマヨネーズくらいのトロミ。
バーサンは、テーブルと自分との距離のせいもあるけれど、
自主的に食べようとせず、全介助で、ひとさじ、ひとさじ、口に運んでやっていた。
誤嚥をさけるため、また、手早く食べさせやすいように、との事情もわかるけど、
薬まで、おかゆにまぜたりして、(錠剤をおさじのお粥にもぐりこませて、口に入れるの)
ちょっと、あれはやりたくないと思った。
この一週間、家にいて、だいぶ元気になった。
今日往診にきた先生も「家だと元気ですね」とおっしゃっていた。
夕食で、枝豆に手がのびただけ、積極的になったとおもう。
(豆類は誤嚥がこわいけど、つきっきりで見張っていられるので、試しに供してみた)
明日から、ショートステイ。
一人で食べるようになるかな。(施設では一人で食べるよう、うながしている)