古物の整理

晴れてきた〜!
台風は遠ざかったようです。温帯低気圧になったのかな?

今日は、午後に古美術商(古道具屋さん)がおいでになる予定。
掛け軸とか、屏風とか、古いお茶碗とか、茶道具とか、牡蠣とか、じゃなくて花器とか。
じーさん、ってもGサンじゃなくて、わたしの亡父が好きで集めたもの、価値があるかどうかわからない。
あと、バーサンも、お茶をやっていたり(茶道ね)、生け花をやっていたり、集めたものがかなりある。

『魔女の宅急便』でお母さんが、魔女の技術が伝わらなくてだんだん寂れていくと言っていたけれど、親のやっていた趣味を、わたしは全然引き継いでいない。もし気配が残ってるとしたら本を読む習慣かな。

貧乏人だから、そんな由緒あるものではないけれど、不燃物で出すには惜しいものを、見てもらおうと思って。

亡父が5客揃いで買った煎茶のお茶碗を、自分の勤めてた会社で使うため、ひとつ持ち出して、壊してしまう。それで揃いが揃いじゃなくなる……って、生前、バーサンが嘆いていたっけ(笑)
亡父はちゃんと道具を飾っておくのではなく、実用で身近に置いて使いたかったのね。

いくつか、前々から出してはあったけど、納戸や物置からせっせと運び出してます。
だから、わたしは今、ホコリ高き女よ~!

(タナねこがせっせとお手伝いしてくれるので、仕事がはかどる、はかどるー(棒読み)




多分そうだろうな〜、と思ったけれど
予想以上の低い評価だった。

亡父が好きであつめた掛け軸も、煎茶茶碗も十把一からげ。
掛け軸はともかく、お茶碗はろくに見もしないで…という感じだった。
それでも、全部見てもらうのに2時間以上かかった。

今は時代的に、古美術を買うお客様が少ないのだと。
「床の間もないうちが多いですからね」って、そうだよね。

だけど……
思い出を、記憶の中の父や母とのかすかな温もりを
十把一絡げで売っぱらった感じが残った。

塗りのお膳や、重箱は「買い手がつかないから」と置いて行かれた。
箱書きを見ると、亡父の父、亡父の祖父など
明治時代、大正時代に買い求めたもの。

そのころは、年忌も法事も自宅でしていたから
その客のためにお膳や、お盆や、什器など、
こつこつと買い求めたのだろうと思われて…
そのころは、かなりの値段がしただろうに、苦労して買ったのだろうに。

でも……
今、家にあっても使わないもの。
納戸の奥で埃をかぶっていたもの。
わたしが処分しないと、子どもに迷惑をかけるから
思い出ぶった切って、未練ぶったぎって、十把一絡げ。

子どものころには御正月だけに使ったお皿など
十把一絡げなら…と、普段で使うために取りのけて
「買い手がつかないから」と置いて行かれた花器や大きな皿や壺は、
間に入ってくれた大工さんが「僕がもらっていきます」と。
それがありがたかった。


いろんなことわかってるけど
わかりきってるけれど

わかっているのに わかっているのに

でも今夜は 私 
  ・・・泣けないな。情けないけど泣けない。

さあ、気持ちを切り替えて、ひだまりねこ!


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by hidaneko | 2016-10-06 09:32 | くらし | Trackback | Comments(0)
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