朝ごはんのあと、2階でまったりコーヒーを飲んでいたら
階下でGサンの怒鳴る声。
「なんだろうね」
「何か怒ることある?」
と、モグと話しつつ、知らんぷりもできずに、
「何か不都合でもありましたか?」と階下へ降りたら
「どこにあるかわからないじゃないか、こんな所に置くな!」
と、Gサン。
Gサンは、前夜の残りの米飯を自分の茶碗に盛ってレンジに入れておく。
(というか、米飯を常食してるのは、我が家ではGサンだけ。
どれだけ米を研いでどれだけ炊くか、どれだけ食べるかもGサンがやっていること)
わたしが朝、レンジを使う時、茶碗が邪魔だったので、レンジの上の棚に置いて
それをレンジ内に戻すのを忘れていたのを、怒っていたのだった。
(あ、我が家は時差食べなので、Gサンは我々のあとで朝ごはんを食べる)
「すみませんでした、戻すのを忘れてて」と、わたし。
「こんな所に置いたら分からないじゃないか!!!」と、Gサン。
てへへ、レンジの上の棚にはラジカセがありCDがあり、籠なども置いてある。
だけど……ご飯茶碗はそう小さなものでもない、見れば分かると思うのだが。
「すみませんでしたね」と、一応平謝りのわたし。
2階に戻ってモグに経緯を説明すると
「あったんだから、いいじゃないの?」と。
だよね。
いや、確かに、戻しておかなかったわたしも悪いけど
たかがご飯茶碗が見つからない(といっても、すぐ見つかったはず)なのに
なんで、あそこまで怒るのかわからない。
ご飯を全部たべちゃって、Gの食べる分がない、とかいうのではないし。
ってか、レンジにご飯茶碗を入れるのをやめて欲しい。
(言えないけどね、怒るに決まってるから)
レンジって、けっこう頻繁に使うの、朝でも。冷凍納豆を解凍したり。
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なんでこんな些細なことを、真夜中にブログに書くか?
心に刺さっているの。
指先のささくれのように、死ぬほど痛いわけじゃないけど、嫌なの。気になる。
確かに、レンジから出した茶碗を戻しておかなかったのは、わたしの落ち度。
でも、それで激怒するほどのことか?と思ってしまう。
怒り声に、モグは敏感に反応する。具合が悪くなる。
わたしも、心臓がキュッとなる。
だけど、Gに怒られないよう、すべてに気を使って生活するのも難しい。
常に気を張っていなければならなくなる。無理。
怒りで、不機嫌さで、家族を支配するG。たまらん。
が、それを「やめてください」と言えないわたし。
これがカサンドラ?
事なかれ主義な、わたし。
どうすればいいのだ?
修まらないまま、いいちこの水割り、もう一杯。