マイ・失踪4日目

エサが減らないお皿
砂が汚れない猫トイレ
裏玄関を出入りするたび目に付く悲しみ

   ・   ・   ・   ・

アリさんが一昨日午後帰ってきて
昨日はモグと買物に行ったり、友だちとお茶したり
今日は庭の手入れを手伝ってくれた。

というか、彼女が主導してやってくれた。
軍手と大きなゴミ袋を100円ショップで買ってきて
(言ってくれたら、うちにも在庫あったんですけど)
雑草を取ったり、植木の間の枯れ葉を取ったり
起きっ放しだった壊れた植木鉢を捨てたり
植えるつもりで取っておいた植木鉢を捨てたり
(だめ、それ使うんだから捨てないで、と 
 とりかえしたり……)

雑草と、プラスティックの植木鉢と、素焼きのを
混ぜて、大袋にいれちゃ駄目だってば〜

雑草や枯れ葉、剪定した枝葉は、資源ゴミの「枝葉」
壊れたプランターやプラの植木鉢は「燃やせるゴミ」
素焼きの植木鉢は「燃やせないゴミ」
袋の色も、透明、黄色、青い文字、と違うのよ。

彼女に煽られ、わたしもつい動く。
裏庭の蔭の、はびこっているトゲのあるツル植物、
(野ばらじゃないね。ヘビイチゴみたいなの?)
何とかしなくちゃと思っていたのを重い腰を上げた。
作業用の革手袋をはめて、切り、丸め、除草剤をまく。
除草剤は嫌いだけど、この度は仕方なく使う。

「ね、すっきりしたでしょう?
 花を植えよう、きれいな花を!
 植木鉢、大きいの3コに植えるの!」
若いってすごい、エネルギッシュ。
勢いにつられて、車を転がし園芸店へ。
白、青、ピンク、赤……カラフルな苗を幾種類か購入。

「お腹空いた〜! 
 美味しいパンとコーヒーが飲みたい〜!」
はいはい、イートインのあるパン屋さんへ。

「さあ、植えよう。
 わたし、ちゃんと植えて帰るから」
とはいうものの、
砂のこびりついた植木鉢を洗ったり、
土や肥料を用意するのは、あたしなんですけど……。

お陰様で、庭がすっきり、きれいになりました。

が、
庭で作業していると、いつもそばで見ていたマイが居ないのが寂しい。
葉のそよぎや、石に当たる日のかげんで
そこにマイが居るみたいな気がして
ふっと、ふりむいたりしてた。



アリさん、帰り際に、見送りに出たGサンに
「お父さん、庭がきれいになって気持ちいいでしょう?
 たまには、お父さんも、庭掃きしたり、雑草を取ってね」

Gサン、それにこたえて、口の中でぶつぶつ
「腰が痛くなかったらな…」

確かに、Gサン、我々が庭で働いているのに
出てこなかった……。
(モグが、前日の買物で疲れて昼寝してるのは想定内)

Gサンと家の前で分かれて、駐車場に向かいながら
つい、わたしの口から愚痴がこぼれる。
「父さん、腰が痛いと言って、なにもしないの。
 痛いならストレッチボードに乗るとか、
 コルセットをするとか、すればいいのに。
 何か頼むと、おれは腰が痛いんだ、って。
 わたしだって腰が痛いことあるけど仕事してるし
 積極的に直すようにしてるわ」

「母さん、そういう人のことをなんて言うか知ってる?」
「知らない。なんて言うの?」
「クズ!」

Gサン、娘にまでそんなこと言われちゃって、いいんですか。
というか、娘、しっかり見抜いてるのね。w
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by hidaneko | 2014-05-04 19:47 | かぞく | Trackback | Comments(0)
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