腹が立ったら、心静かにコーヒーを淹れる

腹が立ったら、心静かに、コーヒーを淹れる。

庭の雑草取りをしたのが、
昨日…、一昨日…、そのまえのことだ。
火曜日、秋分の日。お彼岸の中日。
(マイの初七日も過ぎ、お骨を埋めるかと思ったら、Gさんは何も言わなかった)

草むしりついでに、
フェンスからはみ出し隣家に侵入してた沈丁花の枝も切った。
ずいぶん、切った。
伸び放題だった山茶花も切った。ばさばさ切った。

それを束ねるのや、袋に入れるのを、頑張ってたら
途中から、Gサンが手伝ってくれた。
頼みはしない。庭仕事の嫌いな人だから
頼んだらブーブー声をだすと思ったから、
頼みはしなかった。

だけど、助けてもらうと、たすかる。
(変な日本語。うん、手伝ってもらえば助かる、だな)
いくつか束ねて、まだ、Gサンは、沈丁花の枝を切り続けていた。

「もういいから、やめましょう」と提案したら
(わたしも、くたびれてきてたし)
「あとは、おれがやっておくから」との返事。

おや、まあ、ならお願いしましょう、と、わたしは家に上がってきた。
あとでみたら、切った枝が、ざんばらに、束ねられもせずにおいてあった。
「土曜日の、資源ゴミの日には出せるようにしておくから」とのお言葉。
はい、はい。

水曜日は、一日晴れていた。わたしが絵本のボランティアの日で、でかけて午後も家で仕事。
木曜日は、朝のうち小雨。午前中は市役所へ行ったり。
昼から晴れてきたけれど、わたしは夕方飲み会。

あけて、金曜日の今朝、庭の枝は、まだ放ったらかしだった。
幸い、天気はいい。
明日の資源ゴミの日は朝早くに出すことになってる。
土曜の朝に、やる暇はない。

だから、わたし、洗濯を干しに外にでたついでに、
Gサンがほったらかしにしてた沈丁花の枝を束ねた。
伸びていたヤツデや夾竹桃の枝も切って束ねた。
まだ苅ってなかった雑草を刈り、
泰山木の硬い落ち葉をあつめて、袋に詰めた。

その様子、Gサンは見ていたはず。
遅く起きてきて、朝ご飯を食べて、自室に移る時、
わたしが作業してるすぐ脇を通ったんだから。

手伝ってくれるかな、と思ったけど無言で自室に入ってしまった。
あらまあ、と思いつつ、わたしは、自分の出来る範囲で、庭仕事。
その間に、わたし、近所のお宅へお経をあげにきたお坊さんと挨拶したり、
電気のメーターを見に来た係の人と話をしたりしてたから、
わたしが、Gサンの部屋の外で庭仕事をしてるのは、分かったはずだけどなあ。
分からないのかなあ。ほんとに、わからないのかなあ。

やり出すとキリがないから適当なところで切り上げた。
(なにしろ、とっ散らかっている庭だからね)
家に上がったところで、Gサンが自室からでてきた、気配。
窓から見ると、Gサンは、前に枝を放ったらかしにしてた方へ行った。

「俺がやるといったのに!」
と、怒気を含んだ独り言、
というか、大きな声での独り言。
そのまま、自転車を引っ張り出してどこかへ消えた。
わたしには、声をかけることもなく……。

昨日も、一昨日も、時間はあったのよ。Gサンには。
今朝だって、わたしが庭仕事をしてる脇を通ってるから、
手伝う気があれば、そのとき言えばいい。
それを、だまって、自室にはいって、
しばらくして、わたしが終えてから出てきて、文句を言うか?

腹が立ったから、コーヒーを淹れた。
心静かに、お湯を沸し、ドリッパーとサーバーを温め、
豆を挽いて、濾紙に入れ、お湯を静かに細く落とす。

わぁーっと、粉が膨らんでくる。
この快感!
[PR]
by hidaneko | 2014-09-26 11:48 | かぞく | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://hidaneko.exblog.jp/tb/23001363
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< ようやく採れたイチジク 朝からずっと >>