午前中、シゴトの資料を探していた。
夕方、義兄から電話。Gさんは留守。(別宅で寝ていた)
「山の家、こわしたの、昭和何年ころか分かりませんか。
壊す前に家の写真を撮っていたようだったから。
わかったら、電話するように伝えてください」って。
なにやら、土地の登記移転の関係で要るらしい。
以前、義父母もなくなり、誰も住まなくなった家を解体して売ったのは聞いているけど、
ぜんぶ義兄たちにお任せだった。(詳しいのは、義兄たちだと思うんだけど)
山の古い民家は好きだったから、壊す前に見たいと、
写真を撮りにいった記憶はある。けど、何年かは覚えていない。
こういう探し物って、いらいらする。特に自分に直接関係のないのは。
(はい、狭量なわたしです)
写真の整理の悪いのはお互い様だけど、大抵こっちのせいにされるからなあ。
一応、アルバムをひっくりかえして調べてみたけど、
未整理の写真も多く、その写真だけが見つからない。
何年後か、墓参の折りに撮った、更地になって草が生えている写真と、
相続の権利放棄のときの書類を、Gさんにわたす。
あとは、しらないよ〜。そっちで解決してね〜。
(どうせなら、売った先の料理屋に聞けばはっきりすると思うけど……言わなかったけど)
で、夕方の食事の支度にかかっていると、モグから電話。
「おつかいにいって、財布を落としちゃった」
長い間使わないでいた自転車の整備をたのんでいて、夕方引き取りにいった帰り道
スーパーに寄って、財布がないのに気がついたって。
(あずけた修理代金のおつり3000円、わたしのお金なんですけど〜)
すぐに、スーパーにも落とした事を届けて、
途中の道も探したけれど、みつからないという。
夕ご飯の支度をそそくさと終わりにして、一緒に探すため、自転車で駆けつける。
見つからない。店内にも道路にも。
いくら日ごろから人通りが少ない下町とはいえ、誰か拾っただろう。
すぐに近所の交番に届けるようにいって、
家に戻ってからはクレジットカードを止めたり、たいへん。
銀行と郵便局のカードは入れてなかったという。
お金は戻ってこないの覚悟だけど、保険証がやばいなあ。
小さく、軽く、個人用になって便利だけど、落としたとき、あぶないよね。
サラ金とかから大金を借りられたらヤバいよ。
(警察に届けているし、万が一そんなことあっても責任回避は出来ると思うけど)
今日はいちにち、おちつかない探し物の日であった。