小さな一歩だけど・・・

モグが「Nハウス」のスタッフになれそうだ。
嬉しい、
と同時に、期待し過ぎないように、
という自分がいる。





・・・・・・・

モグは、昨年の5月から、地域活動支援センターNハウスに通ってる。
地域活動支援センター(ちいきかつどうしえんセンター)とは、障害者自立支援法によって定められた、障害によって働く事が困難な障害者の日中の活動をサポートする福祉施設である。その目的によってⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型に分かれる。

モグの行っているNハウスは、たぶん、Ⅰ型。
ウィキでみると、Ⅱ型やⅢ型ではなさそうなので。(^^ゞ
家に引きこもりがちな障害者のため、
まずは外に出ることを目的にして居場所を、ということ。
行くことに意味がある。
睡眠障害があったり、昼夜逆転があったり、ついだらだらと過ごしやすい人にとって、家から出て、行けば、仲間がいる。
同じような悩みや苦しさを持つ人がいて、話ができる。

モグの行っているハウスは去年の四月にオープンした。
その前から、別な場所で週に一回の茶の間的な場所があったのだけれど、ハウスが出来たことで、月〜金の10:00〜16:00、居場所ができた。

ただ行っても、無目的では続かないということで、体を動かすゆるゆるヨガとか、パソコン教室とか英会話とか、SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)とか、やるようになった。
SSTとは,エス・エス・ティ,社会生活技能訓練などとも呼ばれることがあり,前節の認知行動療法と社会学習理論を基盤にした支援方法の一つである。
社会の中で,相手から自分の望むような反応(望むような回答,理解など)を得るためには,一定の認知や行動(言動)のスキルが必要である。たとえば,親しくなりたいと思うクラスメートへ話しかけたときに,相手も同じように自分と親しくなりたいと思い,それを表現してくれるような結果が得られる話しかけ方などは,人によっては何の苦もなくできることであるが,一部の若者にとっては,一定の知識を得て,訓練をして,初めてできるようになることである。そのようなときに,必要な知識(どのような言動が望ましいかなどの情報)を与え,練習(行動リハーサルなど,ロールプレイなどを通して実際にやってみる体験)できるように支援の順序とコツを定め,構造化した支援の方法がSSTである。

モグは、熱心に通ったと思う。
最初は週に2,3日だったけれど、アキレス腱断裂の足が治ってからは、体調の良いときはほぼ毎日行っていた。炎天下の夏も、雪の冬も、徒歩30分ほどの距離を歩いて通ってた。
モグは睡眠障害もあるので、時には日に3〜4時間の睡眠で36時間活動とか、逆に2昼夜トイレも行かずに寝つづけるとかww
でも、昨年の暮れのあたりから、スタッフにならないか、との提案もあり、なおさら真面目に行っていた。

モグは、基本的に真面目なんだ。
派遣で仕事を受けていたときなど、真面目過ぎて、頑張り過ぎて、エネルギー切れになってしまって体調を崩し、例えば、前の職場など3ヶ月ほど真面目に入って、ダウンしてしまった。風邪をきっかけに行けなくなって、結果、仕事先に迷惑をかけてしまって(だって、派遣社員なんて忙しい時にきてもらうもので、忙しいときに休まれたら迷惑だよね)で、クビになったのだった。

あれから、2年ほど、いや3年になるか、仕事できないでいた。
わたしは見守るしかなかった。
何があってもモグの見方だよ、と。
そりゃ苦しいわよ。いい年をした娘が布団に籠って、モグモグしてるんだもの。
でも、モグちゃんがいて、バーサンの最期を看取るとき、支えにもなってくれたんだ。
気配りの行き届く、気を遣い過ぎることもある、あの性格で、わたしを支えてくれた。


なんか、話があっちこっち、飛びますね。(^^ゞ
書き始めれば長くなるのは分かっていたので、なかなか書けなかったのだけれど、モグのこと、書いておきたかったの。

ハウスに通い始めて、最近も、週に4〜5日は行けていた。
ハウスの利用者さん(統合失調症、発達障碍、双極性障害(躁鬱病)とか、障碍の形はさまざまだけど、生き難さを抱えている人達)が、増えてきて、スタッフを増やさなければ…(利用者さん当りのスタッフ数が決まっているらしい)というときに、スタッフの一人が急遽やめてしまって、モグにお声が掛かったのだ。

それが昨年暮れのこと。
スタッフになれば、少ないけれど(コンビニの店員程度の…、あ、東京圏の時給と違ってこっちの時給はかなり安いのよ)時給もでる。
(ハウスの利用者の場合は利用料は要らないけれど交通費が半額支給されるだけ。モグの場合、ふつうの人のバス代は往復400円だけど、障害者手帳をもっているので半額の200円かかる、その半額で一日行くと100円支給されるのだ)
スタッフとして、各種のイベント(cakeの会とか、SSTなど)の補助とか、利用者さんの話し相手とか、掃除とか、どれもモグの出来ること。利用者さんについては、「◎◎さんは何々だから、何々に気をつけなければいけないの」とか「△△さんは何々だから、ほどほどに話を聞いておかないと」など、ほんと、感心するくらいそれぞれの利用者さんに対して目が、気が、行き届いてる。

利用者として、行けるときは行き行けないときは休む寝てる、とは違って、スタッフとなると責任もでてくる。モグにとって、久々のお勤め。小さな一歩だけど、モグにとっては大きな一歩。

問題は、彼女の、睡眠障害。ちゃんと起きて、体調を整えて、スタッフとしてやっていけるか…。
今は、利用者なのだから10:00に行けばいいのに、8:00には家をでて、8:30過ぎにはハウスに着いて、施設長さんが来るのを待っていたりとか、はあ〜。

親ばかだね。
いい年をして、いい年をした娘のことを心配してる。


ただ、ダメージに弱い精神障害者だから、スタッフとして仕事をちゃんと出来なくてスタッフを首になったとき、ハウスの利用者としても通えなくなること、それを心配してる。

ふう〜。やっぱり、書き始めたら長くなってしまった。
ごめん。
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by hidaneko | 2014-03-08 23:08 | かぞく | Trackback | Comments(2)
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Commented by ぼやっきー at 2014-03-08 23:53 x
最後のごめんが意味不明だけれど
自分のことのように嬉しくもあり
また、我が家の王子様の行く先を
同じように思い
毎日バタバタしております
親バカですわ
うちのばあいは、小学生高学年でのイジメから不登校になり高校を辞めて
私立校に編入して二十歳まで通って
卒業し、現在も、完全に自宅にこもって
日々暮らしておりますから
心も少しずつ大人になっては来てるけど
社会とは完全に隔離された状態です

でも、ありのままを受け入れて見守る事しか私にはできません。
だからこそ気楽に考えることにしています。
Commented by hidaneko at 2014-03-09 00:24
>ぼやっきーさん

「ごめん」は、ブログに来てくださる方々に対し
長くなってごめん、の意味でした。

親は、親ばかでいいと思います。
子の味方は、究極、製造責任者の親ですから。

そう、まるごと、そのままの子をうけとめて
丸ごと肯定して、丸ごと引き受け、見守る…

はい、親ばかです。(^^ゞ


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