おこげ物語@東京日記

いま滞在してるこの家には炊飯器がない。
「物が増えるといやなのよ〜」と、アリさん。
そのくせご飯は食べる。
(わたしは、普段はご飯は食べない。ここ3年ほど。
 月に数えるくらいしか、米の飯は食わない)

この家では、米の飯は土鍋で炊く。それ専用の、ね。
で、飯炊き女はわたしの仕事。

無洗米を、ざっと洗って(だって、わたしがやだから)
よく水を切って(といっても、土鍋の米には少し水が残ってる)、
そこへ、2合の米ならカップ2杯の水を入れる。
一合カップが180ccで、計量カップは200cc、というわけ。

で、ガスコンロにかけ、沸騰するまで強火。
沸騰すると、土鍋のガラスの蓋の真ん中の穴から
ピーピーと蒸気が出てくる。
その音を目安に、蓋を開け、米を混ぜる。下からちゃんと。

その次は、ごく弱火にして12分。タイマーで測る。
3口あるコンロの一番小さな火口に移して、そのごく弱火。

タイマーがなったら、火を消して14分、タイマーする。
蒸らしの時間。15分でもいいんだけど、少し水ぽくなる。
で、蒸らしが終わったら、底からかき混ぜる。
少し、5cm直径くらいの「おこげ」ができている。

よく、「少しおこげができるくらいの炊き加減が旨い」と言うが
まさに、このおこげが旨い。
役得というか、製造者責任というか、このおこげを、わたしが食す。
今回、お産の手伝いに来るわたしを迎えるにあたって、
わざわざ飯茶碗を買ってくれてたアリさんの好意に報いるため
「米の飯は食いません」とは言いづらかったし……。

今夜も、うまく飯が炊け、おこげができた。
アリさんはイッちゃんに授乳中で、「先に食べて」という。
わたしはキッチンで、おこげのところを、つまみ食い。
香ばしくて旨い。ちょっと硬いけどね。

ん?
なんか、この米粒、固すぎない?
ん?
ひょっとして・・・






はい、ご想像通りです。歯が欠けた。

右上の、以前治療して、カルデラのようになってた歯。
カルデラ湖の部分は詰め物をしてたけど、
その外輪山にあたる部分の歯がかけた。orz

わたしの歯は、あちこち、いろいろ厄介なことになってる。
かかりつけ医が、ああだの、こうだの、技巧を駆使してる口腔だ。
ふつうの歯医者には、かかりたくない。
絶対、かかりつけ医に、かかりたい。

が、かの地は遠い。
6、7日と帰るつもりだけど、日月で治療を受ける時間がない。
ほんとは、それで引き上げて帰るつもりだったけど、
13日にお宮参りをするから、参加して欲しいと言われている。
治療はそれ以降になる。
予約が取れるかなあ。


谷川俊太郎の『ことばあそびうた』の詩を思い出してる。
「ばかはがかけた がったがた」

・・・・・


ばか 馬鹿

はか かった
ばか はか かった
たかかった

はか かんだ
ばか はか かんだ
かたかった

はが かけた
ばか はが かけた
がった がた

はかなんで
ばか はか なくなった
なんまいだ
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by hidaneko | 2015-12-02 21:20 | 東京日記 | Trackback | Comments(0)
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