新年度が始まる

今日、四月一日はエイプリルフールで、
何か馬鹿話をと思ったけれど、
洒落た馬鹿話が思いつかなかった。

「安倍晋三は嘘はつかない、優れた政治家です。
この国の最高責任者です。彼に任せておけば大丈夫」
と、書こうかと思ったけど、嘘でも言いたくない。

安倍晋三は大うそつき。私利私欲の最低の政治家。
彼は「わたしがこの国の最高責任者です」と豪語してるけど、
「三権分立」ということも知らないらしい。
ただ行政府の長というだけのこと。
彼に任せておいたら、さあ大変。
戦争のできる国にまっしぐら。
福祉は切り捨てられ、軍事費は増大するばかり。

医療費削減もこの春から厳しくなった。
知らなかった、薬が減らされるのを。
今日、モグのクリニック受診の日で、初めて知った。
長くなるので、moreで。





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この春、3月いっぱいでモグのハウス勤務が解雇になった。
ハウスは市からの補助で運営さていて、利用者の数・通所時間に比例してスタッフの人数が決められていたのだが、基準が厳しくなって、必要は人件費が出なくなったため。月水金の午前中、勤務していたモグは3月30日が最終日になった。

4月から、どうするか、まだ決まっていない。ハウスにボランティアとして行くのか、利用者として登録するのか、親元のNPOの事務局の方は続けるのか……。選ぶのは彼女だけれど、ハウス側の受け入れがどうなるのか決める会議がまだ開かれず、会議がいつ開かれるのかもわからない状態。

モグは、とても不安がっていた。
だから、今日のクリニックでは、そういうことも先生に相談してみたら?と話したいたのだが……

診察室から出てきたモグが、「薬が減ったの」と言う。
薬の出し方が厳しくなったとかで、似たような効果の薬を重ねて出すことができず、薬の種類が減ったというのだ。
微調整しながら体調を維持していたのが、今回は穏やかな減薬ではなく、急激な減薬。
年度替りで本人も不安定になっているところへ薬の急な変更で体調が維持できるのか。

これまでも余計な薬を出してもらっていたわけじゃなく、医師と相談しつつ薬を減らそうとしながら、病状からそれができず必要でもらっていた薬。
ただ計算上で医療費を減らしたいということなのか?
患者の実情に合わない机上の計算。患者を苦しめている。

・・・とぼやいていたら、某所でこんな話を聞いた。
(以下、コピペ)
んとね
減薬すると病院が儲かる制度ができたのよ
この四月改訂で
多剤投与を減らすと例えば6種類から4種類へと
そうすると点数が高く取れるのよ

もちろんこれは必要のない多剤投与を防いで医療費の
財源節約が狙い
そのためのご褒美としての人参が保険点数加算

何ともアホな政府の政策の見本ですわ

必要な人には必要な薬を出しても問題なし
ただ効能類似薬や向精神薬や睡眠導入剤には
処方が厳しくなって今まで通りの日数分出せなかったり
はこの規制で加わっているかも
例えば外用薬だと1処方70枚まで
1日使用料をレセプトに明記とか

本当に困ったもんだ
(コピペここまで)
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30日、
ハウスから私物を持って帰ってきた、その日の夜。
わたしは、疲れて早めに仕事を切り上げ、布団に入って本を読むことにした。積ん読が溜まっていたので。でも、読みかけてすぐに寝落ち。ふと目がさめたら、まだ今日だった。

ふと、隣のモグの布団を見ると、枕元のスタンドが点いてて、モグは布団の上に座って、誰かと電話で話していた……と、わたしは思った。スマホでワイヤレスで話しているのだろう、と。で、わたしは読みかけの本をまた読み始めた。モグは、いつも電話をするときのように、声を潜め、ぼそぼそと話してる。この間、東京に行った時に会った友達と話しているのだろうと思ったが、わたしは特に内容に聞き耳をたてることもしなかった。

しばらくして本から目をあげると、モグが黒い平たいものをいじってた。彼女のスマホは白いカバーをかけてあるからわかる。黒いのはなんだろう? と思いながらわたしは、また本にもどった。

またしばらくして、目をあげると、モグが、左手のひらを右手の指でなぞってる。何もない手をスマホを操作する時のようになぞっていた。その間じゅう、ぼそぼそと話していた。独り言というより、誰か相手がいて話しているように聞こえた。スマホを目で探すと、モグの枕の脇に置いてあった。変だ。

モグのこんな状態は、初めて見た。よく世間で、「きちがいが道を歩きながら、ぼそぼそ言ってて気持ち悪い」などと言われるけれど、こういうことなのか、と思った。
「眠りたいのに眠れないよ」という訴えはモグからしょっちゅう聞いてる。眠るつもりで薬を飲んで、でも眠れずにふらふらしてることも、たまにある。その間、わたしと会話しても、翌日覚えていないことが多い。たいていストレスの多いときにそうなる。
でも、あの夜のように、人と話しながら奇妙な仕草をしたのは初めて見た。

今日、クリニックから帰ってモグに30日の夜のことを聞いたら、やはり電話してるのではなかった。「多分、思っていることをそのまま口に出して言っていたのかもしれない」と言っていた。「自分では覚えていないんだ」って。

年度替りで仕事がなくなり、不安定な時期に、
急に薬が減って、うまく体調を整えることができるのか、という不安。
そんな不安定なモグを見守るしかない、わたし。

「どうせ、時間に余裕がとれるようになったのだから、体調が悪くなったら、次の予約した診察日まで待たなくても、クリニックに行けていいじゃない?」と、気休めのようなことを言うわたし。
「行っても、これ以上、薬は出ないから、意味ないよ」とモグ。

ま、そんなこんなで、医療行政のしわ寄せが、我が家にも来てるってわけ。
生活と政治は、密接につながっている、と、ほんと、実感します。
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by hidaneko | 2016-04-01 20:58 | かぞく | Trackback | Comments(0)
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