人気ブログランキング | 話題のタグを見る

犬も食わない?・・・カサンドラ

一昨日の月曜日、
久々にGサンと諍いをした。

言い出したのは向う。
金銭的問題を抱えていて、わたしに解決しろという。
「具体的に言ってもらわないと対処のしようもない」
と応えるわたしと、ぶつかった。

あっ、
言葉遣いはもっともっと丁寧よ。敬語よ。わたしは、ね。





・・・・・・・・・・・・・・

お金が足りないというGサン。
「いくら足りないのですか?」と訊いても、
「具体的数字は自分では言いたくない。あんたが慮ってくれ」
「それでは分からないです。具体的に言ってもらえたら、検討します」
「検討すると言われても、検討だけされても困る」と、Gサン。
「わたしが、そんな、どこかの大臣みたいに、検討だけして
何もしないと思っているのですか? 
いくら足りないのか言ってもらわなくては算段のしようがありません」
「おれが、これだけ頼んでいるのに!」

そのうち、Gサンの目の色が変わってくる。
最初は視線を合わせないで、よそを向いて話してたのが、
だんだん激高してくると、目を見開いて、凝視してくる。
目の色が違ってくる。
「あんたは…、あんたは…」とわたしを罵倒してくる。
「あんたはいつも偉そうに…」とか
「あんたばかりが苦労しているように言うな」とか
「あんたはいつもおれをけなす…」とか。
わたしがどれだけ非人情か、過去を持ち出してくる。
(その言葉、すべて熨斗をつけて水掛けジジイに返したい)

ふだんは無口なのだが、しゃべり出すと言い募る。
こちらが泣き出すまで、止めない。
泣いて訴えると、ようやく止める。驚いたように。

久しぶりに声を上げた泣いたわ。
23日の午前中で、バーサンの月命日で
お寺様がもうすぐ月経(つきぎょう)においでになると言うのに。
…と思いつつ、涙が止まらない。

アスピーだから、脳の障碍による特性だから、
と、分かっているはずだけど
あれだけ、畳み込むように一方的に言い募るとこちらも、傷つくのよ。
一何を言ってもムダで反論にも耳を貸さない。
(と言うか、あんたはすぐ言い返す、と言われる)

それが、午前中のこと。
顔を洗って、涙を拭いて、お寺さまをお迎えしたけれど
午後になって、体調が悪くなった。ひどい。
久々の胃痛。肩凝り、頭痛。ロキソニンも効かない。

夜寝る前に飲む処方の精神安定剤を飲み、
ガスターより強い胃薬を飲み、
頭を抱えて、ふとんにもぐる……。

夕御飯も作る気にならない。
もちろん食べる気にもならない。
モグに残り物で済ませてもらうように言って、
寝た。夜中に目が覚めたけどね。
目が覚めて、また、考え事などしてしまったけれど。

こういうのが厭だから、摩擦は避けているのに。
「年に数回、お前はキレる」とGサンが言うけれど、
そうじゃない、逆なのよ。
わたしは、なるべく怒らないよう、興奮しないよう、
一歩引いた目で見るようにしてる。
少し冷めた目で。それがまた、気にくわないんだろうな、Gサンは。
激高してくるのは、Gサンから。

そうなったら、二十回も三十回も謝って
「ごめんなさい」を繰り返して、
芝居がかって土下座して、泣いて……そこまで行って
ようやく、Gサンも溜飲がさがるのか、…止める。


★アスペルガーの特徴
・イマジネーションの障害
「こうしたらこうなる」が読めていない。
 これを言ったら、相手がどう受け止めるか。
 (これを言ったら、相手がどう傷つくか)
 相手の立場に立って物事が考えられない。

・コミュニケーションの障害
 言葉で話す事が苦手なのに、喋りはじめると一方的に話す。

・これまでの生活(人生)で、生きづらさを感じ、
 自己肯定感がすくないだけに、相手をけなすことによって自分を上位に保とうとすることがある。

み〜んな、Gサンに当てはまる。
アスピーなんだから自閉症スペクトラムなんだから仕方ない、
と、片方で思いつつ、やっぱり言われると傷つくのよ〜
by hidaneko | 2015-02-25 20:55 | かぞく | Trackback | Comments(0)


<< 洋ラン展に行ってきた 今週のたなくじ >>