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映画「ふたつの名前を持つ少年」を見てきた

原作「RUN BOY RUN」 公式サイトはこちら
書籍の邦題は「走れ、走って逃げろ」

走れ、走って逃げろ (岩波少年文庫)

ウーリー・オルレブ / 岩波書店


内容紹介(サイトより引用)
1942年、ポーランド。ユダヤ人強制居住区で家族と生き別れになった少年スルリックは、壁の外に脱出したとき、まだ八歳だった。農村と森を放浪する生活は過酷そのもの。片腕と過去の記憶を失いながらも、少年は知恵と力をつくし、嵐の月日を生きぬく。実話にもとづく勇気と感動の物語。映画「ふたつの名前を持つ少年」原作。
・・・(引用ここまで)・・・

ユダヤ人狩りの中、逃げるため、少年スルリックはユダヤ人の名前を捨て、ポーランド名前を名乗るように父に言われる。
その父親が別れ際に言った言葉「ぜったい生きろ。父のことも母のことも忘れていい、でも自分がユダヤ人だということは忘れるな」これって、すごいと思う。ユダヤ人としてのアイデンティティーを忘れるな、ということだもの。

この父の言葉を胸に、少年は逃げる。
とにかく、生きようとする思いがすごい。

壮絶なサバイバル。これは映画より本のほうがすごいけれど、視覚に訴える力はやはり映画が勝る。例えば冒頭の、凍てつく森での野宿など、文字を読んで脳裏に浮かべても、映像で見たほうが印象に残るもの。

両親兄姉と別れ、8歳の少年が、どうやって生き延びていくか…
実話に基づいた話だと知らなければ、わたしなど「作りすぎ!」と思ってしまうもの。

子供達が、二度とこんな体験をすることのないように、と思う。
けど、きっと、今も、似たような体験をしてる子供がいるのではないだろうか、とも思う。世界のあちこちでの戦闘や、避難民、辛い思いをしてる人が子供が、きっといるのでは…

今日、見に行った市民映画館、これから戦争映画を何本か取り上げるという。
「愛と哀しみのボレロ」公式サイトはこちら
「顔のないヒトラーたち」公式サイトはこちら
あと、なんだったか……。

戦争映画というとドンパチやるのを連想しちゃうけど、そうじゃなくて、戦争のあった時代のことや、戦争のあとのことなど、戦争について考える、考えさせられる映画、ってこと。

映画って、行かない時はずっと行かなくて平気だけど、一旦行って予告などを見ると、また行きたくなってしまう。なかなか時間が取れないんだけどね。




映画館のある地域は、バスセンターや、デパートや
ショッピングビルもあるのだけれど、
なかなか行かない地域なのよね、わたしにとって。

たまたま、映画が終わってから、パンを買うために
伊◯丹の地下に、久しぶりに行ったの。
だって、いつも買っている美味しいパン屋さんが、
店主のご病気で11月からずっとお休みなんだもの。
スーパーのヤマ◯キのパンなど食べたくないし
(糖質制限をやっているからパンは1日1枚、
どうせ食べるなら美味しいパンがいい)

で、久々にデパ地下へ行ったわけ。
もう、目がキョロキョロ。
へえ〜〜!って、お上りさん状態。

ほんとに、何でも売っているのね。
見かけたことのないようなオイルとかスパイスとか…
珍しい野菜や南国の果物、舶来のジャム…
デリカテッセンも美味しそうなのを並べてるし…
6時すぎに行ったから、
彩りのいいお弁当やお寿司など値引きしてるし…

つい手が出そうになったけど、
今夜は、モグが夕ご飯を作ってくれるというので、
食パンだけ買って帰って来ましたよ。
by hidaneko | 2016-01-18 21:16 | みきき | Trackback | Comments(0)


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