最近、憲法を読み返してる

雨が上がりました。
何日も何日も、日に何回もの土砂降りで、地面に吸い込まれていた水が
太陽にカッと照らされて、水蒸気になって上がってくる、上がってくる。
道をあるいていても、むわっと、蒸し風呂のよう。
店にはいると冷え冷えで、出るとむしむしで、塩梅悪くなりそう、とおもったら、激しい頭痛がはじまりました。

そんな頭痛のするところへ、バカな? というニュース。

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130730-OYT1T00050.htm?from=tw

YOMIURI ONLINE より

【ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演】
麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。

 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と語った。
(2013年7月30日07時32分 読売新聞)


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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/29/kiji/K20130729006320770.html
スポニチより

【麻生副総理 改憲でナチス引き合い、都内の講演で語る】
 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。

 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。

 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。

 安倍晋三首相や閣僚による終戦記念日の靖国神社参拝を念頭に「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」とし「静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない」と話した。
[ 2013年7月30日 01:10 ]

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最近、ともだちに勧められて「高校生からわかる 日本国憲法の論点」(伊藤真/トランスビュー・刊)って本を読んでる。
政治的な脳ミソを持ち合わせていないのだけれど、こう改憲について言われてくると少しは勉強しなくちゃ、と思って。でも、難しいことは分らないし…と思っていたら、この本は、にゃんこ頭のわたしも、とても分かりやすかった。
その中で、何度も出てくる言葉が、「憲法とは国民を縛るものではなく、国家権力の行使に歯止めをかけるものである」って。

また、これも友だちに紹介されて買った、525円也の「日本国憲法」(小学館アーカイブス)も手元に置いて読み返しているのだけれど、よくできている憲法だと思う。
その中の憲法第九十九条に
「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」
って、書いてある~。

今回の麻生氏の発言、副総理という立場にいるひとが、憲法を疎かにしてる。
ナチスの手口学んだら…って発言。つい本音がぽろりなのか、あるいは、反面教師として引いているようにも読み取れないのだけれど。
こういう人たちが権力を握っているって、この国あぶない方向へ行こうとしてるのでないといいのだけれど。





【続報】
東京新聞より

あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨

2013年7月31日 朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相の二十九日の講演における発言要旨は次の通り。
 日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧だ。改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。
 ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。憲法が良くてもそういったことはありうる。
 憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。
 「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい。


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>「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。

やっぱり、分んないや。
反面教師として、とは読み取れない。
「こっそり変えちゃえ」と読めちゃう。

>靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。

ひだまりねこも、国を守るために命を投げ出してくれた人たちに感謝することにやぶさかではない。
でも、靖国神社って軍人を神格化して祭ってるのよね、そこに賛同できない。
神道の信者だけじゃなく、仏教徒やキリスト教徒、ユダヤ教徒、そのほかの宗教なども……いたかも知れない。それらの方々を、信ずる宗教に関係なく、ひっくるめて丸ごと神霊として「霊璽簿」ってのに名前を書いて祭ってるのよね。そこには宗教の自由はない!

第一、国を守るため、命を捧げた人たちって、軍人だけじゃないし。たとえば、ひめゆり部隊とかも…。
「お国のため=天皇に命を捧ぐ」ってのはあの時代だったから仕方ないのかも知れないけど。
そういうふうに、だまされない為にも、今の憲法を大切にしたいとおもう。
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by hidaneko | 2013-07-30 13:52 | うきよ | Trackback | Comments(3)
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Commented by ぼやっきー at 2013-08-02 17:12 x
今日はお昼休憩がうまくとれなかったので、もうすぐの帰宅準備中で替える前にここ覗いています

そそ ほんまに あほちゃうかと仮にも、現政権の重役級ポストにおる人間からでてくることばかと ほんまにあほちゃうかと

つまりは、なんとかして、改憲して、武力行使ができる状態にもっていきたいのだろうなぁと 

いろいろな意見があって、国があるので、どんな意見でもまずは聞くというスタンスで生きてきた私ですが、さすがにあきれて開いた口がふさがりません そこからよだれがだらだらながれてます
私たち個人は小さい小さいものだけど(私はでかいけどw)
でも自分自身の考え方を示すことはだいじなんだろうなあとこの方みていてもそれは感じたので・・・・うーーん むつかしい
でもまぁ こんな人に重要なポストあげたやつが一番もんだいなんじゃないでしょうかね・・・ 本当に怖いなぁ
Commented by hidaneko at 2013-08-02 20:33
>ぼやっきーさん

最近は、考えれば考えるほど(ねこの脳ミソですから程度が知れてますが)
腹の立つことばかりです。
わたしは、無学な庶民です。特にアカでも左でもありません。
エプロンして下駄履いて、縁側でひなたぼっこしてるおばさんです。
支持政党無しの浮遊層のひとりです。
でも、その庶民の肌感覚で、この国どうなるんだろう?と思います。
国の往く末、とか、大仰なことはかんがえられませんが、
子に、孫に、まともな世の中を残したいとおもっています。

だけど、どうしたら、いいのか。あーあ、と嘆息。
Commented by ぼやっきー at 2013-08-02 21:12 x
本当に
私も全くもって同じ感覚であります
普通のおっさんがこども達の未来を心配してます
私も胸張って無所属無党派支持政党は
コロコロ変えながら生きてやろうと常日頃から考えてはおります
哀しいかな支持したいそれが無いんですよ


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