うちのタナ猫は、どう見ても運動不足だ。
室内飼いというのにも原因がある。
昨秋、早朝の小一時間、放牧してた時には運動量は足りてたと思う。
だけど、冬場から、家の裏の工事の関係で完全室内飼いにしてる。
おまけに、ケポして入院、ラッパーで、さらに運動不足に拍車がかかり、
一時は5.8kgまで落とした体重が、今や、6.2kgの、堂々たる2歳児。
うーん、でぶでぶでもなく、一応、骨格から大きくなる体質らしいけど。
だが、6.2kgは重い。
かといって、わたしは膝がイマイチで、そうそう遊び相手になれない。
夏で半袖だから、「芋虫ゴロゴロ」で転ばして遊ぶと両腕に傷、必至。
そこで、文明の力を使うことにした。
猫じゃらし用のポインターだ。
光の点が移動し、猫が夢中でおいかけて飛び回るという伝説の玩具。
ネット検索して、口コミなども見て、価格とも相談し
レーザー・ポインターよりLEDの方が目にも悪くないだろうと選んだ1200円。
きました。
早速、電池を入れ、点灯式。
赤い光がかなり遠くまで届く。これなら、タナ猫も飛び回るかな?
・・・・・・・・・・うーん、イマイチ。
タナ猫さん、壁や床に移った赤い光の粒を追うのでなく、
光が出てくる手元の器具を見る。
だめじゃん。
まあ、なんとか、光の粒を目で追うけど、動かない。
だめじゃん。
ふと、「月を指せば爪を見る」という諺を思い出す。
意味を検索してみると・・・
>月を指でさし示して教えると、その月を見ないで指のほうを見る。
>物事のすじみちを説明しても、その文字や言葉にこだわって、
>肝心な点をいっこうに理解しないこと。
うーん、これって、Gサンみたいじゃない?
物言いにこだわって、伝えたい真意を酌んでくれない。
はあ〜。