ヘミセクション(分割抜歯)

思いきって抜いちゃえばいいのだろうけど
悪あがきで、割れた歯の根を取る手術をしてきた。

……………

前に書いた日記の2012.04.06
エムドゲインを使わなかった話
で、歯の根が割れていると言われ
再生治療はあきらめ、保全的治療はしてきたのだけれど、
割れたヒビに菌が入っているから歯槽膿漏が治りにくいのだ、って。

割れているのは上顎の左の大臼歯の、3本ある根のうちの1本。
で、歯そのものを抜くのではなく1本だけ切り取ろう、って。

「へえぇ〜、そんな治療法があるの〜?」
と思ったら、あるんですって。
「残った2本の根で歯をささえるから弱くなるけれど
これで、また、しばらくもつでしょう」
話題の奥歯は、左上。ブリッジの脚になってる大事な歯。
これが抜歯となると、部分入れ歯になっちゃうのよ。しくしく。

たぶん、先生、この治療をやってみたかったのでは?と思う。
だって、なんか、考えただけで難しそうじゃない?
ばっさり、歯を丸ごと抜いた方が楽に決まってる。
だけど、「こんなやり方もありますよ」と教えてくださった。
そして、わたしも、コウキシンの強い女。
どうなるものか、試してみたかった。
部分入れ歯になる前の、悪あがきです。うふふ・・・

今日の15:30の予約で治療ブースに案内され、
治療イスに座って、顔に青い覆い布をかけられて、
表面麻酔をして、麻酔の注射して
あっと思ったら、すぐに
ガリガリ、ガキューン、ガジガジガジ(切って根を掘って)、
キュインキュイン(と断面にやすりをかけている感じ)
「はい、止血のためガーゼを噛んでてください」
で、手術はおわり。

あと、歯科助手の方から術後の説明、
麻酔の切れた後のことや、周囲が腫れるとかあるかも等
食事や歯磨きの注意などを聞いて、
「あと、血が止まったか確認のために先生が後でいらっしゃいます、
少しお待ちください」とわれて、
ガーゼ噛みしめながら、ぼけーーっと治療イスに座ってて。
止血を確認してもらい、次回の予約を決め、
会計におりてきたのが、ちょうど16:30。
診療科へ上がって下りてくるまで、まる1時間でした。

診療明細を見たら
「ヘミセクション(分割抜歯)」とありました。(こちら
ヘミセクションとは、下顎の大臼歯の2本ある歯根のうちの1本を切断して抜いてしまう治療法です。

歯根が折れてしまったり、穴があいてしまったりして残しておくことが不可能だけど、もう一方の歯根は残せそうだという場合に、ヘミセクションが行われます。

ただし、ヘミセクションを行った歯の予後は一般的にそれほど良くありませんので、ヘミセクションはあくまでも抜歯を先延ばしにするための「延命処置」と思っておいたほうが良いでしょう。

また、上顎の大臼歯の3本ある歯根のうちの1本を切断して抜く場合にはヘミセクションではなくトライセクションと言いますが、あまり区別をせずに、上顎の場合でもヘミセクションと呼んでいる歯科医師もいます。


以上の治療で、
基本診療料*地域歯科診療支援病院歯科再診料
      再診時歯科外来診療環境体制加算 71点
医学管理料*歯科疾患管理料 110点
院外処方料*処方せん料(その他) 68点
処置料*歯周基本治療処置・1口腔につき) 10点
手術料*ヘミセクション(分割抜歯) 470点
………合計で、3割負担で2190円也でした。

リンク先でも書いてあるけれど、
>あくまでも抜歯を先延ばしにするための「延命処置」
悪あがきなんですね。どれだけ持つかは人それぞれらしいです。

帰宅後、麻酔が切れたらどんなに痛むか案じていたんですが
鎮痛剤を飲んで、それほど痛くないので、ホッとしてます。
ご飯、普通に食べていい、と言われたけれど、
いじったところ、まだ歯肉があがってないから小さな穴になってて
そこにご飯粒なんて入っちゃったら……困るよね。
だって、今日はまだ歯磨きできないの。
ぶくぶくうがいもだめっていうんだもの。
軽めのものを、チョロパっと食べて、
少々は空腹ぎみの、ひだまりねこでした。
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by hidaneko | 2012-09-10 20:50 | からだ | Trackback | Comments(0)
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