NEWSWEEK日本版より

【写真特集】忘れられる「フクシマ」、変わりゆく「福島」

原発事故で福島県浪江町の自宅から避難を余儀なくされた酪農一家の震災から5年の記録
2016年3月14日(月)18時00分
Photographs by SOICHIRO KORIYAMA

お時間があったら見てみてください。

昨日、今朝と、ほぼ日の記事と糸井氏の言葉を取り上げた。
「ほぼ8割が復興したのだから」とも取られるけれど、「まだ2割は復興してない」とも取られるわけだ。
このニューズウイークの写真特集は、その2割に入る方だろう。だけど、暗いBGMを流し悲惨に描いているのではない。むしろ淡々と記録していると、わたしは思う。だけど、いや、だからこそ、じんわりと伝わってくるものがある。
どう受け止めるかは、見た人に委ねられている気がする。






「復興」って、なんだろう?
元どおりになること、ではないね。
福島の地も、津波に襲われた地も、元どおりになんてなれないんだから。
無理に言うなら
「変わりながら…変わることを受け入れながら、
穏やかな日常生活を取り戻していくこと」、かな?

まだ仮設住宅にいる人たちが何万人もいるという。
家をなくしたひとは、家を立てれば復興したことになるのか? 
ローンの残っている家が壊れ、新しくまたローンを組んで家を建てる。
二つの負債…自分だったらと考えただけでくらくらしてしまう。

老夫婦とか、老人の一人暮らしとか、
自宅があったからこそ暮らせてこれたのが、
これから家を建て直すなんて無理無理。

家族や友人知人をなくしたひと。
仕事をなくしたひと、
仕事する場所(田畑や漁場など)をなくしたひと……
ひとつひとつ、我が身に引き寄せて想像すると、
簡単に復興なんていえないな、と思ってしまう。


除染したからって、元どおりになるわけじゃない。
どだい無理だとおもう。
周囲の山林には手がつけられない、というのだから。
雨が降れば汚染物質は流れてくるわけだし。
黒い袋の山の置き場所さえないというんだから。
長嘆息。
[PR]
by hidaneko | 2016-03-14 19:58 | うきよ | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://hidaneko.exblog.jp/tb/25045239
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ぴき at 2016-03-14 23:38 x
同感です。まだご遺体が見つかっていない方もいらっしゃる。
そのご遺族の時間は5年前から止まったまま。それこそ心の落としどころが
ないまま、なんとか日々を送っていらっしゃる事を考えると、
本当に心が痛みます。私なら精神を病んでしまうだろうな。
Commented by hidaneko at 2016-03-15 09:24
>ぴきさん

コメントありがとうございます。

>まだご遺体が見つかっていない方もいらっしゃる。
>そのご遺族の時間は5年前から止まったまま。

本当にそうなんですよね。
ニュースなどだと「死者・行方不明者、何万何千人」など数字にまとめがちですが、そのお一人お一人にご家族がいて…と想いを寄せると、たまらなくなりますね。


<< 今日のタナ猫@ガーゴイル しつこくてすまん・糸井氏の発言... >>