わたしが知らなかったこと(福沢諭吉とヘイトスピーチについて…)

ツイッターで、岩上安身さん @iwakamiyasum さんが、
連続投稿で、福沢諭吉とヘイトスピーチについて書いていた。

初めて知ることが多く、コピペしようと思っていたら
「まとめ」が出たので、more に、全文をコピペした。

わたしが「へえ~」だったのは、
福沢諭吉がヘイトスピーチの親玉だった、ということ。

福沢諭吉といえば、いちまんえん札の図柄にもなり
「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずと言へり」と
人の平等を説いた人、という刷り込みがわたしにはある。
たぶん、わたしの他にもそう思っている人はいると思う。

だけど・・・・・

>日清戦争で中国人を敵視する風潮があったとはいえ、自分が発行する新聞にここまで書くか。
>福沢は自らが社主として発行し、主筆として社説を一面に連日書き、
>その中で、朝鮮人、台湾人、中国人を口汚く罵倒し、侵略戦争と植民地支配を煽りに煽っていた。
>たとえば、「支那人…奴隷となるも、銭さえ得れば敢えてはばかるところにあらず」
> あるいは、「支那…腐敗の中に棲息するその有様は、溝にボウフラの浮沈するがごとき」。
>「チャンチャン…皆殺しにするは造作もなきこと」。
>これらは福沢諭吉が発行する「時事新報」(のちの産経新聞)で書き、あるいは自著で述べた言葉だ。

そうか、「産経新聞」の、全身である「時事新報」で言っていたのか。

で、思ったのは、
福沢諭吉といえば「偉い人」だから、影響力も大きかったんだろうな、と。
世間も、自然と、そうい風潮になったのも想像できる。
うちのバーサンが中国人や朝鮮半島の人たちを、
一つ下に見てた雰囲気、あるのよね。

報道とか、教育って、大変な影響力を持っている。
すごい力を持っている。そう思う。
そして、昨今の、
首相と報道関係者トップとのお寿司屋さんや天ぷら屋さんでの会合?
NHK人事、報道関係に対する圧力、干渉、自主規制していくマスコミ・・・
教科書検定、とくに、歴史教科書についての検閲ともいうべき、口の挟みよう。

すごく嫌な時代になってきてる。
きな臭い、なんてもんじゃなくて、
すぐそこに来てる怖さを感じます。

以下、こちらより引用
http://togetter.com/li/807372?page=1



今、IWJ特報のため、安川寿之輔名古屋大学名誉教授のインタビューのフルテキストに注を入れたり校正したりする作業を続けているのだが、改めて福沢諭吉の元祖ヘイトスピーチぶりに、本当にうんざりしている。日清戦争で中国人を敵視する風潮があったとはいえ、自分が発行する新聞にここまで書くか。

続き2 福沢は自らが社主として発行し、主筆として社説を一面に連日書き、その中で、朝鮮人、台湾人、中国人を口汚く罵倒し、侵略戦争と植民地支配を煽りに煽っていた。たとえば、「支那人…奴隷となるも、銭さえ得れば敢えてはばかるところにあらず」

続き3 あるいは、「支那…腐敗の中に棲息するその有様は、溝にボウフラの浮沈するがごとき」。「チャンチャン…皆殺しにするは造作もなきこと」。これらは福沢諭吉が発行する「時事新報」(のちの産経新聞)で書き、あるいは自著で述べた言葉だ。

続き4 日清戦争で台湾を割譲したが、現地に住む台湾の住民にしたらたまったものではない。当然、独立と抵抗の運動が起きた。それに対して福沢は「殲滅」せよ、とジェノサイドを煽っている。「台湾の住民…烏合の草賊…無知蒙昧の蛮民」「頑冥不霊の彼らの性質にして…殲滅のほかに手段なし」

続き5 『時事小言』では「文明の中心となり他の魁をなして西洋諸国にあたるものは、日本国民にあらずして誰ぞや。事情切迫に及ぶときは、無遠慮にその地面(アジア諸国の土地)を押領して、我が手をもって新築するも可なり」。他国に無遠慮に押し入り、その土地を奪え、と。侵略のすすめ、である。

続き6 「日本政府のお師匠さま」を自称する明治期最大の知識人、福沢諭吉は、84年7/29の論説「日清の戦争は文野の戦争なり」で「戦争の事実は…文明開化の進歩を謀るものとその進歩を妨げるものとの戦にして」と、日清戦争を「文明と野蛮の戦争」すなわち「文野の戦争」と位置づけた。

続き7 「千の清兵は…これを皆殺しにするは憐れむべきがごとくなれども、世界の文明進歩のためにその妨害物を排除せんとするに、多少の殺風景を演ずるはとうていまぬがれざるの数≪運命≫なれば…その運命の拙きを、自ら諦むるのほかなかるべき」。 pic.twitter.com/68XmZCi9AD

続き8 『時事新報』の1894年8/8付け紙面に掲載されたイラスト。一コマで、日清戦争の本質を示している。日本の軍人が、朝鮮の赤ん坊を抱き(朝鮮を保護=我がものとする)、清国人の頭に「文明」という弾丸を撃ち込む。風刺画ではない。 pic.twitter.com/E1n61HZEV4
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続き9 福沢諭吉の唱える「文明開化」とは、福沢だけでなく、彼に代表される明治の時代精神が高唱する「文明開化」とは、中国人の頭に文明の弾丸を撃ち込んでやることなのだと、無学な大衆にも一コマでわからせるポンチ画である。繰り返すが、風刺画ではない。正当化のプロパガンダなのである。

続き10 この殺戮と侵略の正当化に、米国の開拓と先住民の殺戮、土地の収奪があげられる。「台湾の反民等は必死となりて抵抗を試みるよしなれども、たかの知れたる烏合の草賊…北米合州国並びに加那陀(カナダ)のごとき…その今日あるは祖先の白人種が土着の蛮民をその土地より駆逐して…」

続き11 「…自ら経営したる結果にほかならず」と、先住民の殺戮をあっさりと肯定し、そこに日本と台湾の関係を重ねる。「…無知蒙昧の蛮民をばとこごとく境外に追い払ふて殖産上一切の権力を日本人の手に握り、その全土をあげて断然日本化せしむることに方針を確定し…永遠の大利益を期せん」。

続き12 1895年8/14の「厳重に処分すべし」では、「台湾の処分については…全島の掃蕩を期し、土人のごときは眼中に認めず、一切の殖産興業を日本人の手に経営して大いに富源を開発すべし」と、台湾の住民を「土人」呼ばわりし、すべての経済的利益を手に入れよ、と煽る。

続き13 その続き。「(英字新聞が)日本兵がまたも屠殺を行いたりなどと蝶々するよしなれども…意に介するに足らず。…我兵に抵抗するものは、兵民の区別を問はず、一人も残さず誅戮し…掃蕩の功を全うすべし」。外国メディアに虐殺の残酷さを批判されようと兵民問わず殺せ、と説くのだ。

続き14 福沢が台湾人を虐殺せよと、恐ろしい表現で呼びかけたのは一度、二度ではない。1896年1/8の「台湾の騒動」では、抵抗する住民を殺し尽くし、土地を奪い尽くせと呼びかけている。「我に反抗する島民等は一人も残らず殲滅して醜類を尽くし…兵力をもって容赦なく掃蕩を行ひ…」

続き15 「…葉を枯らし根を絶ちて一切の醜類を殲滅し、土地のごときはことごとくこれを没収して、全島あげて官有地となすの覚悟をもって大英断を行うべし」。もはや人類扱いではない。醜類、醜いものども、という蔑称。そして繰り返し殲滅、つまり皆殺しにせよと呼びかけるのだ。

続き16 きりがないが、延々とこんな差別と殺戮のアジテーションが続き、実際に同時代に実行されてゆく。これが明治の時代精神の正体である。過去をどんなに美化してもしきれるものではないし、隠せるものでもない。その土民だの醜類だのと呼ばれた台湾人の一人当たりGDPは今や日本を上回る

続き17 そして一昨日インタビューした矢吹晋横浜市立大学名誉教授によれば、近々、韓国にも一人当たりGDPで日本は抜き去られるという。円安政策のため、日本のGDPが急激に縮小していることも手伝っているだろう。

続き18 政府はこの期におよんでなお、過去の一連の戦争が侵略戦争でなかったかのような取り繕いをしようとジタバタしている。道徳的劣位、負い目は、おおいがたい。さらに加えて、豊かさにおいても、かつて植民地にした国家、民族に抜かれるこの惨めさを、何と表現したものか。

続き19 そして中国は、人口があまりに大きすぎて、貧しい者を抱え、一人当たりGDPでは日本に追いつけないけれども、国全体では日本をすでに抜き去り、購買力平価では米国をも抜き去った。2050年頃には日本のGDPの数倍あるいは10倍近い規模に到達するだろうと予測されている。

続き20 文野の戦争? そんな理屈は、我々日本人自身のこれからの生存のためにも、今すぐ徹底的に批判し、破棄し、無効化すべきだ。

続き21 経済的、軍事的に優位にあるものが劣位にあるものから文明の名の下にいかようにでも奪っていいというロジックは、これから旧植民地の後塵を拝していかざるをえない、これからの日本人のために残しておいていいはずがない。

続き22 日米同盟は、すべての同盟がそうであるように、永遠の同盟ではない。空疎なプライドと、それゆえの孤立は、最後に頼るのは核しかない、という自滅的な思考へと導く。まるで北の将軍様の辿る道のようである。その先には思考上の自滅ではなく、リアルな自滅しかない。

続き23 日本はあるゆる意味で危機を迎えている。政治的にも、経済的にも、しかしそれ以上に実存的にも。矢吹さんのインタビューの際に引用した国際的な世論調査の結果、自国の経済状況を悪いと答えた国民が最も多いのが日本。よいと答えた人は数%しかいない。

続き24 今後の見通しで、よくなると答えた人が数%しかなく、世界で最も未来を悲観しているのも日本。そして、自国の政府を無能だと思っている国民が世界一多いのも日本である。そこまでネガティヴなら何としてもこの状態を変えなくては、と考えるはずだ。

続き25 ところが、行き詰まった挙句、国民が選んでいるのが過去の侵略の歴史の修正をはかり、閣議決定で憲法を変えてしまい、海岸線に原発をずらりと並べたまま、戦争準備に走る安倍政権なのである。その安倍総理は、所信表明演説の冒頭で、福沢諭吉を引用し、称揚した。

続き26 わざわざ福沢諭吉の過去の言説を引っ張り出して白日のもとにさらし、検証し直しているのは、暇を持て余してのことではない。中国包囲網を築くべし、というセキュリティダイヤモンド構想論文を政権発足早々に発表し、福沢諭吉を所信表明演説で引用した安倍政権に危惧を抱いてのことである。

続き27 そして、もっといえば、こんな安倍政権に期待をかけ、政権を支えてしまう日本人の国民全体の精神状態を真剣に心配してのことである。追い詰められ、行き詰まったあげく、過去にしろ現在にしろ未来にしろ、現実が見えなくなっているのではないか。大丈夫か?

続き28 メルケル独首相が来日し、警告のシグナルを送ってくれた、それを日本への「友情」の証しと思わない、愚かそのものの記事が掲載される大新聞。現実を見ない自閉空間を作り出し、その中に閉じこもりながら隣国への敵意と悪意だけを募らせてゆく。何度も言うが、原発を抱えたまま、だ。

続き29 戦争は政治の延長であると、『戦争論』で知られるクラウゼヴィッツは説いた。日本が中国と政治的な対立を深め、その政治的な対立がついには戦争という形にまでエスカレートした場合、日本に勝算のひとつもあるうるだろうか? 福沢の時代と現代がまったく違うのはその点だ。

続き30 軍事的合理性などまったくない。戦争が始まったら、尖閣という無人島の海域だけで戦闘が限定されるという妄想はどこから来るのか? 戦争が開始されたら戦域に限定などない。戦争は無人島争奪戦ゲームではない。また、当然ながら現代戦は空の戦いで始まる。射程の長いミサイルが飛来する

続き31 前線と後衛とを画然と分けることは難しい。米軍がお手本を日々示しているように、市街地への空爆は避けられない。原発への被弾も覚悟しなくてはならない。もし戦局が日本に有利に、つまり中国に不利に進めば、中国には最終的には核ミサイルが残っている。200発はある核にどう対抗する?

続き32 将棋を始める前に「詰んでいる」ようなものである。頼みは米軍だ、という話になるだろうが、米軍は無人島のために自国の兵士の血を流すことはない。そもそも欧州が二度も大戦で戦火にまみれている時にも、米国は参戦にどれだけためらったか。なぜ、日本のために血を流してくれるのか。

続き33 米国はタダで参戦したのではない。冷徹なまでに国益を計算し、欧州の同盟国からちゃんといただくものはいただいて、参戦したのだ。喧嘩で助っ人を頼んだらべら棒に高くつく。街場のヤクザ者の喧嘩ですらそうである。金が絡まない喧嘩などあり得ない。喧嘩の助っ人代を払えるのか?日本は。

続き34 簡単に戦争を叫ぶバカどもは、喧嘩の助っ人代にカネがどれだけかかるか、というリアルを我が身で体験したことが一度でもあるのか? 日本に提供できるものが、この先何がある? 戦争の兆しだけでTPPに入れと脅され、すでに身ぐるみはがされようとしているのに。

続き35 戦費や莫大な助っ人代を心配する前に、そもそも米国が日本側に立ってくれるという保証がどこにもない。借金まみれの米国を、米国債を買うことで買い支えてきたのは日本と中国である。日本は属国だから米国債を売ることはできない。しかし、中国は可能であり米国は機嫌を取らざるをえない。

続き36 巨大な軍事力を持つ米国といえど、戦費がなければどうにもならない。中国が米国債を売り払えばお手上げである。

続き37 それでも、だ。万万が一、米国が日本側に立ち、なぜか戦費も調達され、海上封鎖されずにどういうわけか南シナ海も無事にタンカーが航行し。石油や液化天然ガスが運ばれ、エネルギー資源も枯渇せず、そこそこ長期に渡り日米同盟軍が中国と戦うことになったとする。その場合、戦場はどこか?

続き38 戦場は、日本列島全域である。そう見立てられ、日本の自衛隊と米軍は作戦計画を立て、合同演習を行っている。それが「ヤマザクラ」である。米軍は絶対に自国を戦場にはしない。中国もである。

続き39 戦争には戦場が必要である。戦争の真の犠牲者は戦場にされた土地の住民である。日清、日露で、戦場になったのは主として朝鮮半島だった。満州事変以降、日本と中国は満州及び中国全土で戦った。米軍参戦以降、東南アジアと太平洋地域が戦場になり、最後に沖縄と日本本土が焼かれた。

続き40 もし、本当に戦争になるとしたら、今度の戦争は、日本の領土内が戦場となる。死ぬのは日本の兵士だけではない。一般市民が巻き添えになり、莫大な犠牲を余儀なくされる。米国が日本側に立って参戦しなければそもそも戦争として成立しないし、成立した場合は米中の代理戦争である。

続き41 米中の代理戦争の戦場にされてしまったら、米中の間でなんらかの決着を見るまで、戦争は続く。福沢諭吉が、自国の都合で、戦場にした土地の住民の生命や財産や人権など一顧だにしなかったように、同様の事態が起きうることを覚悟しなくてはならない。

続き42 それが次に予定されている戦争の姿だ。そういう戦争がしたいのか? 賢明なる反中諸氏が主張しているように、中国が本当に冷酷で残酷なら、きっと福沢諭吉が唱え、日本軍が実行した残酷さとは比べものにならない残酷な仕打ちをするだろう。「兵民の区別なく誅戮や殲滅」を行うだろう。

続き43 もう一度言うが、戦争は政治の延長である。政治は世論を味方にすることなく、勝ちを収めることはできない。国際社会であっても、同じことだ。孤立すれば、孤立した方が圧倒的に不利であり、大概敗北を喫する。

続き44 とすれば、AIIBの一件で示された国際社会の声に耳を傾けるべきであろう。中国の「この指止まれ」という声に、日米二カ国を除いて主要な国々が中国に傾いた、この結果を真剣に受け止めるべきだ。日米に、他の国々の気持ちを引き止めるだけの魅力が薄れてきている。経済力、政治力も。

続き45 AIIBの一件は、尖閣問題など、戦争に直結するような問題とは別カテゴリーの話で、一緒くたに論ずべきではない、という主張もありうるだろう。

続き46 だが、パワーという概念には、国際社会で同意者をどれだけ集められるかというソフトパワーも当然ながら含まれる。軍事力を含めたハードパワーとは不可分だ。戦争はある日を境に突然始まるのではない。日常の延長線上にある。拳を交える前に大方決着がついているのがリアルな喧嘩だ。

続き47 勝ち目がない時、大義もない時、多くの場合、友人から喧嘩の前に肩を叩かれる。やめとけよ、と。実際、やめとけよ、と損を覚悟で忠告してくれたのが先述したメルケル独首相であり、ドイツの特派員らである。同じ第二次大戦の敗戦国として見ちゃいられない、という思いがあったのだと思う。

続き48 その「友情」に対して、メルケルはロボット以外に「友情」を示さなかったと世紀のアホ記事を載せた日経は、日本にとっての友情とは何か、もう理解できなくなっているのだろう。米国の戦闘的な戦略シンクタンク・CSISとズブズブの日経というダメ新聞だからという点ももちろんある。

続き49 しかし、問題なのは日経だけがおかしいのではなくて、日本のマスメディアの大概がおかしくなっているという点である。官邸からのマスメディアへの日常的な圧力は、古賀茂明氏降板事件で明らかになった。もう主要メディアどこも、官邸に頭を下げっぱなしである。話はぐるっと一巡りした。

続き50 福沢諭吉を所信表明で引用していたのが、安倍政権であり、政権内部では福沢イズムをどう取り入れ直し復活させるか考えているわけで、この話はぐるぐる巡ってきて徹夜した私のあたまもぐるぐる巡ってきたから、ここらで、転進!退却じゃなくて転進!します。


(勝手なコピペ、ここまで)
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by hidaneko | 2015-04-12 20:45 | うきよ | Trackback | Comments(0)
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