クリニックで先生に話す(アスペのこと)

クリニックに行ってきました。
月に一回の、定例であります。

今回はモグと一緒の日。
モグは、ばっちりメイクして、元気で、
診察室に入っても、すぐに出てきたけれど、
(調子のいいときは、話も短いものね)
わたしは「今日はちょっと長くなります」と先生に言って
このところなど、話してきました。
(後で時間を見たら15分くらい。いつもの倍)

大人の発達障碍についての本をまとめて読んで、夫がアスペルガー症候群ではないか、と思ったこと。
さらに調べて、アスペの妻に、カサンドラ症候群と言うものもあることを知ったこと。

(先生も、「御本人を診察していないのではっきり言えませんが、そうだと思います」とおっしゃった)

そう思ってみると、これまでのこと、夫との行き違いや、やりづらさ、会話が成りたたないことなど
ジグソーパズルのピースが嵌まるように、ぴたり、ぴたりとあてはまったこと。

夫に発達障碍の自覚はないし、本人は現状で特に不自由をしていない、
自分は悪いと思っていない、悪いのは相手(妻)だと思っているから、
受診もしようとも思わないし、自分を変えようとも思わない。

相手が変わらない、変えることが出来ないのなら、わたしが変わるしかない。
けれど、なかなか、受入れることが出来ない。
亡母の認知症や、娘の統合失調症は受入れられたのに……。

先生いわく
「母親や、娘は、「親子」という関係で、受入れやすいものです。
でも、夫は、パートナーとして対等の関係だから、なかなか受入れ難いでしょう」って。

「ああ、やっぱり普通はそうなんだ!」と思った。
わたしの感覚は間違っていなかったのだ。
夫婦はパートナーとして対等の関係…。
でも夫は「おれは6歳年上だからうやまえ、と」
なんにせよ、相手(わたし)をけなし、おとしめることで、自分を上に保とうとしてる……。

「カサンドラ症候群の妻は、夫の現状を受入れるのに時間がかかります」と先生。

わたしも、
「なんとか、現状を受けいるよう、自分を立て直していきたいので、しばらく、薬を最強にしてください」とお願いした。
頭痛が酷いので、ロキソニンも、一日3回、4週間分出してもらってきました。
肩凝りも酷いので、筋肉の緊張をとく薬も、今のより、強いのを出してもらってきました。

「ひと月で、なんとか、自分を立て直したら、また薬を元に戻してもらいますから」と、わたし。



わたしの診断は「抑鬱を伴う適応障害」ということになっているのだけれど、これまでバーサンの介護のことなどが原因になっているのかと思っていた。まあ、モグの統合失調症のこともあるけれど。

でも、バーサンは亡くなり、介護もなくなり、モグはこのところ落ち着いている。わたしの症状も改善してよさそうなものだけれど、あまり変わらない。
何でだろう、と思ってた。差し障りになることがなくなったら、わたしもクリニックに通わなくていいようになると思っていたの・・・

だけど、わたしの不具合の原因は夫にもあったんだ。
カサンドラ症候群。

落とし穴だったなあ。
嵌まっちゃったなあ。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラしょうこうぐん;カサンドラじょうどうはくだつしょうがい)」とは、アスペルガー症候群(AS)の夫(パートナー)と情緒的な相互関係が築けないために妻に生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。

アスペルガー症候群の夫を持った妻は、コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの夫への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる。

症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、無気力などがある。カサンドラ症候群の悩みを訴える女性のブログも多く見られ、アスペルガー症候群の夫を持つ妻の二次障害として深刻な問題となっている。

なお、「カサンドラ症候群」の名称は、日本の医学会ではまだ承認されていないので、正式な医学用語ではない。

 略

カサンドラ症候群について理解を深めることは、決してASの人を否定したり差別を助長したりするためではない。AS-非AS夫婦間に生じる問題の原因に向き合い、適切な支援を受け、パートナーのお互いがより良い生き方を模索するために必要なことである。

 略

カサンドラ症候群は二次障害である。人と人との関係における認識の欠如の結果であり、人格障害とは異なる。
情緒的な相互関係と愛と所属は、人間の本質的なニーズであり、これらが満たされず、そしてその理由が解らないとなれば、心身の健康は影響を受ける可能性がある。

・・・・・・・

「愛は限りなく与う」とか「愛は限りなく奪う」とかいうけど
与えるばかりだと、消耗しちゃう。枯れちゃう、枯渇しちゃう。

アスペの人にだって、愛はあるのだろう。
だけど、コミュニケーションが下手。伝わらない。
パートナーは、愛されている実感を持てない。疲弊する。


前にも引用したかも知れないけど、もう一度引用する。

・・・・・・・


コミュニケーションが取れない

逃げる
AS男性は間違ったことを言って人と衝突することを恐れるため、パートナーとコミュニケーションを取らない、あるいは意見を言わない。
AS男性は、パートナーとの衝突を避けるためなら、問題があることすら否定したり、二人の違いを無視したりする。
パートナーの考えを理解できない人もいる。愛されず、受け止めてくれないことに女性が傷つき、それが苛立ちや怒りの原因になっていることがわからない。
女性も、ASの人が感情を読み取ることが難しい、ということがわからない場合もある。

このような状態では、話し合いはうまくいかない。女性の感情的な要求が高まるほど、AS男性は距離を置くようになる。衝突を回避し、問題を未解決のままにする。その「先送りすること」こそ問題の原因であり、問題をさらに深刻なものにしていく。


衝突する
ASの人は自分の視点からしか考えられないので、自分とは違う意見を受け入れることができず、自分が悪いと認めない。言い争いは、健康的な生活を送るために必要な自信と強さを失わせ、女性は感情的に消耗する。
感情について話し合えず、関係は表面的なレベルにとどまり、二人の間には距離が生じる。

ASの人の行動は一見薄情に見えるが、心の理論(Theory of Mind)がないだけである。言い換えれば、他の人の考えや気持ちがわからない。自分の視点からしか状況を判断できない。悪意があるわけではなく、相手が傷つくことがわからない。
ASの人にとって感情の世界は入り組んでいるので、他の人の気分の変化に対処するためには、論理的に感情を扱わなくてはならない。直感の助けがないので、他の人とのやりとりがとても難しいものになる。

・・・・・・・

>自分の視点からしか状況を判断できない。
>悪意があるわけではなく、相手が傷つくことがわからない。

これが、問題なのよね。
アイツには、わたしがどれだけ傷つけられているか分からない
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by hidaneko | 2014-08-22 18:46 | かぞく | Trackback | Comments(0)
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