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もうひとつの人体実験(シャンプー剤レス)

こっちの方は、今朝のヤケドと違って1年半以上になる。

数年前から、歯を磨くのに歯磨きペーストは使っていなかった。
いや、ぜんぜん使わないわけでなく、たま〜に使っていた。
普段は、朝昼は食後に歯ブラシでブラッシング。
寝る前は、ブラッシングの後、歯間ブラシを使って、
その後、デンタルフロスを使って徹底的に。
10〜15分かかるかな。
このやり方は、歯科医に習った。
歯垢が虫歯を形成するまで繁殖するのに時間かかるから、
徹底的に磨くのは1日に一回でいい、って。

歯磨きペーストを使うのは、歯の色を落とすため。
コーヒーマニアだから、歯にどうしても着色するのね。
それを落とすために、研磨材入りのをたま〜に使う。
あと、人に会う前もつかうことがある。

…という下地がありまして

さらには
「体を洗うとき、石鹸をつけるのは毛の生えているところだけでいい」と
これも、以前、どこやらで聞きまして。
ひとの肌には常在菌というやつが生息してまして
それがバリアーを作り、他の雑菌が繁殖しないようにしてるって。

うん、ナイロンタワシなどでごしごし洗うのは角質層を痛めるし
石鹸に入っている界面活性剤は肌の皮脂を必要以上に取ってしまう、と。
取られた皮脂のかわりに、他のクリームなどを塗るのは愚の骨頂。
クリームには油分と水分を溶け合わせるのに界面活性剤が使われているし
界面活性剤は、肌を荒らす元。
皮脂を取り過ぎて、あとで油脂を塗るより、取り過ぎない方が鍵、と。

ここまでは分かってた。
実践もしてた。
石鹸をつかうのは(あ、ボディソープなんて合成洗剤はもってのほか)
さっきも書いたけど、毛の生えているところだけ。
頭と、脇と、お尻の周辺。だった。あと足の裏。

そんなとき、シャンプーレスを聞いたのでした。
シャンプーレスっても、洗髪をしないというのじゃない。
シャンプー剤をつかわない、お湯だけの洗髪。

わたし、シャンプー剤には凝る方だった。
娘アリさんの影響で、シリコン剤の入っているのは避けるように
成分を見て、なんたらジコンってのが入ってるのは駄目、って。
なんせ、歳が歳だし、髪に張りツヤはなくなってくるし…
それに必要悪の白髪隠しのヘアダイしてるし…
シャンプーを選び、トリートメントを選び、してた。

で、シャンプー剤レスを聞いたとき、まず思ったのは
「髪がぱさぱさになるんじゃないかな?」ということ。
刺激の少ないシャンプーを選び、卵配合のトリートメントして
さらに髪が湿っているときにホホバオイルを薄くつけてたもの。

若い方はシャンプー剤レスにすると脂でベトつくのでは、と
そちらを気にするらしい。あと臭いと。
わたしの場合は、ぱさつき、がさがさ…が気になった。

でも、人が良いと言うこと、試してみても良いんじゃない?
自己責任において、人体実験。
駄目だったら、合わなかったら、元に戻せばいいだけ。

で、やってみました。おそるおそる。
お湯だけで、どれくらい洗ったら良いのか、試行錯誤。
結果、シャンプーを使っていたのと同じくらいの時間、
下洗、シャンプー洗い、シャンプーを洗い流すくらいの時間、
シャワーを掛けながら、地肌を主にお湯だけで洗う。
(流れ落ちるお湯を洗面器で受けてたら6杯分でした)
これで、快適な洗髪を手に入れました。

最初は、少しぱさつきが気になったけど、
そのうち、皮脂の出方が自然と調整されたのか、
洗髪後にホホバオイルをつけなくてもよくなった。
洗って、乾かして終わり。
単純なストレートボブのせいもあって、至極簡単。
(月に一回、必要悪の白髪染のあとだけ、シャンプー使ってます)

モグに奨めたけれど、なかなか、たじろいでいた。
やはり、若いから、べとつきを気にしたらしい。
でも、買い置きの、高品質のシャンプーが無くなって
さて、自分で買うか?という段になって
高品質(高価格)のを買うのはヤダな〜、ってことで
彼女もシャンプー剤レス生活に突入(笑)

彼女も約2ヶ月経ちますが、ベトつきも気にならなくなったと。
たまにトリートメント(これはまだ残ってた)するけど
キシつきも、ベタつきもないって。はっはっは(^-^)v
by hidaneko | 2014-03-05 22:24 | からだ | Trackback | Comments(0)


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