古い戦争絵葉書を見つつ (今は、もはや戦前なのか・・・?)

亡父の古い本棚を整理していたら、
古い「Post Card Album」が出てきた。
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中には、絵葉書が、整理されていた。
亡父が若いころ行った旧ロシアの町並みや、
桜の咲く日本の観光地のもあった。
その中でも、「あっ!」と思ったのが、戦う兵隊さんたちの絵葉書。
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そして、もっと驚いたのが、左右に並んだ2枚の絵葉書。
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(右)《哈爾哈(ハルハ)河畔之戦闘》
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(左)
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「藤田嗣治筆」の文字が読める。
《哈爾哈(ハルハ)河畔之戦闘》検索したら1941年の作品という
こちらや、こちらの真ん中ころ)

藤田嗣治が戦時中、戦争に加担する絵を描いていたとは聞いていた。
テレビなどで見たこともある。
だが、彼の描いた絵が、このように、絵葉書にされてたとは、
そして、その絵葉書が、我が家にあったとは!

   ・   ・   ・   ・   ・



ちょうど、「安倍首相支持の勉強会「文化芸術懇話会」が発足」というニュースを聞いたところだった。

自民党の若手国会議員有志は25日、芸術家を講師に招いて意見交換する勉強会を発足させた。出席者には、安倍晋三首相(自民党総裁)に近い議員も多く、9月の総裁選を前に首相の無投票再選の機運を高める狙いがある。

 新勉強会は「文化芸術懇話会」。設立趣意書によると、芸術家との意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」を目的としている。

 この日、党本部で開いた初会合には加藤勝信官房副長官や薗浦健太郎外務政務官、萩生田光一総裁特別補佐ら首相を支持する議員を中心に37人が出席、作家の百田尚樹氏の講演に耳を傾けた。

 代表に就任した木原稔党青年局長は会合後、記者団に「党所属国会議員として、党や政府が進めようとしていることを後押しするのは当然だ」と強調。総裁選に向け、首相の「応援団」として活動するとみられる。今後は月1回のペースで会合を開催する予定。

 一方、党内のリベラル系議員による勉強会「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」も同日、漫画家の小林よしのり氏を講師に招いて会合を開く予定だったが、「運営上の都合」(同会)により急(きゅう)遽(きょ)中止した。 


『政策芸術』って、なによ? 政府の政策を支持する芸術?
戦争法案を、国会の会期を60日以上も伸ばして、ごり押しで通そうとしてる安倍内閣のよしとする芸術って? 
わたしは、すぐに、家にあった戦争加担絵葉書を思い出してしまったのだ。
ひょっとして今は「戦前」? いや、ひょっとしなくても、軍靴の音が聞こえてくる気がする。

この勉強会に招かれた百田尚樹氏が「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」などと発言したとか。
雑談の中でのこと」と、ごまかしているみたいだけど。
「『マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい』との声が上がった」…とか。
百田尚樹氏 文化芸術懇話会での「沖縄の新聞をつぶす」発言を釈明

ニュースで検索してたら、
「琉球新報は公正さに欠ける」 防衛省、新聞協会に異例の申し入れなんてニュースも出てきた。中央官庁が地方紙の内容について干渉してる。

こういった、報道の自由に反する発言や行動が、続々出てきてる。
安倍首相が、マスコミ関係、テレビ、新聞各社のトップと会食してるニュースは度々聞く。

戦後に生まれたわたしは、子どものころ、戦争の話を聞いて「大人はなぜ反対しなかったのか」と思ったものだった。報道管制にも「なぜ?」と思っていた。
だけど、今、感じる。世の中の空気って、こういう風に、「もの言えぬ時代」へと、流れ込んでいくのだろうな、と。締め付けられていったのだろうな、と。

若い人たちが声を上げてきている。
SEALDs
>SEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)は、自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクションです。担い手は10代から20代前半の若い世代です。私たちは思考し、そして行動します。

>最近、九条の会とか総掛かりの人達を駅まえでみるんやなー。そうするとなぁ、横におる友達が「ああいう、ダサいのよりSEALDsのやり方ってやっぱいいよね」って言うんや。嬉しいんやけど、複雑なんや。そういうことが言いたくて、やっとるんやないんや、ワシは。

>そういう、じーちゃん、ばーちゃんには「やりたくても出来ない事」をできるからやっとるだけなんや。もしあのばーちゃんたちが若い人呼べるなら、それでええんや。けど、それは出来んのや。やから、やっとるんや。そこにはリスペクトがあるんや。大江健三郎とかの文書よんでワシは1人泣いたりするんや

>だれが自分のじいちゃんみたいな年の人に「お前はダサいから後ろいけよ」いうよ。そんな事いう分けないし。言いたくもないよ。当たり前や。けど、今までは若者は年配の人のうしろでコールもせず、携帯いじっとったんや。周りに若い人もおらんし微妙な気持ちになって帰るんや。それは辛かった。

>若者が悲しいぐらいおらんかったから、若者に対象しぼって、やりたいようにやってきた。実際それは成功したと思うし、これからもそういう「やりたいようにやる」マインドは必要やと思う。けどそれが世代を分断するような事になってはいけない。くっそ悩むけど。もっともっといろんな人に来て欲しい。


うんうん。
若者たちの声が嬉しい。声を上げているのが嬉しい。
戦争法案が通って、戦争に行くのは若い人たちなんだもんね。
遠くから応援します。
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by hidaneko | 2015-06-26 16:07 | うきよ | Trackback | Comments(0)
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